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虫嫌いを克服させる千本ノック 85本目 ヨツモンホソチャタテ(四紋細茶立虫)

前の記事のスズキクサカゲロウの幼虫を撮っているときに視界の隅で動くものを捉えたのがこれ。

ん?なんだ?ちっちゃ!

あ、チャタテムシだな。

そこまではすぐわかる。

しかし、今までチャタテムシを同定できたことが一度としてあっただろうか。

てなわけで、こちらも動き回るし、1枚しか撮らなかった。

Google画像検索でなんとヨツモンホソチャタテとあっさりわかる。

それならば『小さな小さな虫図鑑』ではどうだと調べたら、こちらにも載っていた。

チャタテムシ自体があまりなじみがないと思うが(実際私も子供の頃は全く認識していなかった)、『昆虫の誕生』(10年前にアマゾンで中古を定価より高い値段で買ったよ)にこんな記述がある。

チャタテムシという変わった名前は、スカシチャタテ科のいくつかの種が障子の紙などをかじる音が茶をたてる音に似ているとしてつけられた。微小な昆虫が立てる音であるが、障子紙が振動を増幅するので静かなところならサッサッと聞こえる。(中略)大部分のチャタテムシは野外に棲んでいて、茶をたてることはない。

昆虫の誕生

またこんな記述もある。

チャタテムシは目立たない昆虫類ではあるが決して少なくはない。注意して見ると家屋内にも、翅のない、体長1-2mmで淡い色の、コチャタテやコナチャタテ等がふつうにいることが分かるだろう。

昆虫の誕生

そうなんかい。1-2mm探すのは骨だな。特に老眼進んでると。

さあ、また今後の課題が増えましたよ。


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