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資格いおっさん 特別編3 子供向け資格選(前編)

 世の中には山ほど資格があるが、取得するのも大変でお金もかかる。趣味で取得するなら話は別だが、人生に役立てたい場合は、効果的に取得していきたいものである。以前も、万人にオススメな資格と題して、特別なスキルの無いホワイトカラー労働者を想定して、最低限持っていると良いと思う7つのオススメ資格を述べてきたが、これは働く大人として持っておきましょうねという類のものだった。

 今回は「子供に取らせろ おっさん推奨未来教育資格選」と題して、就学前の幅広い立場の学生以下で、特にまだ成長途上の子供たちに、今後の生きる力と可能性を拡大してもらうべく、取得をお勧めしたいものをランキング形式でお伝えしたい。

実用英語技能検定試験 3級
硬筆書写検定
スポーツ審判員
ドローン検定+無線従事者(4アマ、3陸特)
乗馬ライセンス

 自分で書いた後、ネット検索したところ、上2つは意見が一致したところがあった。子供向け、子供でも取得可能であることを考えると、割と絞られてしまうのかもしれない。

 また、向き不向きがハッキリしない年齢でもあるし、子供が実際にやりたがるかどうかにもよるので、強要は禁物である。

では、5位から見ていきたい。

5位 乗馬ライセンス
 恐らく馬の仕事をする人は限られると思われるが、趣味として、経験としては結構良いのではないかと考える。理由は以下の点である。

・生き物を学ぶ、理解する
・汚さに慣れる
・危険に対する怖さ、爽快感、自信を醸成する
・お金がかかるのでその話もできる
・先生ないし先輩から教わるという形式なのでコミュ力も育つ(親のコミュ力も問われる)

 動物という意味では犬や猫の他、ハムスターやうさぎと言った愛玩動物が身近ではある。だが、かわいいかわいいとそれだけではなく、動物は危険で怖い、そして有用で技術や知識も必要であることを学ぶ必要があると思う。

 乗馬と言うのはその学びに適しているように思う。また、体系的な技術があって、口伝で体験しながら他者から学ぶという、対人要素の濃い高度な学びでもある。これではじかれるとしたら本人の性格もあるが、ある意味親のしつけや接し方の問題も露呈する。

 また、学ぶと家族で楽しむこともでき、陰陽どちらの側面でも子供に、そして親であれば自分自身とも向き合える良い資格に思う。


4位 ドローン検定+無線従事者(4アマ、3陸特)
 最近はテクノロジーについて素養が求められる機会が増えてきた。無論これから成長して、就職して、長い人生を送る子供達も同様である。
 ところがどこから手を付けるべきか、何を学ばせるか、壮大過ぎて難しいところがある。ゲームから入って勝手にコンピューターが好きになったり、工作から入って勝手にものづくりが好きになる子も勿論いるが、ドローンはテクノロジーとものづくりの要素が大量に詰まっているので、お勧めしたい。

 ドローンはトイドローンを室内で操縦するところからスタートするのも良いが、コンピュータ制御でお遊戯をやらせたり、いよいよ屋外で飛ばすという時にはルールや仕組みの他、トラブルシューティングも学ばねばならない。

 その知識をざっくり体系的に学べるのが本資格のセットになると思う。無線従事者は年齢等全く制限が無く、講習でも取得可能である点も魅力的である。大人でもここまでの資格でほとんどの無線業務ができてしまうため、習わせておいて損はないだろう。

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