にがてなものばっかり

本当に苦手なことばかりです。
僕の三大苦手なものはトマト、折り紙、縄跳びです。
トマトについては前に書いた気がするので今回は折り紙と縄跳びについての思い出です。

まずは、折り紙です。
幼稚園の授業で折り紙を折る時間ってありますよね。
幼稚園でやる折り紙なんて簡単なものばかりだと思うのですが、僕には超難解でした。
ここで僕は自分の無能っぷりを知りました。
周りの友達はどんどんと紙を折り、完成させていく中僕はアワアワしていることしかできません。
もう折り紙なんてしないぞ!心に決めました。

しかし、遂に折り紙から逃れられない日がやってきました。
小学校三年生のときに担任の先生が入院しました。
入院した先生に千羽鶴を折ろうと誰かが言い出してしまいました。
クラスメイトそれぞれにノルマが課せられるのです。
僕は内心ビクビクしながらも、何やってくれてるんだと思っていました。
みんなで鶴を折るのですが、もちろん僕は折れません。
子供というのは残酷です。
僕が全く折れていないのにあるクラスメイトが気付いてしまいます。
「ちょっと今日は指が痛くて…」と謎の誤魔化しをして家に帰りお母さんに折ってもらいました。
そこから僕は折り紙と関わることをやめました。
お見舞いとか入退院の付き添いとかは喜んで行くので千羽鶴を折ろうと提案するのだけは本当にやめてほしいものです。

最後に縄跳びです。
これはシンプルです。
もともと、僕は縄跳びという遊びの意味がわかりません。
なんで、自分で回した縄を飛ぶのがそんなに楽しいのか?と考えてしまいます。
かといって人が回す大縄跳びも嫌いでした。
引っかかってしまった人は大戦犯のような扱いを受ける残酷な遊びです。
僕はこの遊びを避けて通ってきました。
しかし、小学校に入学すると大縄跳び大会という非常に恐ろしいイベントが開催されるのです。
各クラス対抗で大縄跳びの回数を競う大会です。
その練習で、先生が行け!と言ったタイミングで僕は縄に向かって走って行きました。
その縄は見事に僕の顔面にヒットしました。
痛みはもちろんですが、信頼していた大人に行けと言われて行った結果が顔面ヒットだった衝撃で泣きました。
幸い体が大きかったことので、それ以降の大縄跳び大会は縄を回す係になり難を逃れ続けました。
あの縄の中に飛び込んでいくのは自殺行為です。やめておきましょう。

苦手なものは一生苦手なので関わらない生き方を今後もしていきたいと思います。

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