見出し画像

思索ネタについて

ここのところのnote記事の中で「視力」や「孤独」についてまとめた記事については、書評など参考(元ネタ)とするものはほぼ無く、小理屈野郎が例えば通勤途中の車でふと思いついたようなこと(キーワード)を起点として書いた物です。

アウトライン機能を使う

小理屈野郎の場合はふと思いつくのはキーワードのみでストーリーが思い浮かぶことはほぼありません
そのキーワードを時間をかけて思考を拡張させることによって熟成させ、発展させ、ある程度のボリュームになったら、それをもう少し詳しく説明したり、その段階で新しい考え方のストーリーを追加したりし、記事を完成させています。これ、やってみると結構面白いんですよね。
このプロセスをたどるのに非常に役立つのがアウトライン機能なのです。

アウトライン機能利用の実際

では、小理屈野郎がどのようにアウトライン機能を使っているかをお伝えしましょう。

アイデア(キーワード)を思いつく

結構はかないものです。これこれ、っと思っていても次の瞬間忘れていることもあります。
さらに小理屈野郎の場合は得てして車を運転中に思いつくので、あ、と思った言葉そのまま復唱し続け、車を降りたときにまずはメモをとります

「ネタの断片」ファイルにキーワードを書き込む

メモを残すのは、ポメラの中にある「ネタの断片」というファイルです。このファイルはアウトライン機能を使って記録しています。
こちらは上記のような感じで思いついた言葉を最上位階層において居ます

キーワードで思いつくことをできるだけ書き出す

もし時間があるならそのまま思いつくことをできる限り書き出すようにします。
もし無理なら、時間があるときに思いつくことを書き出して膨らまします。

しばらく熟成させる

これ、まとまった時間が無いから何気なくやっていたのですが、重要みたいです。
熟成をかけることによって、違う方向から考えが出てきて、書き足していくこともありますし、考えのストーリーが浮かんでくることもあります。
このステップは納得いくまで続けます。(内容によって熟成にかかる時間が違う、ということですね)

書き出したことのほかに何か足す必要が無いかを考える

もうそろそろ出尽くした、と思った場合はそのキーワードの部分だけを新規ファイルを作りに移します

新しいファイルで…

文章の流れを考えます。
見出しによっては入れ子にしたり、出したり、順序を変えたりする。もちろん、また、書き足す必要のある見出しは書き出す。
これで大体構造はできているはずです。もちろん忘れてはいけない、と思って内容を中途まで書いた物も含まれています。

ガシガシ執筆

流れに沿って執筆を続ける。とりあえず書き切ってしまいます
ここで新たな思索が出てきて結論などを変える必要がある場合は、また、構成を考え直します。小理屈野郎の経験では、それほど大きく構造を変える必要があったことは今のところありません。
こうしている間に文章は完成に近づいていきます。(なんとなくそんな感じを受けてきます

ここでもまた熟成

ここでもしばらく時間をおいてもでてくるものがないかどうかを確認します。
小理屈野郎の場合は、ここは形式的な感じであまり文章に変化はないです。特に制限を課しているわけではないのですが小理屈野郎の記事は2,000字から5,000字ぐらいです。文字数の多い文章などではそうではないかも知れないと思っています。

完成したら

文章を読み直します。
何か足す必要が無いか、削る必要が無いかを考えます。
文章のです・ますとか、接続詞のおかしいところなどを直します

これで文章としては完成です。

note記事を投稿し下書き状態にする

後は文章をnoteの新規投稿に流し込み見栄えの調整を行います。
ものによっては他のページや商品リンクを入れたり、読みやすいように見出しを整え直したり、太字で強調を付けたりします。
これで本当の完成です。
後は時機を見て、公開します。公開するときはもう一度ゆっくり読んでキーワードを書き出していき、それを入力して投稿完成です。

考察

この流れを見直していて気づいたのですが、思索の執筆には2つのステージがある(詳しくいえば3つのステージ)と思います。

1.アイデアを荒削りに出してくる

ふっと引っかかった言葉を書き出し、それに関わる自分の考えていることや気になることをとことん書き出す
この状態では混沌としているので出てきたアイデアをグルーピングしたり(入れ子にしたり)、グループを変えたり(入れ子の内容を変えたり移したり)、考え方の流れとして整合するように並べ替えたりします。
これで自分の思索の結果言いたいこともだいぶと固まってきます
これ以上考えが広がらない場合は、ここで考えの広さを固定する、ということでその内容を新しいファイルに移して執筆に移るということですね。

2.アイデアを整頓し、肉付けする

整頓できている見出しを見ると、自分の考えがドンドン言葉になりそうになってきます。ポメラなら執筆に集中しているのでとりあえず文章としてドンドン書き出していけます。
推敲を続けると素材(内容)としてはほぼ完成します。

3.読者の皆さんに読んでもらうのに読みやすくする

後は、せっかくの記事ですから読者の皆さんにわかりやすく、視覚的にも見やすくしていけば、記事として完成です。

1.を担当するのがプロセス型のアウトライナー、2.を担当するのがプロダクト型のアウトライナー、そして3.を担当するのがnoteに実装されているエディターの役割、というところでしょうか。

まとめ

アウトライン機能を使うことによって、思考を拡張でき(小理屈野郎はそこまでたいしたことはできていないかも知れません)、それをまとめることができることに気づきました
アウトライン機能を使う場合2つのステージがあることに気づきました。
アウトライン機能もそれらそれぞれに対応するものがありうると思います。

次回の投稿ではアウトライン機能のいろいろについてまとめたいと思います。

よろしければサポートお願いいたします。 頂いたサポートは、書籍購入や電子書籍端末、タブレットやポメラなどの購入に充当させていただきます。