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ひのと を買ってみた 炎の癒やしを思索する

このところ、デジタル読書のペースが落ちてきたり、職場の仕事も少しずつ毎日積み残しが出る ようになりました。
それを何とかしようと思って睡眠の質も上げるように努力 しました。
それらもそれなりに上手くはまわっているようなのですが、何かぱっとしないなあ とこの頃考えていました。

日頃の振り返りをしてみて感じたこと

たまたま電車に乗車中にスマホを見たときだったか、テレビをぼーっと見ていたときだったかグランピングの映像を見ました。
そのときたき火(キャンプファイヤ) をしている場面に出くわしました。
たき火を見ていると落ち着く とのこと。確かにメラメラと燃えている炎を見てゆっくりとコーヒーを飲んだり、お酒を飲んだりしているところはリラックスできそうな気がしました。
そのときに思い出したのが、芸人のヒロシ氏が書いたソロキャンプについての著書でした。

炎の揺らぎに癒やしを求める

そこで書いてあったのが小さなキャンドル風のもの(小型のガスランタン)がある 、とのことでした。
普通のろうそくをともしてゆっくり見てみる 、というのもよいかもしれませんが、なんとも味気ないです。よさそうなキャンドルを仕入れればよいのかもしれませんがこれも選択肢が多そうでたいへんそうに感じました。また、炎がむき出しになっているし、ろうそくが倒れたら、という心配 もあります。
そうなれば前掲書でのヒントからキャンプ用品でその手のものを試してみるのもよいか 、と思いました。
個人的にはソロキャンプできるような体力も財力もありませんが、ろうそく程度の炎が出るガスランタンぐらいだったら付けたり消したりもそれほどややこしくないので、ちょっと疲れたときに癒やしになるかなあと考えました。

結構おなじようなことを考える人が多くて、ガスランタンと言えば明るさを尺度として購入する方が多かったのですが、この頃は明るさではなく優しい炎を見る、という小型のガスランタンが出てきている ようでした。明るさといってもろうそく程度 で、明かりとして使う用途ではないものです。
上記のようなガスランタンは製造会社としては当初はキャンプでコンロなどで使用したカセットボンベ缶(CB缶)やキャンプ用の燃料ボンベ(OD缶)でコンロにはもう使うことができないぐらいのガスが残ったときに小型ガスランタンで使いきってもらおうとの魂胆 だったようですが、意外な使い方でバズったようです。
試しにどんなものがあるか、ネットで調べてみることにしました。

大体のものはOD缶 といってキャンプのコンロなんかを使うときに使うガス缶を使うようです。


サイズが色々あるのがわかっていただけると思います

それ以外にもカセットボンベの缶(CB缶) を使うものもありました。
さらに見ているとガスライターのガスを利用できるもの もありました。
ガスライターのガスを注入するのがメインで、それ用の充填タンクも付けいています。それ以外にもOD缶やCB缶も使える、というものでこれは便利だと思ったのが「ひのと」でした。

ひのとを買ってみた

製造元は日本で、ガスバーナーの製造業者としてもそれなりに有名なところらしいです。(SOTOというブランドで展開しているようです)

昨年から販売になったようで一時は品薄で定価以上での取引が多かった とのこと。
余りによく売れたので購入者の方々の意見を取り入れ、今年春に改善バージョンが登場した とのことでした。
アマゾンで調べてみると定価で売っている ので、購入してみました。

ひのとを使ってみる

ひのとが到着してから、昔使っていたガスライターのガスボンベを掘り出してきました。
それでガスを注入して、炎をともしてみました。
着火・消火はかなり簡単 です。きっちりとボンベを装着して、ガスの調整ノブを最大限まで開け、すかさず火屋ほや の上にライターをかざして(チャッカマンみたいなものがおすすめだと思います)やるとボン、という音がしてそのあとはきれいにろうそくのような炎がともりました。
調整ノブがあるので炎の大きさは調整できます
小さくして見るのも良し、少し大きめの炎を見るのも良し です。

消火も調整ノブをしっかりと締め込むだけです。

ガスの供給方法

ガスの供給方法はいろいろあって面白いです。

  • ガスライター用の燃料では持続時間が短い
    ガスの供給方法は、上記のように充填タンクを用いたガスライター用のガスを利用するもの です。
    このタンクを使用すると見栄えがかなりスリムなので、安定感があまりありません。少し危険に感じたので、スタビライザーといって専用の小さな三脚(別売りでした)が底面に固定できるようになっている ので、その三脚を使ってしばらく利用してみました。これで安定はしていましたが、確かに楽しいのですが、充填タンクには1時間分ぐらいの燃料しか入りません 。炎の大きさを調整しても2時間は持ちません。1回の充填でボンベのガスも結構いるようです。
    あまっていたガスボンベはあっという間に消費してしまい、ガスライターのガスをコンビニに求めにいきました。
    コンビニで30グラムの小さな缶をゲットしてきたのですがこれも5回前後充填すると無くなってしまいます。
    さすがにこれではコストパフォーマンスも悪いので、CB缶かOD缶を調達しよう と思いました。

  • カセットボンベ缶は燃焼が悪いらしい
    カセットボンベ、皆さんもご存じのお鍋をするときに使うカセットコンロに使うやつです。コンビニでも売っているときがあるので入手は簡単です。
    これをガスライター用のボンベと同じように使って充填タンクに入れるようです。
    ただし取説を見ていると燃焼はあまりきれいにしない可能性がある のでまりおすすめではないとのことでした。
    また、充填タンクを使うので頻繁にガスを充填タンクに補充しなければならない ところも痛いところです。

  • OD缶を試してみる
    長時間充填なしに使おうと思うと、OD缶が選択肢になる ようです。
    OD缶にはガスの出口のところにネジが切っているのでそのネジを利用してひのとを固定するだけです。
    OD缶は各社共通の規格 なのでいろいろな会社が出しているようですが微妙にガスの配合が違う ようです。
    説明書には、レギュラーガス(ブタンのみのガス)では炎があまり大きくならない可能性もあるので、パワーガス(プロパンガスを含むガス)を利用して下さい とのこと。
    OD缶なんて見たことはあるけどそんな種類があることを知りませんでした。ちょっとややこしくなってきたし、PL法の関連もあるので、推奨の製造元のトリプルミックスガス(プロパンガス、イソブタン、ブタンのミックス)を購入 してみました。値段も手頃でガスライター用のガスを使うより経済的でもあります。
    こちらであれば缶の底面積が大きいので安定もします 。(少しワイルドな感じになりますが)
    その気になればOD缶が丸出しにならないようにちょっとしたカバーも売っている ようです。おそらくひのとのような小型ガスランタンとしてOD缶を利用する人が結構いると言うことでもあると考えました

各供給方法での持続時間

上記のようにガスライターやCB缶を利用したら充填タンクを使うことになります。1回の燃焼は1時間半まで、というところでしょうか。
OD缶であれば250グラムのものを利用して(150グラムと450グラムのものもあります。缶の高さが変わります)、10時間以上燃焼していると思いますが、まだ無くなりません。
それなりの時間を使うのであれば、OD缶を使うのが一番簡便 なようでした。

使ってみて感じたこと

基本的に火を使用するので注意深く使用 することにしました。
具体的にはデスクで上部方向も含めて十分なクリアランスをとった上で、周囲は可燃物を排除し、換気を十分にして、CO2濃度測定器も普段から使っているものがあるのでその値を時折チェックしつつ使用 しています。
また、デスクライトは暖色系のLEDライトを使っていたのですがそれもできるだけ利用を控え 、以前にnote記事にしたリーディング・ネックライトを併用 してデジタル読書やpomeraでの執筆をしてみました。

執筆しているときに横にぽーっと炎がともっているのはよい ですね。
あまり好きな言葉ではないですが、癒やされます。
執筆していて没入していた気持ちが少しほぐれる ような気がします。
それ以外にも点火しただけでぼーっと見る時間も設けてみました 。なんかよく分からんですが落ち着く感じがします
ひょっとしたら今までぼーっとした時間を持ててなかったのかもしれないな と思いました。
これについては意識はしていて、金曜日のせんべろ通勤の帰り道などは新幹線を降りたあとはデジタル読書をせず車窓から景色を見ていた のですが、ここのところ日が暮れるのが早くなっていたのでそれもあまり効果がなかったのかもしれません。

まとめ

今回、たき火を見ると落ち着く、という話を聞いたことから、ろうそく程度の火をともすことができる小型のガスランタンの存在をしることとなり、下調べをした上で小型のガスランタン(ひのと)を購入してみました。
キャンプ用品で今まで使ったことがないものであり、燃料についていろいろと工夫が必要でしたが安定して使うことができるようになりました。
ひのとはガスライター用のガス、カセットボンベのガスなどでも利用できますが、タンクを満充填しても持続時間が短く、ある程度の時間持続的に利用しようという場合は、キャンプ用品であるOD缶を利用する方がよいと言うことに気づきました。
OD缶は容量が大体3種類ぐらいあります(150グラム前後、250グラム前後、450グラム程度)。缶の高さが変わるので燃焼持続時間や炎の高さなどを考え合わせた上で缶を選択するとよいと考えました。
利用する場合は、周囲に可燃物がないこと。説明書に書かれているクリアランスを保つこと、更にCO2モニターを併用した上で、換気をしっかり行うことが必須と考えられました。
炎にはなんともいえない魅力があり、pomeraでの執筆時やデジタル読書時にふと眼をディスプレイから外すと柔らかい光があるというのは想像以上に快いものでした。周囲の光量を絞るのも大事な点だと思いました。
おそらく、普段の生活で「遊び」のある時間や心持ちがなかったのがここしばらくのぱっとしない感がある原因だと思われました。
ガスランタンを使って少しリラックスしながら執筆や読書を行いたいと思います。


職場で短時間でもよいから少し癒やされてみようと思って導入したひのとですが、思わぬことで大活躍 となります。
その内容が次回のnote記事です。

乞うご期待

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