女の髪は男の心を縛る

小学生の時だったと思う。父親の運転する車に乗っており、ラジオはこども電話相談室をやっていた。

ちいさな男の子からの質問。

「女の人はなぜ髪を伸ばすんですか?」

無着成恭先生が答えたのだろうか。ほかの回答者だったか。

「それはね、男の心を縛るためなんだよ」

なんだか、よく覚えている。それを聞いたときどんな気持ちになったのかは覚えていないが。


大人になってから分かった。

これは本当だった。

髪が綺麗な女には、つい目が行く。

目が釘付けになる。

しかし、髪が綺麗な女は、驚くほど少ない。

最近はマスクをみんなしているので、綺麗な女は驚くほど多い。

今日もルミネに行ったが、エスカレーターですれ違う女、綺麗な人ばかりだ。

しかし、髪が綺麗だと思う女はついに一人もいなかった。

ルミネに向かう途中の電車でこの記事を書きたくなり、目の保養兼ねて、あちこち見させてもらったが、髪が綺麗な女は一人もいなかった。

彼氏持ちの女が、かなりいい女だなと思ったが、それでも髪は及第点にあとちょっとというくらいだった。

髪は2~3年分の健康度を表すという。

綺麗な髪は1日にしてならず。

髪を染めている人は実に多いけども、染めるのをやめて、髪のケアにお金をかければいいのになあと思う。

なお、帰りの電車に向かう際、一人だけ髪の綺麗な女はいた。

なんと、小学生くらいの男の子のお母さんだった。

もちろん、髪は染めていない(白髪染めだったらスマン)。

髪は中高生くらいが綺麗な子が多いと思うが(本当は大学生も染めなければ綺麗な髪の子の比率がぐんと伸びるはずだが)、子持ちであのレベルは本当に素晴らしいと思う。


髪について、おススメの本。

2016年8月、私の感想。

一目惚れの本書。めったにない衝動買い。通勤時、準備すべき仕事を放り出してむさぼり読む面白さ。乗り換えの電車間違えちゃったよ。女の人は目を通してほいたほうがいいよ。美容師さんも。全国の美容室に配備しておいたほうがいい本。どこから書くかね。盛りだくさんなんだよ。詰め込みすぎくらいに。こども電話相談室で「なんで女の人は髪が長いんですか」と聞いてきた男の子に「男の心を縛るため」と答えていたのを思い出した。それ、俺が小学生の頃の話よ。男の本音はP124からの数ページに。

好きな髪型はいくつかタイプかあるが、それらはすべて自分の好きな性格を表していたんだな、初めて知ったわ。P86参照。

著者のブログより。http://satoyumi.com/blog/18522.html この本を担当してくださった編集の綿谷さんには、「売れる本を作ろうと思うのではなく、人の人生を変えることができる本を丁寧に作りましょう」と何度も言われてきました なるほど。本当にそういう本になっている。

まだまだ感想つけたす予定。こんなことがあったのもほんとうれしかったな。


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