見出し画像

いつもと違う場所に行ってみた京都旅行⑤

筋肉痛が辛いので、地下鉄の階段が億劫になり、徒歩で移動することにしました。総合的に考えてどちらが楽なのかはさておきです。若い頃は間違いなくタクシー1択だったでしょう。近頃は知らない場所を徒歩で歩いてみることに価値を感じてます。

お昼を過ぎています。どこかで昼食を摂らないといけません。

何か名物でも…。
しかし、奥さま、息子ともに「何でも良くない?」
『街かど屋』という、どうやら近畿・東海にしかない定食屋チェーンを見つけて、2人共心は決まっているようです。

普通に野菜炒め定食
美味しかったです

のんびりと昼食を摂り、再び歩き始めます。すると…。食事前より明らかに痛みが強くなっています。これは辛い…。しかしながら、別に怪我をしているわけでも無いので、それほど気にせず歩きます。ただ我慢するだけなのです…。

次の目的地は 市比賣神社(いちひめじんじゃ)という、またしても私は聞き慣れない場所です。京都駅から1kmくらいの場所に位置しますが、全くの初耳です。

奥様によりますと、女性の神様が祀ってあるとのことで、女性守護、市場守護のご利益があるそうです。
私にも何かご利益があるのでしょうか。男性は詣りにくそうですが…。

Googleマップを頼りに、おおよその方向だけ確認しながら歩きます。GPSはあまり好きではないので使用しません。

おそらく目的地近くだろう、という場所までやってきました。しかしながら、どこにあるのかわかりません…。事前に調べると、マンションの一部が神社になっているとか…。

街の一角をグルっと一周する感じで歩いて、ようやく見つけました。周囲は完全に住宅街。御金神社のような行列も無かった上に、裏通りから近付いたので案内板もなく、外観も正面に立たないと神社が見えないのでわかりにくかったです。

これはわかりにくいです…

御祭神は全て女神様をお祀りしているところから女性の守り神とされ、全ての女性のお願い事にご利益があります。特に時の皇后陛下がお受けになられた「女人厄除け祈祷」は有名で、全国から女性の参拝者が絶えません。

 また、平安時代より市場の守り神である市比賣社は、「誓約(うけひ)の神(物事の流れを良くする神様)」として多くの人々で賑わってきました。

 昭和2年、京都に日本初の「中央卸売市場」が開設された折、分社として「市姫神社」が祀られ今現在も市場敷地中央にご鎮座されています。

 「五十日百日之祝(いかももかのいわい)」は生後五十日目・百日目に、当社御神水「天真名井(あめのまない)」により、つき上げられた「五十日之餅・百日之餅(いかのもち・ももかのもち)」を授かり、子供の口に含ませ健やかな成長を願う現在のお食べ初めの発祥・源流として知られています。

 これは『源氏物語』など多くの古典文学にも描かれ、歴史にその名を残しています。

出典 京都十六社朱印めぐり

これは…一体どういう経緯でこのような構造になったのでしょうか…。

無機質なマンションの一部が色鮮やかな神社になってます。

全く混雑はなく、団体もいません。1人でお詣りに訪れている女性ばかり数名。男性でも詣っても良いのだろうか…失礼します…的な感じで境内に踏み込みました。

本当に不思議な光景ですが、間違いなく空気感は神聖なのです…。

奥様は満足したようです。私と息子にもご利益ありますよう…

時間は14時です。後は京都駅でお土産を。

その前に、息子が京都タワーに昇りたがっています。私と奥様は、10年以上前に昇ったことがあります。

見えてきました

京都駅直近ですし、年末休暇の初日ということもあり、大変混雑してました。
京都タワーの展望台には、無料の双眼鏡がたくさん設置してあります。

京都市街地が全て見渡せます。

清水寺も見えます

ある若いカップルが双眼鏡を覗きながら話ししています。

「よく見えるー!すごい!清水寺、人がヤバい!ちょっと行く気が失せるな〜。」

大混雑しているのが見えるようです。

また、ある高校生くらいの女子
「これ…部屋の中まで丸見えなんだけど…。」

なるほど、確かにそうです。清水寺の参拝者がハッキリ見えるくらいなので、近くの家の中は見えてしまいますね。近くにお住いの方は気をつけましょう…。

展望フロアにはマスコットキャラクターの
たわわちゃん神社があります。

よくわかりませんが、私と息子はお賽銭を入れました…。何か違う気もしますが…。

京都タワーを後にして、京都駅に向かい、自分用、親戚用のお土産など買い漁りました。混雑がすごかったです。そう、仕事納めの翌日でしたので、京都から他県に帰省する人達が、京都土産を買い漁っているわけです。

自分用のういろ

もう、脚も限界です…。烏丸線で今出川駅まで行き…。コインパーキングまで歩きます。地図では近いのですが、何気に2kmくらい距離があります。京都御所が延々と続き、鴨川を渡ります。

鴨川

何も調べていなかったのですが、この反対側は鴨川デルタっていう名所だったようです。有名な寺社も数多く通り過ぎていたようです…。

奥さんと息子には、またしても置いていかれました。

そして、前を歩く2人は突然、スーパーに入っていきました。なかなか安いものもあるようです。普通に野菜などを結構購入しました。家までは車で3時間以上かかります。鮮度が心配なわけです。

コインパーキングに何とか辿り着きました。
日が沈む頃、帰宅の途につきました…🚙

年末の京都旅行おしまいです…。読んでいただきありがとうございました🍀

この記事が参加している募集

#旅のフォトアルバム

38,700件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?