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「違和感」の違和感 について思索してみました

「ネタの断片」ファイルに向かってその中のキーワードに向かい合うとしばらくして、色々なことが思いつきます。
その様子は別の記事で取り上げました。

しかしこの頃、「ネタの断片」ファイルを見ることからちょっとお留守になっているとなかなか向かい辛くなっていることに気づきました。

これはなぜか、について思索してみました。

いくつか理由の候補をまずは挙げてみました。

次々と色々な情報が流れてくるので、いちいち違和感に向き合っていられない

情報の流れという意味では、普段の生活というのは色々な小さな情報の断片が常にかなりの速度で流れています。
スマートフォンの画面なんか見ていたら、あっという間に色々な情報が自分を通り過ぎているのが分かると思います。
別に画面越しではなく、自分の視界に入っている視覚情報や耳から入る聴覚的な情報等も同じように小さな情報の断片が常にたくさん流れていると思われます。

違和感自身が非常にちっぽけなものだから

そんな中で、違和感を感じる情報というのは「違和感を感じることは感じるが、あっという間に忘れてしまうぐらい小さな情報」であることが多いと思います
だからこそ私は思いついたときは、ポメラの「ネタの断片」ファイルに書くまでそのキーワードを復唱しながら過ごすんだと思うんです。

違和感を言葉にできるまでの壁が大きいから

要するに引っかかりが小さいということは、自分の中でも何か確たるものが見えていないのでしょうね。
そう考えると有限性の不足も理由になってくるかも知れません。

有限性が足りないから?

スタートは無限な思索領域の中から思索範囲を絞る意味でキーワードが出てきたけど、まだ絞り切れていない、ということとも理解できます。
この場合は、フリーライティング(書き出すブレインストーミング)などをしてもう少し思索の領域を狭める必要があるんだと思います。
ただフリーライティングするにもそのとっかかりがぱっと見つからないのかも知れませんね。

思索モードに入っていないから

上記と関連するかも知れませんが、思索モードにうまく入り切れていないというのも理由になると考えます。
思索の領域を狭めるためには思索モードに入らなければならない。その思索モードにうまく入り切れていない、という「負の連鎖モード」みたいなものに入っているのかも知れません。

醸成期間中だから?

その他に理由として考えられるのは、ファイルに書いた後の醸成期間に当たっている時期だから、という考え方もできるかも知れません。
この場合は、少し待てばいいのかも知れませんね。
もちろん締め切りと下書き原稿の兼ね合いから、待っていられない場合もありますが(苦笑)
あと、待てば待つほどゴミ箱いきになりそうなものもあります。
此方の解釈としては、違和感を感じたがそれほど問題ないものだったと言うことなのかも知れません。

違和感のレベルの問題

以上のようなことから考えると、キーワードの違和感のレベルが色々とあると言うことではないかと考えます。
確かにキーワードを書き出す段では違和感のレベルは小理屈野郎的にははっきりしません。おそらく並列(レベル差なし)と認識していると思います。
また、「ネタの断片」のファイルの中ではキーワードの階層は一定(常に一番上の階層)にドンドン並べています。これも影響を及ぼしているのは間違いないなと思いました。
鼎の軽重を意識せずにキーワードを並べることで色々な発想をできる訳なので、キーワードについては書き出すときに階層を決めてしまわない方がメリットは大きい(キーワードごとにファイルを割り振らないのも同じ)と考えます。
逆に、キーワードから思索モードに入るまでに時間がかかったように見えているキーワードは自分の認識上かなり漠然としていることだとも言えると考えます。
その場合は丁寧にフリーライティングをしながら、ある程度思索の領域を設定し、さらに思索を続けて掘り下げていくことと、なるべく頻回に「ネタの断片ファイル」に触れるというやり方しかないと考えます、
今回感じたこのような違和感は、たまたま漠然感の強いキーワードが続いた、ということ結論づけました

まとめ

「ネタの断片」ファイルのキーワードに向かうときに少し感じる違和感について思索してみました。
思索の結果、現在の所結論としてはキーワードの違和感のレベルの差、というところに落ち着きました。
違和感のレベルをそろえたキーワード出し、というのは思索の範囲を最初の段階で大きく制限してしまうものであるので不適当であると考えられ、「ネタの断片」ファイルではキーワードを思いつくまま書き出すスタイルは変えるべきではないと考えました
キーワードによっては少しゆっくり醸成する必要があるものが存在すると言うことに気づきました。その場合は気にせず淡々とフリーライティングから進めるか、もう少し醸成の時間を待ってみるかで対応すべきと考えました。
違和感を考える違和感には淡々と対応すべきと思いました。


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