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おうち用のトラックボールを購入しました

以前にトラックボールのnote記事をアップしたことがありました。
その後も、職場では、トラックボールを愛用しています。
手をマウスのように移動させることなく、省スペースで、慣れてしまえば非常に使いやすいと感じています。
職場のトラックボールは、基本的に2種類の接続先(ubuntuとAndroidタブレット)を切り替えながら運用 しています。

購入までの経緯

非常に便利なので一度だけ自宅に持って帰って使おう としました。
接続先が2種類までしか登録できない ので、なかなか不便でした。
自宅では、PCとAndroidになるのですが、AndroidはBluetoothで接続しているのですが、Unifying接続用のUSBドングルを持ち歩くと小さなのでなくしそうで職場に置いたままにしていました。なのでPCも同じようにBluetoothでと思っていると、うまく認識してくれません でした。
いくら使いやすい、と言ってもいきなりいくつもトラックボールを買うのも何か、と思って様子を見ていたのですが、ここしばらくは家にこもることも増えそうなので、思い切ってトラックボールをもう一つおうち用に購入しました。

今回は、前回と同じロジクールのものを買おうと思っていましたが、全く同じMX ERGOを買うのも面白くないので、M575S という機種を買うことにしました。
ここのところ見ているとアマゾンでこの商品は結構な頻度でセールをされており、価格も5000円弱、とお値打ちになっていたのでした。

実機の撮影

実機の写真です。
写真撮影はあまりうまくないので非常に淡泊な写真ですみません。

トラックボールのボールのサイズはMX ERGOと全く一緒のようです。ボディ全体のサイズ感としては1.5周りぐらい小さめ、という感じです。保持しにくい、とか言う感じは全くありません。
右・左クリック、ホイール(押し込むことも可能です)、進む・戻るボタンのみの非常にシンプルな構造です。
単3電池1本で駆動するようです。底に開口部があり、そこに電池や、Unifying接続(後述します)の時に使うUSBドングルも収納できる ようになっています。

非常によくできていると思います。これでUSBドングルを失う、ということはないと思われます。

接続(Unifying,Bluetoothとも)

このトラックボールの接続方式ですが、Unifying接続 という接続方法と、Bluetooth接続 の2種類あり、それぞれ1つずつ接続先をメモリしておくことができる ようです。
最大2カ所まで接続することができる、ということですね。

では、それぞれの接続についてもう少し詳しく見ていきます。

Unifying接続

ロジクール独自の無線方法による接続の名称です。
これを利用しようとする場合は、USBドングルを利用した接続をする必要があります。
と言っても極めて簡単。同梱されている(MX ERGOでも同じです)ドングルをUSBポートに指すだけです。底面のメインスイッチをオンにして、その時に横のLEDが白に点灯していたらUnifying接続になっていますので、いきなり使用が可能 です。

USBドングルをPCに挿したところです


拍子抜けしてしまいました。
職場のMX ERGOは、ubuntuでのUnifying接続だったので、ソフトのインストールなどをしてやっと接続したわ、という感じでしたから。
小理屈野郎の運用では、この接続はPCとの接続に利用することにします。


Bluetooth接続

これは皆さん一度ぐらいはやられたこともあるかと思います。
まずは底面の電源をオンにして、その横にある小さなボタン少し押下して青色の点滅モードになるようにします
その上で、タブレットのBluetoothの項目を開きペアリングをします。すぐに認識してくれるので、それをタップするだけです。特にパスコードなどもいりませんのでこちらはいつも安定して接続できることが多いです。
こちらの接続は、Androidタブレットを利用する時に使おうと思います。
PCを起動するほどでもないけど、ある程度の情報を見たい、という時にAndroidタブレットでもポインティングデバイス(特にホイール)があると便利 なのです。

接続先を変えたい時は、底面の小さなボタンを押して白ならUnifying接続(接続先はPC)、青ならBluetooth接続(Androidタブレット)です。使いたい方に切り替えます。

これで、ほぼセットアップは終了です。
このまま使い続けてもかまいませんが、WindowsやMacで使用する場合はもう少しカスタマイズするためのソフトを導入することができます。

カスタマイズ用のソフトをインストール

トラックボールのカスタマイズするロジクールオフィシャルのソフトは、以下のものです。

Logicool Options

方法としてはロジクールのホームページからダウンロードしてくるだけ です。
Logicool Optionsで設定できるのは、右左クリックを別の動作に置き換えることとか、進む・戻るボタンを別の動作に置き換えることなどです。
しっかりと使いこなすといろいろできるようです。そして使っているアプリによっても動作を変えることができるようです。
個人的には、ホイールを押し込んだ時の動作として「ウィンドウの切り替え」(Alt + Tabキー押下と同じ)を指定 しています。ホイールを押し込んで画面からどのソフトに移るか、と選ぶことができるので非常に便利です。
別のページではボールの感度も調整できます。
ちなみにホイールの動作についてはWindowsの設定の中の「マウス」に関わるところで設定できる ようで、こちらのソフトから特にいじることのできる項目はなさそうです。

Logi Bolt

Logicool Optionsをインストールする時にLogi Boltというソフトも一緒にインストールされるようです。このソフトは、Logicoolの入力に関わるハードウェアを一括して管理するソフトのようです。

以上ので設定は十分すぎるぐらいです。

さて、実際に使っての感想を述べてみます。

使い心地

使い出して数日たっているのですが、快適 です。
個人的にはマウスはあまり得意ではなく、マウスでの操作はあまり好きではありませんが、トラックボールであれば、右手を大きく動かす必要がなく、無駄の少ない動作なので良いなと思います。
ボールの感度も、少し追い込んだらほぼ自分の感覚のまま動いてくれると思います。
そして、右左のクリックボタン、進む・戻るのボタンもクリックの質感は良いと思います。がたついた感じもなく堅牢な感じです。

同社のMX EROGOとの比較

MX ERGOと比べるとだいぶと品質などは落ちるのかな、と思っていたのですがそんなことはないようです。

大きさ

大きさは、MX ERGOの方が前述のように1.5周りぐらい大きいので、大きな石の上にてをのせている 、という感じです。そしてM575Sの場合は少し小さめの石の上にてをのせている 、という感じです。どちらでも操作のしにくさや違和感は感じません。
デザインの時にしっかりと検証している のだな、と考えられます。

各ボタンの押下感

これも大きな差はないと思います。おそらく使っているスイッチに大きな差はないのではないかと考えています。

ボール

ボールもおそらく同じ大きさの同じ色のボールを組み込んでいる と思います。
カスタマイズしたい場合は、このボールだけ売っています ので見てみると良いかもしれません。ものによっては色だけではなく表面の処理でポインタの動きが少し違って感じるものもある ようです。

接続切り替えの手間

これは明らかにMX ERGOに軍配が上がる と思います。
MX ERGOは、接続先の切り替えボタンがホイールの下、クリックボタンのすぐしたあたりにあり、LEDで接続先が分かるようになっています。いちいち底面にアクセスする必要がない ところが良いです。
M575Sは、一旦裏向けにして、小さなボタンで接続先を変えることになります。一手間ではありますが、そんなにしょっちゅうすることでもないので許容範囲ではあります

USBドングルの取り扱い

M575Sの場合は本体に収納可能です。しかしMX ERGOの場合は収納場所がなく、使っていなければ無くしそうでちょっと不安です。
これについてはERGO M575Sに軍配が上がると考えます。

ロジクールのトラックボール2種を購入して感じたことは、どんな機器に接続する場合でも、非常に接続も楽だし、接続した後も、安定している と言うことです。
以前購入して使っていたマウスは無線方式ですが日本の某E社のものでした。少し古くなってくると接続が安定しなくなることが多かったです。
ロジクールは世界的な会社で一つの製品でのロットもかなり大きいでしょうから、安定した品質のものを作れるのかもしれません。

まとめ

今回、ロジクールのトラックボール ERGO M575Sを購入したので、レビューをしてみました。
以前にMX ERGOを購入して現在も利用していますが、それに匹敵するような安定した使い心地を感じました。使用感、という意味ではほぼ互角ですが、接続先の切り替えのようなちょっとした使い勝手のところでMX ERGOがERGOM575Sを凌駕しているところがあると思われました。USBドングルの収納面では、ERGO M575Sがよいようです。
大きさについてもどちらも問題なく利用できる大きさで、どちらの大きさが良いか、という点については単なるテイストの違いではないかと考えました。


これで自宅の執筆環境はほぼ完璧に近くなってます。

後はしっかりと読書をしてノートを作っていくだけですね(笑)

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