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小さな達成感の積み重ねを信じて。(ダイエットエキスパート・和田清香)

わたしは、わたしらしく。
ウェルネスプロテイン『KOREDAKEは、
人の健康と地球環境にやさしいブランドを目指しています。

このジャーナルでは、
私たちのプロテインに関わる生産者の方々をはじめ
ウェルネスやサステナビリティなどの領域で活動されている方へのインタビューを通して、
健康や環境について知るきっかけ、心と身体の「わたしらしさ」を取り戻すきっかけをお届けしていきます。

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ゲスト:和田清香(ダイエットエキスパート)
約350種類の方法を試しながら、健康的に15kg痩せた体験を活かし、ダイエットエキスパートとして各メディアで活動、洗足学園音楽大学では教鞭も執る。健康美を作り出す食事、運動、生活習慣などに精通し著書も多数。

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インタビュアー:内田小百合(『KOREDAKE』 管理栄養士)
商品監修をはじめとし、手軽にできて身体も心も満たされるウェルネスレシピを考案。

現在の活動ときっかけ

──今月のテーマは「プロテインと健康」。今回は身体だけではなく心の健康にも向き合うダイエットエキスパートの和田清香さんからお話を伺います。早速ですが、和田さんがダイエットを始めたきっかけを教えてください。

和田:初めまして、ダイエットエキスパートの和田です。私は幼少期から「ぽっちゃり体型」で、中学から色々なダイエット方法を試し始めました。でも当時は本当に手探り状態で、自分に合うものを探そうと試してみるも、リバウンドの繰り返し。今では仕事も含め、試したダイエット方法は350種類以上になっています。

──350種類以上は驚きです!具体的にはどんなダイエットをしてきたんですか?

和田:方法自体は様々ですね。炭水化物を全部抜いてみたり、走ってみたり、サプリを使ったり。一時期は「サランラップ」を巻いていたこともありました(笑)こうして中学から気をつけていたものの、22歳でアメリカ留学を経験し、さらに体重が増えてしまった経験も。全てのサイズが日本と比較して大きいアメリカでは、心も身体もひとまわり大きくなって帰ってきました。

──いい表現(笑)

和田:実際にアメリカでは、自分の体型がそんなに気にならなかったんです。洋服にも困ることはないし、私より大きい方なんてたくさんいる。食事の量も多く、基本的にはジャンキーな物や甘い物を常備しています。クッキーの大きさもすごいですよ。日本に帰ってきた時、「日本人って細いな」と思いました。見た目だけじゃなくて食生活を見ても、ヘルシーな日本食はたくさんありますよね。

──アメリカで生活したからこそわかるものってある気がします。おそらくですが、日本人が思う「細い」とアメリカ人が思う「細い」って違う。

和田:全然違います。多分、日本人が考える細さってアメリカ人から見れば「子供」みたいな感じに思われています。「セクシー」みたいな言葉が女性への褒め言葉としてあるように、どちらかというとグラマラスな感じが好まれていますね。日本人が喜ぶ「可愛い」は褒め言葉ではないんです。

続けられるダイエットとは?

和田:私は22歳から24歳の2年間をアメリカで過ごしましたが、当時もダイエットは続けていました。常にやりながらも、何がいいのかわからなかった時代ですね。「いいな」と思って、流行りのダイエットを試しては続かなくて。

──続けることって難しいですよね。どれくらいのスパンでこのダイエットはダメだなってわかるんですか?

和田:期間はバラバラですが、正直、1年続いたダイエットはありません。今はベースとなる生活習慣が出来あがっているので、新しいダイエットを試す際は興味本位の場合が多いかも。年齢を重ねるごとに身体つきも変わってくるので、自分に合う合わないはその都度意識しています。食事制限をしているわけでもなく、食べ過ぎてしまったら「調整」を繰り返している感じでしょうか。

──「極端」なダイエットほど、よくないことはない気がします。例えば、甘い物が好きな人ほど、甘い物を食べてしまっているから良くないと思って、極端にやめてしまう。でも実はその反動で、より甘い物で頭が一杯になってしまうんです。和田さんのダイエット人生の転機はいつでしょうか?

和田:無理をせず10kgを落とすことができた30代です。女性の場合は代謝が徐々に落ちている、太りやすく痩せにくい時期。そんな時、ダイエットに対する思考を変えることができたのが、成功のきっかけかもしれません。

──思考が大切なんですね。具体的にはどのように変えたのでしょうか?

和田:意識したのは「感情をコントロールすること」。嫌なことはやらずに、続けられることだけをすることにしました。私はダイエットにはおいては「小さな達成感の積み重ね」が大切だと考えています。ダイエットをしていても、達成感を感じられないと、次第に心が折れてしまう。だからこそ、どんなことでもいいので小さな達成感を味わい続け、その積み重ねで今の体型があるという自信も芽生えるのではないでしょうか。

理想のダイエットって小さなことを少しずつだと思います。もしできなくても、その後に調整すればいいだけ。例えば、夕飯を少なくしようと思ったけど食べてしまったとします。たしかに自分を責めたくもなりますが、その後は湯船に浸かってみるなど、ちょっとした心身に良いことを用意しておけば、「これがダメでもこっちをやろう」のようにある程度のパターンができやすくなります。これができたから今日はOKと思えるきっかけにも繋がりますしね。

──小さくていいからいくつもの手札を用意しておくんですね。言われてみれば、「これをやろう」と思っていたものが一つしかないと、仮にそれができなくなってしまった時に、とても落ち込んでしまいます。KOREDAKEユーザーは30代女性が一番多く、ユーザーアンケートで「KOREDAKE を始めたきっかけ」を聞いたところ、「ダイエットがしたかったから」という回答が全体の3分の1以上。和田さんの成功体験は希望を与えてくれます。

和田:よかったです。ダイエット一生続くものだからこそ、やれることを続けていくという思考に変えることができたら、よりナチュラルに取り入れていけると思います。ダイエットって辞める必要はないんです。目標を決めて達成しても、時間が経つと元どおりの生活になってリバウンドする人も多いので、もったいない。ダイエット自体を楽しいものだと思うことができたら、辞めないで済むので理想的ですね。

──簡単なようで、とても難しい気がします。

和田:その通りです。難しいのは長年の思考の癖がついてしまっているから。その場合は「あ、またこんな思考になってしまった」と自分で気づいて見つめることしかできません。でも経験者として思考の癖は直すことが可能ですよ。

──和田さんのお話を聞いていると、自分に合うダイエット方法を沢山試す過程で、自分自身と向き合い続けている方なのかなとも感じました。人によって体型や体質は違うからこそ、万人に当てはまるダイエット方法なんてないんですね。だからこそ、ダイエットを成功させるには「自分のことを知る」ことが大事なのだと改めて気付かされました。

和田:うんうん。ダイエットを始める前に、好き嫌いや行動パターンを含めて、自分自身を観察してみることが必要なんです。あとは、自分の意志でダイエットを決断することも大切。人から「痩せろ」とて言われても、一時には痩せるかもしれないですが、自分で決めたわけではないから続きません。長期的な視点で、自分の軸を持ちながらダイエットをすることが大事だと考えています。

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女性ならではを「女性らしさ」に

──女性ならではですが、生理と体重の増減はよく気になってしまいます。生理前後だから仕方ないとは思いつつ、やっぱり実際に体重計の数値を見て落ち込んでしまうこともしばしば。

和田:たしかに、女性の体調はホルモンバランスによって変化しやすいです。実際に調子がいい時は月に1週間しかないというデータもあるくらい。だからこそ、特に女性はダイエットができないことを自分のせいには絶対しないでください。そうしたストレスが実は太りやすくなる原因にもなってしまうんです。ある程度は適当に考えてしまっていいのかもしれません。

──頑張らないって大事ですよね。ちなみに私もKOREDAKEがきっかけでゆるゆる6kgを痩せました。夜にKOREDAKEを置き換えて飲んでいるんですが、完全栄養なので栄養バランスも気にしなくていい。自分の中で、朝と昼は好きなものを食べてもいいというルールも決めているのでストレスフリーで続けられています。今では無理せず痩せる大切さを実感しますが、「1ヶ月で5kg!」みたいに一気に痩せようとする気持ちになってしまうのもわかるんです。

和田:夜を調整することで、朝はお腹が空いて目覚めるので健康的ですよね。私がおすすめする「リバースダイエット」と似ているかもしれません。「リバースダイエット」は、3食きちんと食べるのですが、そのなかで朝食を一番しっかり食べて、昼はカロリーやボリュームを少し落とし、夕食はさらに少なくしていくという方法です。女性はクリスマスなどのイベントに向けてダイエットを始める場合が多いからこそ、短期集中で効果を求めてしまいがち。でも結局はそのダイエットを一生続けることはできないから、リバウンドして、より太りやすい体質になってしまいます。

──たしかに。

和田:「リバースダイエット」と合わせて私がおすすめしているのは「体幹トレーニング」と「腸活」です。「リバースダイエット」と同時に「体幹トレーニング」で代謝をあげて「腸活」で腸を整えると、ダイエットだけではなく便秘改善にも効果的。実は私は長年の「便秘」体質に悩まされていました。中学時代は薬も飲むほど気持ち悪くなってしまい、病院へ治療に行ったこともあるほど。でもダイエットに関する意識を変えてみたら、自然と治ったのでとても驚きです。体質改善にはまずはマインドを整えていくことが必要なのだと思います。ソイプロテインも食物繊維も含まれているので、便秘改善にも効果的だと言われていますよね。

──そうですね、チームにもKOREDAKEで便秘が治った方がいます。やっぱり悩まされていたものが改善されることはとても嬉しい。ダイエットもそうですが、まずが自分が悩んでいることと向き合う思考を変えてみることが必要だということか。

和田:思考を変えることで行動も変わります。例えばお酒を飲む人は、自分が「なぜお酒を飲むのか」を考えてみることがおすすめです。もしかしたら、お酒が好きなわけではなく、ストレスが溜まっているだけなのかもしれないから。だったらお酒を飲む以外のストレス発散方法を探すのがベスト。何も考えずにお酒を禁止にしても我慢できなくなって余計に食べてしまう危険性が高いです。

──なるほど。

和田:お酒自体が好きな人は我慢することがストレスになってしまうのであれば、我慢ではなくどうやってその他の部分で調整するかですよね。お酒と一緒にそれ以上のお水を飲むとか、少し運動してみるとか。一旦、落ち着いて自分を見つめる時間が大切だと思います。

──綺麗になりたいからダイエットしているはずが、自分を責めてしまうとどんどんマイナス思考になってしまいます。そんな時、ウェルネスブランド『KOREDAKE』として、ちょっとだけでも思考を変えるお手伝いができたら嬉しいです。和田さんが身体だけではなく「心」も意識するようになったのはなぜでしょうか?

和田:身体と心はとても密接に結びついていて、身体だけではなく「心」もいい状態でないとダイエットに失敗すると気付いたからです。失敗を繰り返していた頃の私は変に我慢強かった。例えば、ホットジェルを塗って、サランラップを巻いて、かつレギンスを履いた苦しい状態でも、脚が細くなると信じて眠りについていました。とても痒くて肌にもよくないのに、身体がスッキリするなら、心を我慢してでもダイエットをしていたんです。今では失敗せずに続けていくためには、身体も「心」も達成感を少しずつ味わえることが大事だと実感しています。

──綺麗になりたいのに、やり方を間違えて失敗し、自分を責めてしまうのはとても悲しいですね。

和田:うんうん。あとは、誰かと比べて「向こうは成功しているのになんで自分は」と思うこともあります。特に今はSNSの影響で、理想と現実の境目をわからずに、加工された写真を信じてしまう人も多いのではないでしょうか。だからこそ、自分から情報を取りに行くことが大切だと考えています。勝手に流れてくる情報ばかりを浴びてしまうとなんでもかんでも信じ込んでしまい、憂鬱になってしまうから。時には、情報を遮断してみることも必要かもしれません。

───ダイエットを頑張る女性に向けてメッセージはありますか。

和田:ダイエットはいつ始めても遅くはありません。たしかに若ければ代謝が良くて効果が反映されやすいですが、30代でゆるゆる10kgを痩せた私としては、年代によって自分が続けられるダイエットのベースを見つけていけばいいと思っています。ぜひ、自分を労わりながら続けることができるダイエットを探してみてください。ダイエットと聞くと、どうしても「1ヶ月で ◯ kg 痩せる」みたいなイメージをもたれる方が多いですよね。でも、私はダイエットが、「楽しみながら生活習慣を改めて、自然にその人なりの理想の体型になっていくこと」だと信じています。

──労わりながらがポイントですね。食べることが幸せな人にとっては、食事制限ほどストレスがたまることはないように、自分らしいダイエット方法はそれそれ違う気がします。

和田:たしかに食べることが幸せな人にとっては、食事制限が幸せを奪っているともいえるでしょう。また、食事制限によるストレスを脳が「飢餓状態」と錯覚してしまうことは避けたいです。でも食べる過程で、食事制限をする以外にもできることは沢山あります。食事の内容に目を向けてみたり、噛む回数を気をつけてみたり、食事の時間を変えてみたり。

──我慢ではなく調整。究極的にダイエットにはゴールがない気がしてきました。

和田:一時的なイベントに向けてのゴールはあるとしても、ダイエットは一生と思った方がいいかもしれません。だからこそ、一般的にダイエットが辛くて苦しいものと思われていますが、ダイエットが実は楽しく習慣にできるものと思って欲しいです。無理だと思ったらやめてOKだし、一生続かないと思うダイエットはそもそもやらなくていい。炭水化物を抜くなども、一時的には大丈夫かもしれませんが、一生かけて糖質を食べずに暮らすことは難しいですよね。

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プロテインと『KOREDAKE』

────プロテインについて率直な感想を教えてください。

和田:夜に置き換えて調整するにはとても便利ですね。私自身、家にはプロテインが常備してあって、運動した後やおやつとして重宝しています。仮に、そのプロテインがとても美味しくて、運動した後の「ご褒美」として飲める位になれば最高です。美味しさはとても大事。ダイエット中はただでさえお腹が空いているのに頑張って飲まなければいけないというのは苦痛ですから。KOREDAKEの発売はいつからですか?

──最初のミルクティーの発売が去年の3月なので、1年半ほど経ちました。現在は3フレーバー(ミルクティー・アーモンド・ピーチ)を展開しています。今年の5月にアーモンド、8月にピーチが発売されたのですが、最初の1年間はフレーバーがミルクティーのみでした。去年の7月から新フレーバーの準備はしていたのですが、どうすれば女性にワクワクしてもらえるかをひたすら考えていたら、こだわりすぎて1年かかってしまいました。ですが、その間もユーザーさんから「味が美味しくて継続しやすい」というお声をいただくことが多く、作り手としてはとても嬉しかったです。

和田:すごいですね。PRはどのように行っているんですか?

──SNS(Instagram)をメインにPR活動を行っていまいます。KOREDAKEのターゲット層が女性であること、デザインもシンプルで写真映えするので、相性がよかったです。テレビや雑誌などのメディア掲載はまだまだなので、力を入れていきたいです。

和田:これからが楽しみですね。今ってプロテインが多いですよね。実は週に1~2回、ボクササイズに通っていてプロテインも常備しています。でも、KOREDAKEさんのようなデザインは珍しい。直感で女性ウケは良さそうな色味だから、どのメディアとも相性が良さそうです。

──嬉しい!ありがとうございます。引き続き KOREDAKEらしさを追求していきたいです。和田さんがボクササイズでちゃんと運動も取り入れていて尊敬します。

和田:ボクササイズ自体は、インストラクターさんが音楽に合わせてすごくノリノリで、楽しく汗をかけるので、いいストレス発散にもなっています。やっぱり楽しいのが一番です。

──私は朝10分のヨガをやると一日の調子がよくて、自分に合っているなと感じています。本当に簡単なものだけど、ランニングなどの激しい運動よりは、無理なく続けられるスローペースな方が心地いいです。

和田:いいですね。楽しく続けられるものに出会えると心強いです。無理をせずに、心身が健康で自分に自信を持てるので、自分を愛することにも繋がるから。こんな風に人生が豊かでイキイキと充実している状態が私にとってのウェルネスなのかなと思いました。

──素敵です。本日は貴重なお話をありがとうございました。私たちは、心と身体のその先の健康を「ウェルネス」と定義し、その「ウェルネス」をがんばらずに手に入れられる世界を目指しています。ユーザーさんが無理をしないで自分と向き合えるように、今月号はダイエット中でも美味しく食べることができるアレンジを提案しているので、ぜひ読んでみてください。

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『KOREDAKE』は、女性が1食に必要な31種類の栄養素をたっぷり配合した完全栄養プロテインです。

動物由来の原材料を含まない"100%プラントベース"で、大豆由来のタンパク質をはじめ、日々の食事で不足しがちな、たんぱく質・食物繊維・26種のビタミン&ミネラルなどの栄養素を配合。環境配慮のパッケージとスプーンへと改良し、サステナビリティを追求していきます。

心と身体の健康の先の自分らしさの実現をサポートする “ウェルネスプロテイン” として、安心安全な商品開発を追求し続けてまいります。

『KOREDAKE』WEBはこちら▶️ https://koredake.co.jp/

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