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知っている言葉しか検索できない

インターネットって便利ですよね。僕はよく利用しています。

自分の知らないことが瞬時にわかる、気になることをすぐ調べられます。便利すぎて大学入試の答えまで教えてくれる始末です。

そんなインターネットですが、一つ問題をあげるとすれば、「知らない言葉は検索できない」ということではないでしょうか。

「は?」「バカなの?」「気持ち悪い」という意見もあるかとは思いますが、実際、調べるという行為によって答えが導き出されるというメカニズムなのです。

少し考えていきます。

1,単語は知っている×意味(概要)は知らない

これに対しては最強です。古今東西の先人の知恵が集まっています。

伊集院光は「ヤフー知恵袋」の回答者を知恵者と呼んでいましたが、まさに知恵者の集結であり、それほどの情報量が蓄積されています。いわば、その中から探し当てる作業にはめちゃくちゃ向いています。

2,単語は知らない×意味は知っている

これも1同様の理論により適しています。

1よりも精度は落ちますが、なんとなく答えに辿り着けます。

3,両方知らない

おしまい。知らないということも知らない。逆ソクラテス。無知の無知。

当然ですが、知らない言葉を検索することは現代社会では不可能とされています。

少なからず知っている言葉でのみ、インターネットは力になってくれるのです。つまり、「ミリしら」の状態では知ることができない
ということが言えます。


・知らないことに出会うことできるか


既存の情報ではなく、新たな情報に出会うことを求めるのならば、インターネット以外の方法を求める必要があると思います。

例えば、GoogleやAmazonではアルゴリズムによって自分が求める(求めそうな)モノがサジェストされます。

これは、検索や買い物の利便性が上がる一方で、自分の考える範囲内のモノが提案されています。その枠から脱却しない限りは、自分の脳内にありそうなものにしか手が届きません。

全く読んだことのない本を求めるのならば、本屋に入る前に「入って3番目の棚の上から2段目の左から6冊目の本を買う」などの思考外の行動を起こすことが簡単にできる方法でしょう。

この方法により、自分が出会えなかった本や出会いに巡り会うことができます。この広い世界への旅が可能になり、自分のスケールが広がります。一期一会の素晴らしさがあります。育て上げネットの工藤さんが言っていた気がします。

僕はこんな出会いがありました。





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エンリケ・バリオスの魔法の学校〜ホワイトマジック特別集中講座〜(徳間書店)









めちゃくちゃいらない本を買いました。

たまには外れを引きましょう。

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