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人気のラゴム洗顔でブツブツになるワケは?

今回はちょっと前に話題になった「ラゴム」の洗顔を成分分析してみました🙋‍♂️

[注目成分3つと理由]

①パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸

→全てのチューブタイプの洗顔には上記のような脂肪酸が配合されています。

→脂肪酸と水酸化K(今回の製品の場合)が反応すると石鹸が完成し、メイクや毛穴汚れを落とすことができます。

 このそれぞれの脂肪酸の配合量により、製品の硬さ、泡立ちの良さ、泡の硬さ、洗浄力が決まってきます。

→ラゴムマイクロフォームクレンザーは、パルミチン酸が一番多く配合されています。パルミチン酸は30度代の温度では全ては溶解できず、洗浄力も泡立ちも発揮することができません。40度のお湯で使用することにより、この製品の洗浄力を完全に発揮することができます。


②尿素

→肌の角質を確実に柔らかくすることができる為、ハンドクリームなど色々な化粧品に配合される成分です。

人の肌にも存在している成分で、とても安全とされています。

→水とグリセリンと尿素だけで簡単な化粧水も作ることもできます。(製品として販売するには防腐剤が足りていないので、あくまでも自分のおうちでセルフで作れる処方です。)この洗顔にも尿素が配合されているので、少し長めに泡をのせておくと洗い流したときに肌がしっとりと柔らかくなっていることを感じられるでしょう。


③オレンジ油、ラベンダー油、ホクベイフウロソウ油、ベルガモット果実油、ビャクダン油、ローズ油、カミツレ花油、モツヤクジュ油

→この製品の香りづけとして、これだけの精油が配合されています。
→人気の製品によくある傾向として、簡単にマネができないような複雑な香り付けがされていることがあります。

→8種類の精油を配合することにより他の洗顔との差別化ができていると思いました。洗顔後にほんのりと皮膚に残る位の心地よい精油の配合量だな✨と思いました。

[成分を見ての製品のお買い上げ度(★5段階評価)]
★★★☆☆ 70点

→もっちりとしたきめ細かいホイップクリームのような泡で、しっとりとした洗い上りと製品説明にあります。確かにその通りなのですが、最近の洗顔はだいたいきめ細かい泡立ちです。(謎に厳しい僕。)

→そしてとってもしっとりしている=皮脂を沢山残しているとも考えられます。

→薄化粧の人やあまり脂が出ない乾燥肌の人にはおすすめですが、僕のようにパキっと洗い上げたい人は少し物足りないイメージです。

→それでも精油が8種類配合され、マネできない香りになっている点はお値段が少し高い理由になるのかなと思います。


[使用上の注意と効果的な使用方法]

この製品に一番多く配合されている脂肪酸のパルミチン酸は40度以上で完全に溶解することができます。それでも脂肪酸の中では一番洗浄力が弱い成分です!

この洗顔を使い続けてプツプツが出てきたら汚れが取り切れていない可能性が高いです。

しっかりと化粧をする人や油が多い肌質の人は、しっかりとクレンジングをすましてからこの洗顔を使用するようにしましょう☝️

[この製品をおすすめする人]

→薄い化粧の人、乾燥肌の人、洗顔をしっかり(お湯に溶解させて泡立てる)と行える人、肌が弱い人、韓国スキンケアが好きな人。


[逆におすすめしない人]

→しっかりと化粧をする人、オイリーな肌質の人、洗顔後キュッとしたつっぱり感が好きな人、コスパ重視な人、香り付きの製品が苦手な人。


最近知り合いに、僕の記事がとても参考になると言ってもらいました!!嬉しい😭✨✨


最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回の記事もお楽しみに✨

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