バレンタインデーの思い出が小学校で止まっている、驚愕の事実
明日はバレンタインデー
そう、日本の、いや世界のチョコレート業界の陰謀が巨額の実を結ぶ記念すべき日(悪意)
先日Twitterのキャンペーンでバレンタインデーの思い出を語る機会があって、必死に自分の記憶を探ってみたのだけれど、深堀しまくってようやく出てきた記憶は小学校だった。しかも1年とかの時w
今でも克明に覚えているのだけれど(笑)
手作りチョコではなく、当時通っていたピアノ教室の隣にあった不二家で買ったペコちゃんのハートのチョコレートをおこづかいで買って、お母さんに頼んでその「こーへー」君の家に連れて行ってもらった。
ドキドキしながらチャイムを押したら、出てきたのはお姉ちゃん。
私の顔をみた途端に、家に戻り
「こーへーーーーー、チョコ来たでーーーーーーーーーーーー」
って叫ぶお姉ちゃんて、今思えばかなりイケてる。
あの時めっちゃ照れながら出てきたこーへー君
野球選手になるのが夢だったこーへー君
野球選手になった時用にサインの練習をしていたこーへー君
その時のノリでドキドキしながらちゃっかりもらったサインは、今でも実家の宝箱の中に入っているよ、こーへー君
小学校4年生の途中までずっと好きだったこーへ君
元気にしてるかな?笑
次のバレンタインデーの思い出は小学校4年生の時
小学校4年生の時に転校してきた「直ちゃん」
ドッチボールの時のボールの投げかたが独特の直ちゃんにひとめぼれをした私は、それまで好きだった(といっても片思いだったけど)こーへー君からあっさりと乗り換えた。
隣のクラスの「直ちゃん」だが、幸いなことに当時最先端の学校施設としてテレビにもしょっちゅう出ていた我が小学校は、壁のない、仕切り代わりに背の低い本棚が並ぶだけのオープン教室。だから、クラスが互いに見えちゃうんだよね。
毎日毎日、なんとかして「直ちゃん」をひとめでも見ようと、授業そっちのけでひっしに目を凝らしていた。
そして決戦の「バレンタインデー」
今回の作戦は手作りチョコでの、家の前待ち伏せ作戦ww
前回のチャイム作戦では、なんとなく雰囲気がぶち壊れてしまうことに反省をし、こういったデリケートなことは隠密に行うべきだと考えての行動。
幸い家は近くだったので、通学ルート、自宅は把握済み。
学校が終わる時間帯は同じようなものだから、必死で走って帰って、前日に作ったチョコを取りに帰り、待ち伏せ場所へ。
電柱の陰に隠れる、というスーパー典型的なスタイルをとった。
ドキドキしながら、待って、待って、待って。
ついに渡したチョコレート
「好きです、付き合って下さい」なんてことを言えるような年齢ではなく、ただただチョコを渡して「好き」って伝えただけの、甘酸っぱさ100点満点の恋。
なので、この恋も特に成就するわけでもなく一か月後に、おそらく直ちゃんのお母さんが選んでくれたのであろうハンカチをお返しに貰った気がする。
後日、というか10年超しのオチ
成人式のお祝いってことで、小学校の大同窓会が開かれて参加した際に、その「直ちゃん」とたまたま席が同じで、
「あの時チョコ渡したの覚えてる?」と聞くと
「うん、覚えてる。家の直前で待ち伏せされてたのはあの時だけだった。普通にチャイム押せばよいのにw」と言われたこと。
私なりの反省は、まったく活かされていなかった。
とまぁ、立て続けに小学校のバレンタインの記憶はあるのだが、それ以降現在31歳にいたるまで約20年間、特筆するバレンタインの思い出がないのである。
というより、どういうわけかその時期にフリーであることが多かった。
なので私のバレンタインデーの戦略、思い出、知識は小学生止まりなのである。
よくいく居酒屋のハイボールは、1杯190円です。もちろん深い意味はありません。