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【雑記】度

こんにちは。コヌズメと申します。

読書感想文を公開するためにnoteを始めましたが、難しい本があったので、今週は一冊も読み切れませんでした。

それは音律についての本です。(最後に紹介があります)

著者の名誉のために断っておきますが、本書はかなりわかりやすく書いてくれていると思います。

ただ、音楽に疎い私にはなじみのない表現が多く、苦戦しております。

例えば、「度」という、音程(音高の差)の単位。

「度」は、ある音とある音の間にピアノの白鍵盤がいくつあるかという単位です。

しかし、あいだにある白鍵盤の数が同じでも、黒鍵盤の数が同じだとは限りませんから、例えば同じ3度でも4半音差の「長3度」と3半音差の「短3度」が出てきます。(下図参照)

ド〜ミとミ〜ソ。白鍵盤の数は一緒だが、黒鍵盤の数が一つ違う。


他にも「増」「減」「完全」などとついて回るのでややこしい!

ただ、音楽という捉えどころのないものが鮮明になっていく読書体験は面白かったので、再チャレンジしたいと思います。

それではまた。

著書紹介

「音律と音階の科学 新装版 ドレミ・・・はどのように生まれたか」
小方 厚
2018年5月20日 第1刷発行、 講談社

物理学の名誉教授が、音楽を科学的アプローチから解説します。ドレミの成り立ちがピタゴラスの時代から説明されており、新しい発見があるかも。

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