見出し画像

なにごとも長期・分散でモノを考えることがイイという話

はじめに

こんにちは。中本康太郎(@koochablend)です。

日曜の午前中と言えばカブですね!(あつ森の話です)

今日は、株を勉強した人は聞いたことがあるかもしれないですが、長期・分散でモノを考えることが大切だよっていう話をしていきたいと思います。

「長期・分散で考える」とはなにか?

まず、「長期・分散」ってキーワードを聞いたことがないという方に今話題の「マスク」でざっくり説明します。

(※ ここからの話は全て例え話です。金額や相場はあくまで主観に基づくものですので、鵜呑みにしないようにご注意ください)

画像1

「長期で考える」メリット

「長期」は、10年・20年単位ということです。対して「短期」は1週間、1ヶ月、3ヶ月の単位のことです。

マスクの値段を例にすると、ここ1ヶ月間の短期的にみたマスクの値段は、安くて1枚あたり約40円というところでしょう。

(原価マスクと宣伝して話題になったココを参考にしました↓)

それをコロナが流行る前の5年・10年の長期間で平均すると、マスクの値段の相場は1枚あたり約10円くらいだと考えられます。(毎年自分が東急ストアで買ってたマスクは50枚入りで約500円だったので)つまり、ここ1ヶ月でマスクの相場が4倍以上になったことがいえます。

このように、長期で考えれば、今のマスク相場が特殊な事態であることが推察できます。マスクの値段が高騰してるのは「当たり前だろ」と思いますが、「wifiルーター」や「強力粉」など、普段買ったことがないものだったりすると、ぱっと見では、いくらが適正相場なのかわからなかったりします。そういう時に長期目線でモノを考えられると、賢い判断ができるかもしれません。

「分散で考える」メリット

「分散」には、「時間的分散」と「空間的分散」の2種類があります。

「時間的分散」とは、例えば、一度に100つ買うのではなく、1回に1つ買うことをタイミングをずらして100回繰り返すイメージです。

一度にまとめ買いをすると、得するリスクもありますが、損をするリスクが高まります。例として、マスクのまとめ買いを例にあげます。

仮に、「1枚40円」のマスクを6000枚購入したら、総額24万円かかります。もし、半年後「1枚10円」になってしまったらかなり割高な買い物です。

一方、半年間緩やかに下がる(毎月5円下落)相場の中で毎月1000枚ずつ計6回購入した場合、購入額の平均値は「1枚27.5円」、総額16万5千円で、前者と比べ、7万5千円安く購入したことになります。

画像2

「空間的分散」は、同じものを100買うのではなく、100種類のものを1つずつ買うようなイメージです。

これもマスクで例えると、あるショップAではマスク1枚100円で売られていて、ショップBでは50円、ショップCでは10円だったとしたとき、Xさんははじめに通りかかったショップAでマスクを3000枚買ったところ、30万円かかりました。YさんはショップA, B, Cそれぞれで1000枚ずつ買ったところ、16万円かかりました。YさんはXさんより14万もお得に購入できたことになります。

画像3

このように時間的・空間的分散を行うと、相場変動を均してリスクを抑えることができます。

「長期」と「分散」はあらゆることに使える

ここまで、マスクを例にしてきましたが、この考え方は、投資はもちろん、個々のスキルセット、企業経営、持続可能な社会など、あらゆることにおいて使うことができます。

「長期・分散」の大きなメリットに、予測不可能な事態でもリスクを軽減することができることがあります。

たとえば、今回の新型コロナウイルスの影響で、リアルな接触を有する多くの事業が影響を受けました。しかし、多くの事業に長期的計画で分散投資を行ってきた企業や個人は、このような事態にも適応することができます。

「今まで主流だったリアル店舗は今回の影響でめっきりダメだが、数年前から準備・開設しておいたECサイトでの売り上げはむしろ堅調に伸びてきている」「本業で塾経営をしながら副業でオンライン授業配信をしていたが、自粛の影響で収入が逆転した」などがそのパターンです。

一つがダメになっても他があるおかげでやっていけるというように、コロナなどの予期せぬ事態にも、分散することで柔軟に対処できます。

また、もう一つの「長期・分散」の大きなメリットは、指数関数的に成長することができるということです。

「指数関数」は、短期的には効果が少ないが、長期的には飛躍的に数値が伸びる性質をもちます。

そのため、短期売り上げや一時的な目標を達成するためでは、指数関数的な成長のおおきなメリットを享受することはできません。逆に、長期的に継続すればするほど飛躍的に成長することができます。

「エクスポテンシャル思考」もその名の通り、この指数関数的な成長を根本に捉えた思考法です。

リスクを抑えながら指数関数的に成長を見込みたい場合は、「長期・分散」思考が不可欠と言っても良いでしょう。

最後に

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

このGW5連休、毎日note投稿!の2日目として、「長期・分散でモノを考える」大切さを紹介しました!

私は、この「長期・分散」の考え方を、自らのキャリアや、メンタル、人生そのものの考え方に用いています。詳しく知りたい方は個人的に質問していただければお答えします!

明日も、なにか役に立ちそうなことを発信していきたいと思いますが、なにかリクエストがあればTwitterでご連絡ください!
(Twitterフォロー待ってます↓)

以上、中本 康太郎でした!

#毎日note #考え方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?