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電子書籍で読書を始めた理由 私の読書遍歴

今回の記事では私の読書遍歴について少しお話ししようと思います。

読書は小さな頃から好きでした。中高生の間はあまり時間が無かったのですが通学の時や塾の行き帰りに文庫本を買って色々と読んでいました。雑誌もよく読みましたね。小遣いからうまく切り盛りするのが楽しみのひとつでした(笑)
中高生の頃、一番刺激を受けた本は、山崎豊子氏の「二つの祖国」でした。

文庫本と言っても確か1冊600ページを超えるような大部で上・中・下巻に分かれていたように記憶しています。それを授業中に内職したり(苦笑)しながらなんとか時間を作り1週間ほどで読破しました。ストーリーもさることながら時代考証・時代背景に対する細やかな調べがあってのあの作品だとすごく感動しました。あの作品の奥付で読みたいなと思った作品はピックアップして読んでいました。いわゆる「芋づる式読書」。こうなるとどんどん読書が進み出します。そしていろいろなことを知ったりすることができて更に読書の沼にはまっていました。

次の読書のピークは大学1,2年生の教養部時代です。この間はそれほど大学の勉強も忙しくなかったので大学の校舎のそばの本屋で興味のある本を大人買い(笑)。下宿していたのですが、生活費として両親からもらっていたお金をやりくりして、最大限本にお金を投入していました。この頃一番刺激を受けたのは、立花隆氏の「電子立国日本の自叙伝」です。また電子書籍で読み直そうと思ったのですが、当該作品無く、また紙媒体の書籍も絶版になっているようです。


仕事をし出して最初の10年ぐらいは本当に時間が無かったです。その後結婚したり子供が生まれたりして雑誌をちょろちょろ読む程度。7,8年ぐらい前から仕事上の必要性もあって経営系の本を読み出しました。これはメモを取りながら精読、という感じでかなりの冊数を読み込みました。読んで作ったnote(講義ノートみたいなものですね)も数十冊に及びます。これは現在も役に立っていて困ったときに見直したりしています。しかしこれではたくさんのことを見聞きできないこと、そして経営系の本だけではなく文学系や論説系などいろいろな本を読み出したのがここ数年。そうして本を読み出すと、置く場所がなくなってきます。職場のオフィスの自分の本棚をはみ出しそうになり自宅にも置き場所がなくなりました。
そんなところで思いついたのが電子書籍。折しも電子書籍化される本が新刊および既刊のものでも著しく増えだしているので乗り換えてみました。
最初は8インチぐらいのタブレットで読み出したのですが、フォントのポイント数を変えることができるようになってきて非常に読みやすいなと思いました。(老眼が出て結構つらいのでこの機能は福音でした)。しかし液晶なので読み過ぎると(笑)その日の夜、寝る前に目の奥がズキズキしたり、タブレットをもっていることによって肩がめちゃくちゃこったりしたので、電子書籍専用端末(Kindle)を購入しました。Kindleはe-Ink採用で見え方はほぼ紙と同じと言って良いです。バックライトではなくフロントライトなので疲れ方が違います。更にフォントも変えることができます。私はUD系の明朝フォントを入れ、文字の太さ(ウェイト)も変えることができるので、少し太めに調整して、なんとなく週刊誌(週刊文春とか週刊新潮みたいな感じ?)にして現在は楽しんでいます。
電子端末は、最初はKindle Paperwhiteを使っていたのですが、そちらはお風呂読書専用として使っており、現在はKindle Oasisをメインに使っています。Oasisはページめくりを物理ボタンでできるので非常に便利です。
そんなこんなでここ2年間ほどは電子書籍一本槍の生活をしています。私の読書履歴はこんな感じです。


※9月28日現在新機種が発表されているようです。


※9月28日現在一時的な品切れのようです。


ちょっとしたまとめ


電子書籍の私にとって良い点
・持ち運びが楽(実際私の端末には約1000冊の本、数十冊の漫画が入っています)
・専用端末を使うと紙と同じぐらい目に負担をかけないし、フォントやウェイトをいじると紙の書籍以上に読みやすく没入感が強い
・買おうと思った本は、瞬殺で買える。そしてすぐ読み出せる。(これがあるので読みたいけど手をつけてない本がかなりあります)

電子書籍の私にとって悪い点
・基本的に個人的にはあまり思いつかない
・強いて言えば紙媒体でしかかたくなに出していない本があるということでしょうか。Amazonの当該書籍のページには電子書籍化のリクエストができるバナーがあるのですがそれを何回押してもなかなか電子化してくれません。ひょっとしたら著者の強い意向があるのかもしれません(売れっ子作家の方でも書店を応援したいとのことで電子書籍を出さないとキメてらっしゃる方もいるようです)

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