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『まほろばの空』
夜の空を飛ぶ硬い鳥
天才が集まる手に座る
手の下を見るとずっと平野が続く
今は夕飯作りや残業をしているころかな
下の星がきらきらと輝いている
目的地を向いて右に曲がる
真っ暗で何も見えない
まるで天地がひっくり返ったよう
夜の空気の中を通っていく
体がふわりと揺られる
雫の中かな 何もかも見えない
ジェットコースターで下るときのような
ふわふわ感がやってくる
一種のアトラクションかな
宙にいるのか地にいるのか分からないくらい
いつもの日常と変わらない感覚
だけど一つ違うのは
外には暗黒な世界が広がっていたこと
だんだんとうっすら輝きが見えてきた
光はまばら 暗い木々であふれる
もうすぐ目的地だ
ただいま
ありがとう
無事に帰ってきたよ
飛行機はわくわくと感動を与えてくれる
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