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メスがオスを引きずり回す

女は食欲に、男は性欲に支配されている。

妊娠する哺乳類の特徴を考えれば、これは理にかなっている。

メスは丈夫な子を産み育てるために栄養が長期にわたり必要だし、オスは身軽なので本命のメス以外にも、お、いいなというメスに種付けした方が良い。

「良い」というのは、そうした方が子孫を残すために、という意味でだが。

もう少し正確には、結果的に子孫を残してきたという意味だが。

子孫を繫栄させるぞ!と強い意志を持って、なにか食べたり、セックスする人はあんまりいないだろ。特に現代は。

だからこそ、

女は食欲に、男は性欲に支配されている。

そう言える。

コントロールされないように、理性で闘っている、とも言える。

さて、昨日のD公園での夜の盗撮だが、いつもと同じと言えばそれまでだが、寒い中、あちこちのやっているカップルは、メスがオスを引きずり回していた。

性欲に支配されているオスは情けない?

いやいや、メスも性欲に支配されているよ。なんといっても何も食べないからね。

引きずり回して離れてしまう弱っちいオスはお断りってとこなんだろうな。

暗い中撮った写真ではわかりづらい、いや、わからないかもしれないけど。

オスが脚を踏ん張っているようには見えるかな?

デパートのおもちゃ売り場で、子どもがまだそこにいたがるのに親に引っ張って連れていかれるのに、犬がそこにいたがるのに飼い主に引っ張っていかれるのに、似てるかな。


上の2秒後。

ウスバフユシャクのカップル。

メスは口がないだけじゃなく翅もないから小さく見えるけど(実際小さい蛾)、1枚目の写真をよく見てほしい。

胴体部分はオスよりメスの方が大きい。

ウスバフユシャクやその近縁のなかまのオスは、実際にちょっかいを出して見ればわかるが、実に弱々しく飛ぶ。

もともと昆虫は軽量だが、この仲間は翅もペラペラでいかにも軽そうだ。

卵が体内に詰まった身重のメスの方がオスよりも総体重が上なのは明らか。

軽量のオスはメスに引きずられながらも必死に交尾する。

まあ、しっかり抱き合って…はいないが、しっかり結合して動かないカップルもたくさんいるけどね。

動いている場合はほぼ確実にメスがオスを引きずっている。

婚活中のメス。

尻を上に突き出し、フェロモン放出。オスを呼ぶ。

フェロモンむんむんの女がどうこう言うけど、オリジナルはこっちだからな。

冬尺蛾フユシャクにかぎらんけど。

こちら、オスをぶっちぎったメス。

左、捨てられた?オス。

実際は交尾完了なのかもしれないけど。

オスはまだやれるなら、別のメスを探すことだろう。

男が何発やったと自慢したがるのはそうかそういう心理か。

こちらのカップルはあまり体格差はないようにも見えるが。

角度変わるとそうでもないか、やはりメスの方がはっきり大きいか。

こちらのメスはお腹小さい。出産後か?

しかし、お尻の方の毛が残っているからそうでもないのか?

だまされて最後まで見てくれた人、特にありがとう!愛してるよ。

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