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日々メディアに煽られて

令和の米騒動。

米不足によりスーパーから米が消えたとメディアで報道がされている。

去年の猛暑で米が不作だったとか、インバウンド観光客の増加で米消費が増えたとか原因がいろいろ推測されている。


初めは不作によって米が品薄になったのだろう。

ただ、スーパーから米が消える事態になったのは、少なからずメディアの影響があるのではないだろうか。


「令和の米騒動」と名前を付け、

ここのスーパーでも米が不足しています!

本日分の米の仕入れはこれだけです!


と、米がないことを仕切りに報道する。

消費者は「米がなくなったら困る!」と購買活動が活発になって、必要以上に米を買う。


結局、始まりは不作による品薄かもしれないがメディアの煽りによって米不足が急速に進んだのではないか。



今回の米に関わらずメディアに煽られて、消費行動が加熱する現象がよく起こる。

人間心理として仕方ないことなのかもしれないが、もう少し冷静になって社会生活を送りたいものだなぁと世の中を見て思うのだった。



もう一つ、最近のニュースで思うことを。

今、話題の人と言えば兵庫県の斎藤県知事。
9月中旬の現在、連日知事の話題が報道されている。


兵庫県知事のニュースを見て苛立った人も多いのではないだろうか。実際、県庁には苦情?の電話が殺到しているらしい。

兵庫県民が「県政がストップしたら困る」などの理由で苦情を言うのはわかる。

ただ、それ以外の外野が苛立ったり文句言うのは、なんでだろう?


パワハラが許せないのか?
早く辞めないからか?

これもメディアに煽られてるのかなと。

ああいう記者会見の報道って、要は切り抜き動画と同じなわけで。インパクトがあるところをピックアップして報道している。

県職員のインタビューを報道しているメディアもあるが、使えそうなインタビュー内容だけをピックアップしているのだろうなぁ。


最近は知事が辞めないことが問題だ、みたいになってるけど、知事が辞めたら解決なのか?

実際にパワハラがあったのか、パワハラは属人的な問題なのか組織の問題なのか、今後パワハラが起こらないようにするにはどうしたらいいか。

そこが大事なんじゃないかな。


ま、県知事のことが気に食わない人からしたら、引きずり降ろせたらなんでもいいのかもしれないけど。



メディアは大事だ。
自分が知らないことを届けてくれる。
世界中のことを知ることができる。

ただ、そのニュースに入り込み過ぎてしまっているなと思った時は、ちょっと冷静になって考えたい。

あれ?これは煽られてるのでは?と立ち止まって自分の頭で考えることが大事。そして複数のメディアから情報を取り入れるのが大事かなぁと思う。


これからもメディアに煽られ情報に振り回されるのだろう。それでも、できるだけ上手にメディアと付き合っていく術を身につけていかなければ、と思うのでした。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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