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子ども達を真ん中に繋がる


【対話の大切さ】
〜立場が違うからこそ認め合えるように〜

わたしは学校に勤めていた経験から、学校のしんどさもリアルにわかるという点を活かして、『学校と敵対するのではなく、繋がりながら地域で活動をしたい』と、最初から思っていました。

だけど、立場が変わると、なかなかそうはいかないもの。笑
にじっこや虹まなの活動をしている中で、保護者さんや子ども達のリアルな声を聞けば聞くほど、「学校は何やってるんや」と思うことも正直ありました。(たまにですけど、すみません)

でも全てがそうじゃない。
ある学校の先生方と話していて、「あぁそうか。だから先生は家庭訪問してるのか!」とか「子どものこと想ってしていてくださったんだな…」とか、目から鱗的な気付きも山ほどあります。

本当は誰もが、子どものことが憎くてそうしているわけじゃなくて、子どものことを思ってしていることがほとんど。
 
 
 


【しなやかに伝える】
〜まずは聴き合い認め合うところから〜

わたしは幸い、学校に勤務していた関係で、教師の知り合いが多く、繋がりを持ちやすいのと、割とフレンドリーに誰とでも話せるタイプなので、その強みはガンガン活かして、子ども達や保護者さんと学校のしなやかなパイプになれたらと思っています。

「しなやかな」にはちょっと意味があって、妥協するのではなく、『認めて伝える』ということを常に大事にしています。

子ども達を否定してほしくないと願うばかりに、学校や先生方、他にもさまざまな分野の方を否定してしまっている(正確にいうと、そう感じさせてしまっている)ことがあると気付いたからです。
 
 
 
この世のほとんどのことは、最後には『ひと』だと思うんです。
ブレない心は大切だけれど、伝え方によって受け取り方も全く違います。

それも人それぞれタイプがあって、はっきりズバッと言って欲しい人もいれば、なるべく笑顔で穏やかに伝えてほしい人もいて。
(ちなみにわたしは完全に後者)

どちらにしても、良く思っている人の言葉や願いは、心に届きやすいなと思うんです。

今年度も、学校と保護者、行政と民間、大人と子ども、ほんとは境目ってわかりにくいけれど、いろんなパイプになれれば嬉しいです。
 
 
 

【連携の大切さ】
〜情報共有しながら共に見ていく〜

2年前から力を入れている『横の繋がり』。
子ども達の居場所やスクールをされている仲間とのコミュニティの大切さを、つくづく実感しています。

自分達のところがベストではなく、『それぞれが自分に合うところと出逢えること』そして『選択肢や居場所は多い方がいいこと』を忘れず、連携していけたらと思います。

(滋賀県内で、週1以上のペースで子ども達の場を開けられておられる方のコミュニティグループをFacebookで作っていますので、該当する方は教えてくださいね)

長くなりましたが、新年度を迎えて、さまざまな方とお話していて感じたことをまとめました。
何かの時に参考になれば幸いです。

こんとも



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