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『トークの教室』で得た学び

藤井青銅『トークの教室〜「面白いトーク」はどのように生まれるのか〜』を読みました。

僕はお笑いコンビ「オードリー」さんのファンです。そこそこ新参のリトルトゥース(ファンの呼び名)ですが、「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」後の余韻に浸って若林さんのインスタを眺めていたら彼らのラジオの放送作家を務める藤井青銅さんの本が紹介されていたので
「そういえば若林(敬称略)のトークの師匠らしいけど俺もこれを読めば若林と同じ教育が受けられるのかぁ」と期待を胸にKindleで購入しました。

この本を読むまでは、ラジオの放送作家というと台本を書いたりトークに反応したり、そしてラジオのトーク作りの手伝いという認識でした。読んだ後は「パーソナリティ自身が気づかない面白さを探る存在」という認識に変わりました。トークを面白くするポイントがいくつかあって大変興味深かったです。

中でも「自分がその話を話そうとする理由や経緯、またその前後に面白さが眠っていたりする」というのが一番学びになり、これは自分自身にも使えそうなので参考にしていきたいと思います。

また、実際に3人のゲストを呼び彼らのトークを一緒に練り上げるという企画があるのですが、ブラッシュアップされていく過程が見えてとても新鮮で面白いです。藤井青銅さんがカウンセリング(著書ではこの言葉は使われていませんが、私から見たらこの表現が当てはまる)をされると3人とも新しい発見があって自信を持たれた印象でした。また藤井さんの控えめで言葉を丁寧に選ぶ素敵な人柄がとても表れていてさらに好きになりました。

この本を読んで得た学びを今後のブログに活かしつつ、毎週のオードリーのラジオも楽しみたいと思います。<了>

〜今日のささやかな好き〜
寒い日、みんながポケットに手を突っ込んで歩いている姿が可愛くて好き

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