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自分が【外国人】になる経験

私は海外旅行の経験があまりなく、
今まで行った国は
シンガポール、台湾、韓国の3カ国。

シンガポールは今から10年ほど前。
ツアーで行ったし、日本語通訳の人もいたので
特にコミュニケーションなどに困ることなく
楽しい海外経験ができた。

次の海外旅行は
コロナ影響もあってだいぶ期間が空き
今年2月に夫と台湾へ行った。

台湾は夜市が有名で凄い賑わいだった。
どの屋台も行列で、2人で並ぶと効率が悪いので
夫婦で別々の屋台に並び
手分けして食べ物を調達することになった。

人がごった返す海外の夜市で
私は海外経験がほぼないのに
夫と別行動をしたのだ。

しかもこの時、私のスマホは訳あって圏外。
夫のスマホにテザリングしてもらわないと
ネットに繋がらない状態だった。

スマホが使えず言葉が通じない場所で
1人になるのは想像以上に心細かった


なんとか夫を見つけることができた時
めちゃくちゃ安心できたのを覚えている。


【外国人】を経験してから

言葉や文化がわからない場所での心細さ。
この経験をしてから、
訪日外国人への見方が変わった。


ある日、地元のバスに乗っていると
1人の男性が

「このバスは〇〇に行きますか?」

と書かれたスマホの画面を見せてきた。

よく見るとそれは翻訳アプリの画面で
彼は韓国人のようだった。
1人で観光地に向かう途中なのだろう。


海外のバスって不安だよね。
電車以上に路線が複雑でローカルルールがあって
本当に目的地に着くのだろうか?と心配になる。

彼もこのバスで合ってるのか、
不安だったのかもしれない。

彼の不安が少しでも取り除けたらいいなぁと思い
笑顔で「OK!」と答えてみた。

その瞬間、私の気のせいかもしれないが
彼の表情が少し和らいだような気がした。

「ありがと!」と日本語で返事をくれた。


日本に住んでにいる限り
自分が【外国人】になることはない。

日本を出て外国人になってみて
初めてわかる景色がたくさんある。


私の拙い英語に真摯に耳を傾けてくれる人。
知ってる日本語で話しかけてくれる人。
ジェスチャーでなんとか伝えてくれる人。

そんな海外の人の気遣いが心細さを和らげてくれる。

その心細さを知ってるからこそ
訪日外国人には親切に対応したい。

そうやって親切心が連鎖していけば
世界はもっと繋がるんじゃないかなと思う。


訪日外国人のマナーが云々言うけれど
私はできるだけWelcome to Japan!な気持ちで
世界の人を迎え入れたい。



そして先週は韓国旅行に行った。
韓国の人は皆親切だった。
韓国が好きになった。また行きたいな♪

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
韓国の写真載せて終わります〜

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