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遅いランチに出かける途中

ダメだ、どうしても寝が足りない…というわけで○○してから、昼寝。目覚めたら16時過ぎ。最近は17時までランチタイムやっているファミレスもあり、助かる。

なんとなく、90mmレンズに1.4倍テレコンつけて、なんとか家から脱出する。

太陽もずいぶん傾いて、そういえば秋分の日からだいぶたった、10月もう中旬だもんな、13日の金曜日(ちなみにホラー映画苦手)。

帽子いらないかなあと思いつつ、念のため持って行く。

家を出るとやはり、ほとんど日影。帽子やっぱりいらないか…まあいい。

駅前まで行くのに唯一の車がよく通る道路を渡って、ちょっと遠回りになる真っすぐをあえて選ぶ。

まあ、そっちの方が虫が多そうだからだ。←逆接の「が」を使おうとするとしばしばこの漢字が出るのは日頃の行いのせい。

なにかに遭遇しそうなところはカギバガに擬態した枯葉を見つけたくらいだったが(撮らずにスルー)、ん?いつもの道の合流地点にある電柱に何か黒い影が来た?

カメラを構える。向こうからは女子中高生くらいの子が自転車に乗ってくる。

126mm(35mm判換算約250mm)の望遠であり、カメラの中には女の子は入らなかったが、盗撮と思われても仕方ない角度だった。

ピントが合わなかったのでシャッターも切っていなかったが。

そして、もう少し近づいて、撮れた。

ルリタテハ。

気温が下がってきたから、西日で体温を上げているようだった。

さらに近づく。

記録によると1.854mの距離。300mmレンズならかなりの大きさになっていたな。

まあ、でも、背景が写ると街中感が出て、いい。

目覚めると寝室に入っていたこともあるルリタテハだが、たいてい見るのは雑木林の樹液を吸っているとき。

すぐ近くの神社で見ることもあるが、このあたりで見たのは初めてだったので、意外な感じがした。

この写真の後、さらに近づいたが、逃げられた。

もう一度電柱に止まったりしたが、構えたら逃げられ、私の帽子にも止まりそうな感じだったが、この近づくあやしい影が敵かどうか警戒飛行しているようでもあった。

この電柱にはやり止まりたさそうだったが、道路反対の葉の上に止まった。

秋の西日を浴びての色合い。

この前にこのルリタテハ、別の飛行物体を追い回した。オスだな。

そして、そのときの飛行物体と思われるものが今度はこちらに。

どれもうまく撮れず。

昆虫写真家の大家・海野和男さんは最近は(から1年たっているが)この90mmマクロに1.4倍マクロつけてチョウを撮ることが多いと発言しているけど、私は慣れていなくてダメだった(今回は)。

このホシホウジャクを撮っている途中で気づいた。おそらくいつも使っている300mmレンズでの距離感で構えていたのだと思う。

上の画像は1.975mの距離。300mmレンズは1.4mより近づくとピントが合わないため、ちゃんと測ったことないけど(記録調べたことないけど)、おそらく普段は同じ2mをちょっと切る距離まで近づいて撮っていることが多いのだと思う。

もっと近づけ!と自分に言い聞かせ、少しずつ近づいた最後の3枚。

距離は1.625m、1.510m、1.300mと徐々に近づき、最後は300mmレンズでは近づけないところまで行った。

確かに300mmレンズは性能抜群で、うっひょ―こんなの撮れちゃうの!と感動しまくりなんだけど。

例えば、これは今日の昼の昆活出かけるとき、はす向かいのアパートの庭。

ああ、ヤブガラシ、かなり刈られちゃってるとショック受けていたところにいたコガタスズメバチ。

それぞれの撮影距離も書いておきましょう。

2.470m
2.425m
1.760m
1.815m
1.950m

こっちの方が写りも綺麗で簡単に撮れているのだが(被写体の動くスピードがまるで違うので簡単に比較できないのだが)、大好きな虫との距離があって、さびしいのよ。

好きな人とはくっつきたいでしょ?好きな虫にはなるべく近づきたいの。

まあ、刺すハチの場合はちょっと違うところもあるけど。

でもぉ、スズメバチの場合も60mmマクロやTG-3でうーんと近づいて、顔やら美ボディをアップで撮るの楽しいけどね!


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