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カヤック体験記

はじめまして、「こんちゃん」です。
6/24,25 NEL Basicに参加しました。

今回は鳥羽市浦村町にてカヤックをしました。

そこでの活動内容や活動を通して感じたことを伝えていきたいと思います。

【1日目】

この日は主に、カヤックから海に落ちた仲間を助けるグループレスキューの練習に取り組みました。

以下は今回学んだ、グループレスキューの方法です。ここでは仲間が海に落ちた体で話を進めます。
①海に落ちた人に対して「大丈夫ですよ」
などと安心させるような声かけを行う。この時、要救助者からパドルを回収する。
②要救助者に、船尾に移動してもらい、自分は船首をカヤックの上に持ち上げることで水を抜く。その後、元に戻して海に浮かべる。


③カヤックを平行に並べて要救助者がカヤックの上に上る。
④重心を低くしながら徐々にコックピットの方に移動して、座る。

この中で私が一番大事だと思ったのは①の工程です。転覆は意図しないタイミングで起こるもので、突然波の強い海に放り出された時には、やはり恐怖を感じるものです。自分が助けに来たことを知らせて、少しでも不安を和らげてあげることが必要です。落ち着いていれば、その後の復帰もスムーズになります。

<海に落ちてみて思ったこと>
海に落ちることに恐怖心を抱く方も見られましたが、私はその瞬間に、自然と自分が一緒になったように感じてわくわくしました。全身を隈なく海水が覆い、隅々まで自然と接している状態になることがたまらなく好きでした(プールとは全く異なります)。普段の生活では決して体験することの出来ない感覚です。恐怖心のあった方々も最後にはそれを克服して楽しんでおられました。

【2日目】

2日目は自分がカヤックから落ちた際に、独力で復帰するセルフレスキューの練習をしました。

セルフレスキューの手順はグループレスキューの手順とほとんど同じです。
①カヤックの端を持ち上げて排水し、素早く舟を反転。
②カヤックの上に上り、重心を低くしながらコックピットの方に移動して、座る。

波が穏やかだったことも手伝って、特に苦戦することもなく、一度でセルフレスキューを成功させることができました。😃
その後も、体に覚えさせるために何度か練習をして、この日は活動を終えました。

<最後に>


このようなグループ・セルフレスキューを身につけることで、少しだけ自立できたような気持ちになって自信にもなりました。また、出来ることが増えると、行動可能範囲が広がり、さらに自然の魅力を知ることができるようになります。これからも、自然の魅力や適切な向き合い方を学んでいきたいと思いますし、それをnoteを通して伝えていきたいと思います。

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