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かふぇ日和

カフェ巡りが趣味、と言えるほど知っているわけではないし詳しくはないけれど、私はカフェが好き。
街を歩いていて目に入ったカフェに入ることもたまにはあるけれど、多くの場合、このカフェに行きたい、と思ってその街に行きます。
カフェは私の旅の目的でもあるくらいです。

清潔感のある健全なカフェ
薄暗くて異世界に迷い込んだ気分になるカフェ
誰かのお家にお邪魔したような居心地の良さがあるカフェ

私は、カフェに行くためにおめかしします。その時一番気に入っている服を着て、お化粧もきちんとして。
さらに、カフェでやることを二つは持って行きます。
ノートとペンだけでは隣の席と近すぎたら書けないし、本だけでも読み終わってしまったらと不安だし、と。
でも、そんなに気負うことなくカフェに行っても良いのではないかと、最近思うようになりました。
リラックスできる服装で、なんならノーメイクで行ける気楽さを味わい、手ぶらで行って、ただそこにいることを楽しむだけでも良いのではないかと。
カフェを特別視するのではなく、もっと身近に感じたいと思ったのです。
さらにそれが家の近所にあって、お散歩の終わりにふらっと立ち寄れたら最高にステキ!
そこで、まずは行きつけでお気に入りのカフェを探そうと決めました。
家から徒歩で行ける範囲でカフェを探すことが来年の目標の一つです。
という口実を手にして、楽しい来年になりそうな予感がしています。

買い物や仕事帰りにリセットして、自分に戻れる場所があるのってとても心強いこと。
自宅とは別に、そういう場所があるというのは、健やかに生きるためには必要なことのような気がします。
どうしようもなくなった時、そこに逃げ込んで温かなカフェオレを飲めばなんとかなる!と思える場所がある安心感たるや!

いずれにせよ、私は「カフェ」という響きが好きなのかもしれません。
背伸びしすぎていない、でもちょっと特別感のある空間と時間を手に入れられる、その贅沢な響き。
そこにいることを許されている今に、無性に感謝したくなることもあるのです、時々。


それでは、皆さま、良い夢を。

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