ママ×歯科衛生士|この仕事を続ける意味 vol.1

富山県内を中心に「ジブンらしく生きる」ことを大切にしている女性にお話を聞き、それを記事にして多くの方に見ていただくことで、「ジブンらしく生きるヒント」を多くの女性へ発信したり、誰かの「やりたい」気持ちを後押しできたら…という願いから、『この仕事を続ける意味』という記事をシリーズ化。

第1回目は、黒部市にある中央歯科医院で働いている、歯科衛生士の池原千晴さんにお話を伺いました。

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【プロフィール】
池原 千晴(いけはら ちはる)
職業:歯科衛生士
家族構成:夫・長男(8歳)・次男(5歳)・長女(2歳)・義母


○何故その職業に就こうと思ったのか

子供の頃から歯科医院の雰囲気が好きでした。自主的に検診に行くその頃の様子を思い出した実母の勧めが歯科衛生士を志したキッカケです。
実は進路を決めた当時、他に興味のある職業もありました(笑)
他の職業は社会人になってからも挑戦できる内容だったのに対し、歯科衛生士は資格を取得する必要がありましたので「まず歯科衛生士からやってみよう」というくらいの軽い気持ちでした。


○子育てと仕事の両立で「大変だ」と感じる事と、その乗り越え方について

子育てにおいても、仕事においても「理想」と「現実」の違いを感じ、日々ジレンマとの戦いです。
ただ、時間があるから理想通りのことが実現出来るわけでないことを育児休暇中に痛感し、時間があっても自分にとって生活の軸となる仕事が無い状態では「自分らしく」生きることは出来ないと気づきました。
限りがあると「工夫」が生まれ、自分ひとりでは乗り越えられないから「支え合う」そんな母親の姿を見ながら子供達が成長することが何かプラスになってくれることを願っています。


○もう辞めたいと思ったことはあるか。その理由やエピソード

あります。
入社から1年くらいは毎日…3年経つまでは週に2回以上辞めたいと思っていました。院長の求めるレベルについていけず、情けない思いに押しつぶされそうで、逃げることばかり考えていました。実際逃げ出したこともあります…当時の先輩に励まされ何とか職場に戻ってきましたが、今となれば若さゆえの過ちです。


○今もその仕事を続けている理由やこれからの夢について

歯科衛生士になってからの18年。振り返ると常に「これが出来るようになりたい」「もっとこうなりたい」という向上心の連続だったように思います。自分に対する課題を追い続けた結果、あっという間に18年経った気がします。まずひとつめの職業として挑戦したこの仕事はまだ課題も多く、2つ目の職業にはいけそうにありません(笑)
仕事の上で今でも悩むこと、心折れそうになることもありますが、今はただ、我が子に誇りに感じてもらえる母になりたいということが夢です。社会に飛び立つことに夢や憧れを持つ子供に育ってほしい、それが子供に対する最大の応援になると信じています。


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