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〈実話ホッコリ🍳〉平安時代の女性霊が食べてみたかったファミレスのあの料理

こんにちは、椿あんこです🎵

先月の作品で、「ファミレスで現れた妖怪」の話を書きました。
まあ、その妖怪は私の背中についているものなので、そこに居続けているのではないのですが、

マミコが言うに、行くファミレスごとに会える幽霊が違う、とのことなので、
まるで、その霊と○○のファミレスで待ち合わせているようなイメージなのです。



しかし、普通に、地縛霊的な幽霊もいます。


今日は、某ファミレスに地縛霊的にいる
とある女性霊の話を書いてみたいと思います😊。



⛩️ファミレスの通路の真ん中に座る霊


マミコと、某ファミレスに行った時のことです。

そこのファミレスは、マミコが生きていた時はお気に入りで、
二人でよく出掛けていました。
ドリンクバーを飲んで、ダラダラと長話しながら😊。
懐かしい想い出です。

そこの店舗にはよく行くので、
行く度にあちこちのテーブルに座るのですが、
ある日マミコが、通路の真ん中を見つめてこう言いました。



マミコ「そこに、女の人が座っているのよねぇ」


私「え!幽霊?😳」



⛩️平安時代の女性霊


その女性霊は、私たちがそのファミレスにいくと

いつもいました

若い女性ですが、粗末な服を着ています(マミコ談)。
服なのか、ボロ布なのかわからないものを
身にまとっているようです。
もちろん裸足です。
髪の毛もボサボサ、というか、伸びたい放題に伸びていて、
あまりに長くなると、平たい石を台にして
屈むようにしてそこに自分の髪の毛を持っていき、
鋭い石を手に持ち、髪の毛を短くカットしているそうです。

私「斬新なカット方法だな。。。」


なぜ、平安時代の女性とわかったかと言うと、
私たちが空海の話をしていた時に、
「その人ならここ(この界隈)にも来たよ。
みんなで見に行ったよ」
と話してくれたからです。

平安時代というと、寝殿造の雅な貴族を思い浮かべてしまいますが、
「こういう階層」の人も、もちろん存在していたのです。




⛩️害はない、地縛霊


私は、そのファミレスに行く度に、
「あの女の人はいるか?」とマミコに聞きました。


マミコは、「え~とね、、、」と、
視るモードに入ります。

マミコはいつでも幽霊が視えたい放題というのではなく、
ラジオの周波数を変えるように、
視える、視えないモードを変えるのです。


マミコ「いるわよ。通路に座っている」

もちろん、他の人には全く見えませんので、
その女性が通路の真ん中に座っていても、
皆、気にせずそこを通ります。


通路に3Dのプロジェクションマッピングが映っていて、
人々はそこを遠慮せずに
通過しているイメージでしょうか😊。


その人はただ、座っているだけです。
悪さをするわけでも、誰かを呪っているわけでもないのです。
そもそも、どういった経緯で
成仏しないで地縛霊になっているのか、わかりません(聞くの忘れた)。



⛩️ある日、女性霊に提案してみる


その平安時代の女性霊は、マミコが尋ねると、
質問に答えてくれるようになりました。
その会話内容は残念ながら、私がイマイチ覚えていないので再現できません😅💦。

でも、そこのファミレスに行く度にいるので、
私はある種のファミレスの常連仲間みたいな気分になって来ました(笑)。

一同「幽霊とファミレス仲間(笑)」



そこで、ある日、私はマミコに言いました。



私「あの女の人さあ、いつも地べたに座っているけど、椅子に座ればいいのにね」


マミコ「そうねえ。声かけてみましょうか」


一同「まさかの幽霊に、一緒にお茶しませんか声かけ!」


⛩️私の隣に座ってきた女性霊


マミコ「席にきたわよ。」


平安時代の女性霊は、私の隣に座って来ました。
見えんけど。


するとそのタイミングで、店員が食事を運んで来ました。
まだモーニングの時間帯でしたので、トーストとスクランブルエッグを。

しかし、私が頼んだのは、目玉焼きの方でした。


私「あ、それは、頼んでないですね」

店員「😳!!失礼いたしました💦」

店員さんは、あわててスクランブルエッグのお皿を引っ込めようとしました。
その瞬間、平安時代の女性霊が言いました。


「それ、私の。。。」


私「え? あ、 え?!」



⛩️スクランブルエッグが食べたかった?

そうか、この人は、ずっと地べたに座っていましたが、
店員が運んでくる色々な現代料理を眺めていたのかもしれません。

そして、平安時代にはおそらくなかったであろう、
黄色くてつやつやしていてふわとろのスクランブルエッグを、
一度食べてみたかったのかもしれません。




いつしか、私たちはそこのファミレスには行かなくなっていました。
いや、行っていたのかもしれませんが、
いつの間にか、その女性霊のことを忘れていました。
先日、友人と久しぶりにそのファミレスに行ったのですが、
帰宅したあとに、スクランブルエッグが食べたかったあの女性霊のことを、
ふと思い出しました。


私「今も、地べたに座っているのかなあ😊」





椿あんこでした。
今日もお読みいただきありがとうございました。
スキ!もいつもありがとうございます✨

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