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MX ERGOを使い出した トラックボールのすすめ

小理屈野郎は普段はThinkPadの赤ポッチ(トラックポイント)を利用していましたが、画像のトリミングなどは結構不便。そういうことから、マウスを使おうかと考え、現在のノートPCを買ったときに勝ったものを引きずり出してきてみました。
実際使い出すと結構不便なことに気づきました。理由はマウスを動かす場所がしっかりと確保できなかったと言うことです。
今まで基本的にトラックポイントやトラックパッド(ノートPCについているやつですね)を使用していたからだと思います。
それならトラックボールを使おうと言うことで調べてみました。

ネットで見てみましたが、何種類かあり、使いやすそうで人間工学的なデザインを取り入れているMX ERGOを使ってみることにしました。
結論としては、値段は結構高いがかなり満足しています。


使った感想を述べてみたいと思います。

・いいところ

1.普通に使っているほぼ全てのOSに対応している。(ubuntu含む)

商品のホームページにも、Windows, MacOS, Android, iOS, UNIX(!)が掲げられています。
小理屈野郎の場合はubuntu, Android, WIndowsの順にトラックボールの使用頻度が高いので、助かりました。

ここで、ubuntuでのトラックボールの導入のフローについてお示しします。
何かソフトが必要かと思っていたのですが、元々のubuntuのOSのセットの中にあるsolaarというソフト(logicoolのunfyingというマウスやキーボードをつなぐ無線方式)をインストールし、USBポートにunfyingのドングルを指すだけです。
これで簡単に認識されました。
unifyingのドングルを指さずにBluetoothで認識させようと努力してみましたが、ひょっとしたらPCに搭載されているBluetoothのバージョンが低すぎるせいかうまく認識しなかったです。
最初は、ソフトがハングアップしたりしていたのですが、その情報をubuntuにアップしたらしばらくしたら不具合は直っていました。ubuntuはフリーソフトで善意の有志がこのようなトラブルを対処してくれます。対応に感謝したいと思います。

Androidの場合は非常に簡単です。Bluetoothで認識させペアリングするだけです。Bluetoothワイヤレスイヤホンなどと全く一緒です。

WindowsもBluetoothで認識させましたが非常に簡単に認識させ利用することができました。製造元のlogicoolから機能を拡張するソフトが出ているのですがそちらの方はうまく動きませんでした。これもおそらくPCのスペックの問題だと思います(Windowsを導入しているノートPCは6年ものです)。

どのプラットフォームでも、トラックボールで矢印を思う方向に動かせるほか、右・左クリック、ホイール動作、ホイールチルト、一つ前に戻る、一つ後にいく、等の基本的なボタンは普通に使えています

2.角度(トラックボール本体の角度が0度と20度に設定できます)が変えられるの手首への負担が非常に少ないです。

3.内蔵バッテリーは非常に長持ちする。

Bluetooth LEという技術で4ヶ月ぐらい無充電で使用可能とのことです。小理屈野郎も最初に満充電して2ヶ月近く使っていますが、まだ90%ぐらいの残量があります。

4.接続先は2種類プリセットで保存できる。

前期のように小理屈野郎の場合は、ubuntu,Andoroid,Windowsと3つの接続先があるので、もう一つプリセットが増えてくれれば完璧ですが、普通はそこまで接続先は無いと思われますので、贅沢かも知れません。

気になる点

1.有線での接続はできない。

充電用にマイクロUSBの端子があるのですが、それを使うだけでいけないかなあ?と思ったりしました。
バッテリが入っているので過充電のことを考える必要が出てきたりするのでそれに対応するのが大変だったりするのかな?と思ったりしています。
緊急事態発生時(無線接続できないとき)にあって欲しいなと思いました。

2.ロジクールの機能拡張ソフト(ウィンドウズ用)をうまく使えていない。

これについては前記の通りですが、もし使えればうれしいなと。現在ubuntuのみ非対応です。パイが小さいのですが対応してくれればなぁと思っています。

まとめ

今回トラックボールを導入したのでその顛末をまとめてみました。
マウスより意外に便利と言うことがよく分かりました。
今後、長期の使用感についても適宜まとめていきたいと思います。


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