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昭和のデジタル時計は高級品だった④

オリエント時計は今やセイコーの傘下になりましたが機械式時計も結構型破りなものを発表していました。この時代のデジタル時計のアラームはいわゆる電子音でした。そこでオリエント社はメロディーアラームを発表したわけですがなぜか今でもデッドストックが入手出来るみたいですね。

チャコールグレーミラーダイヤルです。
光の角度によってミラーになります。

この時代のデジタル時計はやはりかっこいいです。当時のビジネスマンは「時」を直感で読み取ることができて、また会議などの時間管理を腕時計に任せることが出来たわけですね。しかもクオーツですから月差も数十秒の精度ですからそれは革命だったでしょう。

アナログクオーツのアラーム時計ってあまり記憶が無いのですがそれまでは機械式アラームが主流でジャガー・ル・クルトのメモヴォックス。オメガのメモマチックなどがありましたが設定時刻に対し±10分くらいはありましたから所有する時計の癖を知ってから使用したものです。セイコーの機械式アラームはベルマチックで各社独特の音色で鳴らしています。

何でもスマホで出来てしまう現代ですが少しアナログを楽しむのも良いかもしれません。




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