2021年の仕事を振り返る

こんにちは、こにしです。
最近全然note書けてませんでしたが、年末なので仕事を振り返ってみようと思います。

noteでPMをしてみた感想

一言でまとめると、「noteというプロダクト、PMという職種はなかなか難しいな」というところでした笑

前職ではエンジニアとして中の作りを完全に把握して自分の社歴が長い状態で諸々のマネジメントを行なっていたのである程度意図した通り仕事をできていたのですが、
4月の入社以降はプロダクトの仕様やドメイン、業務・開発のプロセスの把握、関係者との関係構築などで立ち上がりに時間がかかったのと、
noteというプロダクト自体がなかなか壮大かつ複雑というところでなかなか難しい仕事だなあと思っていました。

よくあるKGIを中心にKPIツリーを分解して改善するというのも一定あるのですが、作った機能を広めること(カイゼン告知記事)や世界観を大切にすることなど結構やること考えることが幅広くて面白さと難しさを同時に感じた1年弱でした。(お陰様で色んな経験もできて面白かったです)

担当していた案件、PJTについて

社外にも出ている情報までしか出せませんが、いくつか担当していた仕事をいくつか紹介したいと思います。

新エディタ

まさにこの記事も新エディタで書いているのですが、夏頃から担当を引き継いで進行を行なっていました。

引き継ぎ以前から大まかなスコープは決まっていたので、エンジニアの方に基本的にはお任せしつつベータ版提供のプロセス整備やカイゼン告知、FBフィードバック収集などを行なってきました。

その中で、noteやtoCらしい仕事で特に面白かったなと思うのはFB収集やレスポンス、エゴサの仕事でした。

ありがたいことにクリエイターの方には「新エディタ使ってみた」的な記事を書いてくださったり、TwitterやFBフォームに意見感想を送ってくださる方が結構いらっしゃいまして、それらを確認したり時にはコメントするなどしながらエディタの改善を行ってきました。

特に、一般会員の方へのベータ版解放以降はいただく意見の数もかなり増えたのでほぼdailyに近い頻度で確認をしています。

このFBとカイゼンのサイクルを作れたのが個人的には良かったポイントでした。

問題については複数指摘をいただく→カイゼンする→指摘が来なくなる
というのを最近は結構な速度で回せていましてFB駆動開発と言いますか、クリエイターの方のサポートのおかげで開発がより進んでいる感があります。

意見をいただくクリエイターの方にも高速で対応いただいてるエンジニアの方にも頭が上がらないです。

エディタは日々改善しているので、より創作の支援をできるよう頑張っていきます。

カイゼンチーム

カイゼンチームというのは特定の指標などを設定せずクイックかつ柔軟に問題解決を行う遊軍のような位置付けの開発チームです。
抽象的なミッションなので、正直noteの仕事で1番難しかったのがこのチームな気はします。

こなしていた案件としては、管理画面の改善や細かい不具合修正からインパクトの大きい目玉案件など本当に色々やってきました。
あと、自分個人としては告知記事も書いたりもしました。やること考えること話す人がめちゃ多くて大変でした。

そんな中でも思い出深いのはルビ数式の機能でした。

  • CEOCXOが着想して

  • エンジニアの方と一緒にプロトタイピングや調査をして

  • リリースプロセスを決めて

  • 反響を見つつブラッシュアップして

  • 本リリースして

  • また反響見て

という風にプロセスを工夫しつつクイックに動けたのがなかなか良かったと思います。
エディタ然りですが、ここでもクリエイターの方の意見にはかなり助けられました。

内部的にも開発プロセス改善のネタは仕込んでいるので、来年はもう一段レベルアップしたチームになれるよう頑張っていきます。

レイアウト基盤

どこまで言っていいかが難しい案件ですが、レイアウトやコンテンツの配置など表現の拡充に関する基盤機能のPMも担当しています。

↓詳細はこちらからどうぞ。

このスケールの基盤機能の担当は初めてで、入社当初はなかなか理解が追いついていなかったのですが、最近は機能自体もかなり進化してきて自分の進行も少しずつワークしてきた感があります。

入社以前に検討されていた設計や機能がいい感じだったので、そのベースを活かしてどう価値を生み出すか、どこを磨くかを考えている感じです。
先代PMやエンジニア、デザイナーの方に頭上がらないですね。

あまり詳細はお伝えできない機能ですが、クリエイターの方にも価値提供できるようこれからも頑張っていきます。



開発PJTというとなかなかデリケートな情報もあるのでかなりかいつまんで書きましたが、振り返ると色々な案件に携わってきたなと思いました。

noteの皆さんのみならず、クリエイターの方にもかなりフォローをいただいたおかげで、無事に楽しくお仕事をこなせたかなとは思います。

来年はより成果を出せるよう頑張っていきます。
本年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

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