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自分だけは大丈夫

会社に入って働きだしてもうすぐ3年目に突入する。

いよいよ新人扱いはされなくなり、受ける注意の数も減ってきた。良くも悪くも。

さあ、ここからまたギア上げて頑張っていこう。
どんどん案件取って、後輩にも指導できるようにレベルアップしたい。

そう思ってた。

だけど、現実はそう簡単にいかない。

なぜなら上司との関係が最悪だからだ。

私だけじゃない。同期の3人も先輩もみんな。
ここまでで辞めていった同期はみんなその上司のもとでやってた人たち。
これは見過ごせないと思う。

この前「営業やめろ」発言を上司から受けてダメ押しの一撃をくらい、
初めて心療内科に行って話を聞いてもらった。

最初は診断書も書いてもらって、休職するか辞めるかの2択で考えてたけど、
話を聞いてもらって楽になったのか、
悩んでたことが至極どうでも良くなって吹っ切れた。

上司の言動に都度落ち込んでいる自分が、
とてもコスパが悪いと感じて、
上司に対しては仕事のこと以外は話さないし、興味を持たないと決めたら楽になった。

こういうのは世間一般的にはパワハラと言うのかもしれない。
けどそのパワハラになる基準って難しい。

上司との話を第三者である友達とかに話すと、
「それパワハラだよ」
「すぐ人事に言ったほうがいいよ」
「部署変えてもらいな」
というように、とても親身になってアドバイスをくれる。

そんな優しい友達をもてて幸せだと思う反面、

そのアドバイスを聞いた自分は、
「パワハラって判断するにはまだ早いんじゃないか」
「人事に言うほどじゃないかも」
「部署変える前にもっと出来ることがあるかも」
とか思ってしまい、どこかそんな大ごとにしたくないという感情が出てくる。

だけど、同期の女の子が結構ひどいセクハラを受けている話を聞いた時に、
「それほんとに人事に言ったほうがいいよ!」
って、自分も言ってた。


やっぱり第三者に聞いてもらうことは、めちゃくちゃ大事なんだと思う。

どこか「自分だけは大丈夫」と思いたいのかも知れない。

人に話を聞いてもらえる場面や機会が明らかに減ってしまっているこの状況下では、
精神的に受けるダメージや溜め込んでしまう悩みが明らかに増えている。

丸2年続けている在宅勤務を未だに受け入れられないのは、それが一番の原因なのかも知れない。

必要な相談とか要件で人と話すこと以上に、
自分の感情や気持ちを人に聞いてもらうことには価値があると感じた。

それを大事に出来る3年目の社会人はカッコいいと思う。

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