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BodyTalkセッションで得られること その②心身の健康

BodyTalkは心身の健康と幸福に大きな影響を与える素晴らしいツールです。定期的にBodyTalkセッションを受けることで、何らかの不調の解消だけでなく自己成長や心理的安定、幸福感を感じやすくなることなどにも役立ちます。

前回に引き続き、BodyTalkセッションで得られることについてお話ししていきます。今回は2つ目のメリット、心身の健康についてです。

体を構成するもの

私たちの体は各臓器や組織に分類して捉えることができます。心臓や胃、肝臓や腎臓などの臓器、さらに皮膚や骨、筋肉などの組織などです。

これをさらに分割するとどのようになるでしょうか、より細かい単位としての細胞や細胞外組織、さらに分割していけば究極的には分子、原子、素粒子の集合体と言うことができます。

これらは時計で例えれば歯車や時針、秒針などの各部品です。時計は設計者のアイディアに基づいたデザインや設計図があり、それらを元に各部品が強調して働くことで「時計」という道具として機能します。

時計が作られる順番

部品が先にあって、それらを箱に入れて適当に振り続けたら時計ができるでしょうか?そんなことはあり得ません。部品が先なのではなく、設計者のアイディアが先にあるのです。

では人間を構成する大小様々な部品は何の働きによって統合的に機能しているのでしょうか?時計のように設計者がいるのでしょうか?

元データ(情報)から五感を通じて生み出されているのが物質宇宙

この設計者は一神教では「神」でしょうが、私はそう考えません。
設計者は宇宙そのものです。(設計”者”と擬人化すると誤解が生まれそうでなので「元データ(情報)」とでも表現しましょう)
ここでいう宇宙は一般的にイメージされる物質宇宙ではありません。物質宇宙も宇宙ですが、本来の宇宙の姿(情報)が五感によって変換され、物質宇宙(粒子の世界)が観察されているに過ぎません。

情報宇宙こそが私たちの存在の元データであり個々の意識でもあります。
インド哲学的に言えばブラフマン(梵)=アートマン(我)です。

つい私たちは五感の生み出す幻想によって、自他の境界線を皮膚と認識してしまい、自己を皮膚の内側だと誤解してしまいますが、それも「分離」という幻想なのです。

宇宙という情報場(データクラウド)の情報を脳という変換器と五感という映写機によって見出しているのが私たちが認識している世界とも言えます。

「現実(という幻想)」は五感の性能に依存する

これは少し考えればわかるのですが、私たちが「現実」と認識している世界の知覚は五感というセンサーの性能に左右されます。もし目の錐体細胞が犬や猫のように2種類(人間は3種類)だったとたら、世界は白黒の映像のように見えます。

また目の分解能が光学顕微鏡並みだったら、ミジンコや細菌がありありと見えていたでしょうし、もし電子顕微鏡並みの分解能だったらウイルスやDNAが見えていたはずです。

逆に五感をすべて失ったと仮定してみてください。視覚や聴覚、嗅覚、味覚だけでなく触覚(体感覚)もです。その時、自分の肉体の範囲を感じることはできません。自分がどこにいるという「空間」の認識すらありません。

つまり私たちの世界の認識は五感というセンサーの性能と脳という処理装置のデザインに依存しており、それが 宇宙と自分は違うもの とみなす「分離」の感覚を生み出しているのです。

話を戻しましょう。
なぜ宇宙の一部である私たちは不調和(ストレスや不健康な状態)を経験するのでしょうか?

究極の”原因”

究極的には「分離」が原因です。
(”原因”と呼ぶのは犯人扱いしているようで気が引けます。本来、分離は肉体を持って生まれてきた宿命です。)

1.情報宇宙と物質宇宙の分離(仏教的に言えば空と色の分離)
2.肉体と物質宇宙の分離(境界線は皮膚)
3.肉体と自我の分離(身体という乗り物に乗っている運転手のような自我の存在を感じるなら肉体と自我が分離しているということです)
4.自我とペルソナ(仮面としての人格)の分離

など、様々な分離があります。本来は幻想とはいえ、肉体と五感を持って生まれてくる以上、この分離は宿命とも言えます。
分離感は身体内部にも反映されます。各臓器や組織、細胞同士にも意識があり、それぞれが固有の意識を反映しています。それらの意識の分離は物質としての各臓器の分離を生じさせ、本来の一体感が損なわれることで不健康な状態を生み出してしまいます。

言い換えれば、各組織間のネットワークが分断された状態が生じるということです。本来の連携が失われれば「健康」は阻害されます。

BodyTalkが心身の健康に役立つ理由

長くなりましたが、ここからが結論です。

BodyTalkの究極の目標は、この「分離」の解消、つまり「統合」です。
1.ペルソナと自我の統合
2.自我と肉体の統合
3.肉体と物質宇宙の統合
4.物質宇宙と情報宇宙の統合

つまり情報宇宙の元データにしたがって、各組織やそこに反映されている意識を繋ぎ直す(統合させる)ことをBodyTalkのセッションでは繰り返していきます。

そうすると心身の健康が回復されていくという原理です。
究極的過ぎて、これまでこの深さのレベルでBodyTalkの原理を解説することはありませんでした。

しかし近年、量子物理学が一般的に知られるようになってきたことや、並行して私自身の理解が深まってきたこともあり、今回はこのレベルでのBodyTalkの解説を試みてみました。

この解説はBodyTalk理論の一つの個人的な解釈であって、公式な見解ではないことを念のために申し添えておきます。

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