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これだけを意識したら早起き習慣が身についた

大人になってから早起き生活を試みても挫折しかしてきませんでした。ですが、3月下旬から在宅勤務となって以来、今では1ヶ月以上6時までには起床、ここ3週間は5時台に起きることができるようになりました。この1ヶ月を振り返って成功のポイントを1つあげるとするならば、睡眠の規則性なのだと思います。

早起きで一番大切なのは規則性

睡眠の規則性とは、「就寝の時刻と起床の時刻が規則正しいかどうか」です。規則性が高いほど、より質の高い睡眠につながります。そして、これは睡眠への影響力が大きく、完全にコントロールできる睡眠に影響する要素の1つです。
Sleep Cycleを使って睡眠の記録を残しているのですが、在宅勤務になってから規則性が急に高まっていることがわかります。

睡眠の規則性

難しいのは早く寝ること

早く起きるためには、早く寝る必要があります。就寝時刻を早くすることなく早起きをするのは継続できません。
今までも、早朝の会議があるとか、ゴルフのラウンドに行く日であれば、たとえ前日に深夜まで仕事をしていようが起きることができました。でも、運動や勉強をするために毎日早起きをすることは何度か挑戦しましたが、数日で挫折してきました。ところが、新型コロナウイルスの影響で生活が一変します。

在宅勤務になったら就寝時刻を一定にすることができるようになった

少し前まではお付き合いで外で飲む日が多かったので、帰宅が午前様になることも日常茶飯事でした。仕事に終わりはないので、飲み会がない日はオフィスに遅くまで残って仕事をする、という日々。
ですが、2月頃から外での会食が急速に減り、平日はほとんど外食だったのですが、自宅で夕食を食べることがほとんどになってきました。お酒も好きで飲んでいたものの、これを機にしばらく断酒をすることにしたのが3月27日からでした。
夜に家にいること、自宅で夕食を食べるようになったこと。これにより、周囲に合わせる生活から離れ、セルフコントロールができる生活になったのです。

睡眠の規則性を高めるためにやめたこと

生活環境が変わったという要因も大きかったのですが、結果として以下のことをやめたのがよかったのだと思います。

①お酒を控える(やめる)
 → 就寝時刻が早くなる。睡眠の質が高くなる。
②「やることが終わるまで仕事をし続ける」をやめる
 → 就寝時刻が早くなる。
③夜の時間に会議はできるだけ入れない
 → 就寝時刻が早くなる。
④週末に寝溜めをすることをやめる
 → 週末で睡眠のリズムが崩れることがなくなった。
⑤週末に本睡眠の前に仮眠をとることをやめる
 → 休日に多かったが、お酒をやめることによりなくなった。

そして、何かをやめるだけではなく、睡眠の規則性を高めるのに役立った行動もあります。

睡眠の規則性を高めるためにしたこと

①早く寝ること、起きることを宣言する
 → 就寝時刻・起床時刻を守る意識が高くなる。
②早寝早起きをする仲間を見つける
 → 約束を守る意識が出てきて行動が強化される。
③毎朝早い時間に予定を入れる
 → 起床時刻を守る意識が高くなる。
④毎朝朝日を浴びる
 → 目覚めがよくなり、睡眠のリズムを守りやすくなる。

これは特に自分の性格だと思うのですが、意思が強いほうではないので自分だけの約束ごとは守らないことが多くなります。ですが、他者が介在することで責任感の意識が芽生え、そこに対しては約束を守る行動をする傾向が強くなります。
これは自分が成し遂げようと決意したことを宣言する「パブリック・コミットメント」と同じようなものですが、自分の習性とは相性がよく、強く効果的に働いているようです。

日本の商習慣が変わるかもしれない今がチャンス

睡眠の規則性を高めるためには、仕事に関係する夜のお付き合いを以前よりも大幅に減らさなくては成り立ちません。強制的にそうせざるを得ない今は、新しい習慣を取り入れるチャンスになりそうです。朝早くに活動がはじまるコミュニティに参加してみるのも、1つのきっかけになると思います。

新型コロナウイルスが収束した時、外出できるようになることは嬉しいことではありますが、完全に元の世界に戻るのであれば、せっかく身についた早寝早起きの習慣が、またなくなってしまうかもしれません。
できることなら、平穏な生活に戻りつつ、新しい世界になっていくことを望みます。夜遅くまで付き合わないとノリが悪いと思う人が少なくなりますように。会食も、夜だけではなく、朝に行われることが珍しくないようになりますように。

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