見出し画像

コロナ禍における在宅勤務手当の各社状況を調べてみた

日本においてもリモートワーク(テレワーク・在宅勤務)が広く定着するようになって、半年ほど経ちました。この間に、在宅勤務手当を新設したり、改定する企業もあったと思います。各社どのような取り組みをしていたのか、インターネットで調べられる範囲でまとめてみました。

◆ 弊社(株式会社エーピーコミュニケーションズ)の在宅勤務手当

日額200円としました。20営業日で換算すると月額4000円程度です。7〜8割程度の社員は在宅勤務ができていますが、一部は通勤をせざるを得ない業務をしている社員もいます。他社事例なども参考にし、過度なインセンティブになり過ぎないように設計をしました。また、柔軟な対応ができるように月額ではなく日額で毎月支給金額を変えています。勤怠システムの機能で、出勤日は在宅勤務か出社勤務だったのかを選択(記録)できるようにしました。(2021年1月より)

◆ 新興のIT企業

手当金額は4,000〜20,000円/月と、幅があります。10,000円/月以上の手当の企業もありますが、これぐらい高い手当を支払っている企業があるのは、IT業界だけなのでしょうか。最近のニュースになっていたものだけから調べると、見つかりませんでした。

・20,000円/月

株式会社サーバーワークス

株式会社ドワンゴ

・12,000円/月

インフラジスティックス・ジャパン株式会社

・10,000円/月

株式会社gumi

・7,000円/月

ヤフー株式会社

・4,000円/月

株式会社オプトホールディング

◆ 大手電機メーカー・大手キャリア

手当金額は3,000〜5,000円/月と、新興IT企業と比較すると、おさえられた金額になっています。ですが、各社かなりしっかりとした人事部門があるので、手当金額としては妥当な金額範囲なのでしょう。

・5,000円/月

富士通株式会社

・4,000円/月

ソフトバンク株式会社

日本電信電話株式会社(※日額200円。20営業日換算で月額4000円)

・3,000円/月

株式会社日立製作所

◆ IT業界以外の大手企業

2社のみの事例ですが、手当金額は3,000〜5,000円/月と、大手電機メーカー・大手キャリアと同じ金額帯になっています。大手企業は、この範囲におさまることが多いのかもしれません。

・5,000円/月

本田技研工業株式会社(※日額250円。20営業日換算で月額5000円)

・3,000円/月

ダイドードリンコ株式会社

◆ 各社の手当名称

在宅勤務手当、テレワーク手当が多いですが、ワークデザイン手当、どこでも手当など、オリジナリティのある名称にしている企業もあります。各社の名称も以下の表に記載しています。


他にも見つけられていない情報がたくさんあると思いますが、もしよかったら、上記にない情報がありましたら、参照先のURLと一緒に教えてくださると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?