【横浜F・マリノス】リーグ制覇を目指す上での心構え

note初投稿。
やり方も仕組みも全くわかってないけど、今思うことを。
横浜F・マリノスのリーグ優勝について、想いを綴ってみる。

優勝に近付いた2つの経験

過去、リーグ制覇は4回。
1995、2003、2004は20年近く前の話だし、
今ほど情報もない時代だし、記憶は限られている。
逆に、3年前の2019は記憶も十分残っている。
ただ、個人的には最後の最後で逆転を許した、2013の記憶が一番色濃い。
正直に言うと、2019優勝の喜びより、2013優勝出来なかった悔しさの方が大きかったりもする。

2013年のリーグ戦

簡潔に振り返ると、完全固定されたスタメン11人、
その中でも圧倒的パフォーマンスを発揮していた中村俊輔を中心としたチームだった。
残り2試合の時点で次勝てば優勝、というシチュエーションが揃ったが、
満員のホームで新潟に敗戦、最終節はアウェイ等々力で川崎に敗戦、まさかの準優勝に終わった。

完成度は高かったと思う。
ただ、今後の成長の余地はあまり残されていなかったようにも思う。頭打ち状態、というのが近い表現か。
たしか、ラスト10試合での得点数はわずか6点。
俊輔の離脱もあったし、結局のところは「力が足りなかった」この言葉に尽きると思う。

一部繰り返すが、俊輔への依存度は高すぎた。
あとは選手層が薄すぎた。
当時、交代枠5人だったら、もっと悪い順位だっただろう笑
悔しい結果ではあったが、今、客観的に振り返ると、「2位は上出来」とも言えるかな、と。

2019年のリーグ優勝

前年の2018年。
アンジェ・ポステコグルーが監督に就任し、スタイルが大きく変わった。
代償も大きく、ギリギリJ1残留。
その翌年であり、正直期待値は高くなかった。個人的には。
呆気ない失点も多く、新しいスタイルに同意できぬ部分もあったのは本音だ。

それでも2019年は安定して勝ち点を積み重ねた。
ただ、夏場に3連敗。この頃は自分の中で優勝は頭になかったように思う。
それでも。
ここからは負けなしで連勝街道を突き進み、
第32節で首位へ、第33節、34節も連勝し、ホームで優勝を飾った。

2019の終盤は、完全に相手を「打ち負かして」いたと思う。
スタイル的に、裏をつかれたら簡単に失点したり、リスクもある闘い方ではある。
それでも、常に前半のうちから先制し、相手の出鼻を挫いて、マリノスの流れを引き寄せていた。相手に付け入る隙を与えなかった。
個人的には先制されたらしんどいのでは、なんて思いながら試合を見ていたが、
終盤戦、そんなシチュエーションはなかったと記憶している。
2013は、マリノス自身が終盤に力尽きてしまった感があったが、
2019は右肩上がりに力を発揮していった気がするし、成長の余力も残っている、まだまだ強くなれると感じた終盤戦だった。


そして、2022

残り7試合で首位。
2位の川崎とは勝ち点差3。
2013とも2019とも展開は違うけど、強いて言うのであれば、追う立場だった2019よりも、追われる立場だった2013の方が近いのだろうか。

追う立場と追われる立場、どっちの方が有利か。
2013と2019の経験からすると、追う立場の方が有利かとは思っていたが、
2021は追い続けても、首位川崎が勝ち続け、逆に差を広げられ追いつかなかった苦い経験もある。
当然にどっちが有利、なんていうのはないんだと思う。ただ、なんとなく、今は追われる方がプレッシャーが大きいかな?とも思っている。

ただ、一つ言えるのは、
苦労せず優勝することはありえない。

2021の川崎も、マリノスが追い上げている頃はプレッシャーもあったと思う。
2020の川崎は独走だったけど、ずっと自然体ではなかったのだろうとも思う。

特効薬があるわけでもないし、ボーナスポイントもない。
当たり前すぎることを言うが、地道に勝ち点を積み上げるしかないから、
結局は目先の勝ち点を追い続けるしかない。

足下はどうだろう。
西村の負傷とか、気になるニュースはある。
トップ下はどうする?
個人的にはマルコスしかいないと思うが、次は外国人枠の話も出てくる。
ただ、結局は目の前の試合に集中するしかない。

とはいってもその目の前に集中するというのも簡単な話ではない。
自分だって他チームの結果もめちゃくちゃ気にしている笑
それでも、今のマリノスは優勝出来るポテンシャルもあるし、まだまだ成長段階なチームだとも思う。
残されたタイトルはリーグ戦のみ。
歴史に名を残すにはリーグ戦を獲るしかない。
今年の歩みを形にすべく、リーグ戦こそは獲りたい。
まずは次のサンガ戦、なんとしても勝ちたい。勝ち点3を積み上げたい。

書き終えてみると、結論は1戦1戦闘うしかない、という、極めて当たり前の内容となってしまった。タイトルも大袈裟笑

でも、2013の苦い記憶があって、
2019の成功体験があって、今がある。
今年も、ACLやルヴァン 、天皇杯の敗戦があって、今がある。
最後に残されたリーグ戦こそ、なんとしても勝ち取りたい。


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