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パリ五輪、ブラジルの分析と可能性


こんにちは(´Д`)
さて、これでグループCのすべての国の分析が終了します!
分析と言っても、なんのタメにもならない無意味な情報ですw

それでもイイんです!熱意が重要なんだ!


では、早速ですが再度グループCを見て行きましょう。


グループC

何度見ても、一筋縄ではいかない国の集まりですよねぇ…
予選からこれだけ過酷な戦いを強いられるのも、クジ運の悪さが伺えます。

ブラジルと言えば、誰に聞いてもサッカー大国だと語る事でしょう。
男子サッカーにおいては、華々しい成績を数多く残してきました!
名前を聞けば誰もが知っている男子サッカー選手が多い国でもあるのです。なので女子サッカーも男子同様にサッカーが強いでしょ?と思われがちなのですが、実際にはそうでもない事にジレンマを抱えてるのが現在のブラジル女子サッカーなんですねぇ…(´Д`)

では、今一度、Wカップと五輪の歴史を振り返ってみましょう!


ワールドカップ歴代入賞国
オリンピック歴代入賞国

まず、ブラジル女子サッカーにおいては、Wカップもオリンピックも一度も優勝経験はありません。そこがサッカー大国ブラジル女子の歯痒い所でもあるんです。

Wカップは1999年の3位と、2007年の準優勝、オリンピックにおいては1996年の第一回大会で4位、次の2000年の大会でも4位。2004年と2008年の大会においては準優勝を飾っております。

「華々しい成績を残してるじゃないか!」と愚痴る人もおるでしょうが、
これらの大会に関わった選手のほとんどは今のブラジルにはおりませんが、唯一2人だけ2004年、2007年、2008年の大会を経験してる選手が今もおります!それが、ブラジルの英雄マルタクリスティアーネの2人!

この頃のマルタは世界最高のプレイヤーですよ!2007年には最優秀選手賞を獲得し、7ゴールで得点王にもなっています。そしてFIFA年間最優秀選手賞を計6回も獲得しているんですぞ!本当に凄い選手だったんです(´ー`)

ブラジル女子サッカーの過去の栄光と言うのは、現在の主力メンバー等が築いたものではなく、マルタとクリスティアーネだけが経験しており、その中でもマルタに関しては、彼女がその栄光に導いた選手だと言ってもイイ選手なのです!

なのですがっ… マルタやクリスティアーネ以外が世代交代に入り、マルタがキャプテンとしてチームを牽引してからは、パッとしない時間が経過しておるんですよね。

それが2011年~今日までに至る暗黒の13年間という月日なのですわ…
日本は優勝経験をした後の約7年間ほどの暗黒時代ですが、ブラジルは優勝経験がなく、準優勝を境に13年間の暗黒時代を現在まで迎えてるわけです。
マルタもクリスティアーネもを取りました… 気付けば38歳…w
そんな2人は今も現役の選手として、ブラジル代表として招集されてるのですから驚きなのです!これも監督の意向でしょうが、その采配がパリ五輪で吉と出るか凶と出るか?それが非常に楽しみでもあります!


では、そんな現在のブラジルの選手達を見て行こうじゃありませんか!!



ディフェンダー陣

左からキーパーのロレーナ・ダ・シルバ・レイテ、タミレス・カシア・ディアス・デ・ブリット、ラファエル・レオーネ・カルヴァーリョ・ソウザ
タルシアーネ・カレン・ドス・サントス・デ・リマ、ヤスミム・アシス・リベイロ、アントニオ・ロニークレイデ・ダ・コスタ・シウバ、ローレン・エドゥアルダ・レアル・コスタ

ブラジルの選手のフルネームは長過ぎる

キーパーのロレーナ。
彼女の活躍はシービリーブスカップの対日本戦を観た人ならわかるはずだ!
たぶん、彼女がこれからのブラジルの正キーパーを勝ち取るんじゃないかと思っている。ロレーナはデカいですよ!身長が183㎝もありますから(´Д`)

タミレスにラファエル。
タミレスは、マルタやクリスティアーネに次ぐ最年長組だな。36歳。
ラファエルが32歳だね。ちょうど東京五輪から女子サッカーを観戦しだしたボクだが、その時にはこの2人は起用されておった。ラファエルは直近のシービリーブスカップには招集されてなかったね。

タルシアーネとローレン。
この2人はフレッシュ組だね!タルシアーネが20歳でローレンが21歳。
シービリーブスカップでは、この2人が起用されていたかな。タルシアーネに関してはスタメンディフェンダーで間違いないと思う!ブラジルの中で、180㎝超える選手はキーパーのロレーナタルシアーネくらい!

ヤスミムとアントニオ。
ヤスミム27歳で、アントニオが30歳。ちょうどメンバーの中では真ん中に属する選手だな。



ミッドフィルダー陣

左からマリア・エドゥアルダ・フェレイラ・サンパイオ、アンジェリーナ・アロンソ・コスタンティーノ、ヴィトリア・フェレイラ・シウバ、アリアディナ・アウベス・ボルヘス、アナ・ヴィトリア・アンジェリカ・クリエマシェフスク・デ・アラウージョ。

中盤でボクが一番関心のある選手はアンジェリーナ
アメリカのNWSLのオーランドプライド所属で、マルタ先輩の所属するチームでもある!彼女を観てるがかなり良い動きしてますね!もしかしたら、
彼女が中盤を仕切る選手になっていく可能性も大きいかも(´ー`)

ヴィトリア・ヤヤ、ボルヘス、アナ。
ヴィトリアは何故かヤヤって呼ばれてるね。名前には入ってないけどねw
実は、アンジェリーナを含むこの4人は同期の24歳。ボルヘスはWカップで対パナマ戦だったかな?ハットトリックを決めた子だ。アナはポルトガルのベンフィカに居た頃は、カナダのラカスと頑張っていたね!
彼女達は、これからを担う中盤の選手達!



フォワード陣

左上からルドミラ・ダ・シルバ、プリシラ・フロール・ダ・シルバ、
マルタ・ヴィエイラ・ダ・シルバ、クリスティアーネ・ロゼイラ・デ・ソウザ・シルバ。

左下からアドリアナ・レアル・ダ・シルバ、ゲイセ・ダ・シルバ・フェレイラ、デボラ・クリスティアーネ・デ・オリベイラ、ベアトリス・ビア・ザネラット・ジョアン、ケロリン・ニコリ・イスラエル・フェラス。

ルドミラはガタイもあって、動きも速い!
プリシラは現在のブラジルチームの最年少者。19歳だな!
ブラジルで対日本戦が2戦あったのだが、ブラジルが勝利した時の試合で同点のまま後半ロスタイムで逆転弾を放った選手!

そして、マルタとクリスティアーネ!
この2人が同じ歳の38歳。実は、マルタだが、このパリ五輪を最後に代表引退なのか?サッカー引退のなのか?そこの詳細はわからないが引退宣言をしている。
そうなると、クリスティアーネも同じような宣言をしだすんじゃないかな?でも寂しいよな… ボクは東京五輪が最後だと思ってたんだけどねw
カナダの英雄シンクレアが、昨年のWカップを機に代表を引退したが、所属するNWSLのポートランドソーンズでは40歳の今も活躍中だ!
なので、マルタも代表引退の話をしてるのではないかと思ってるのだが…
そこはパリ五輪を終えてみない事にはわからないね。
クリスティアーネは、シービリーブスカップの対日本戦で同点ヘディング弾を決めた選手!ボクはこの試合を観戦してたが、さすがだなと思った!
やはり侮れないわ!彼女の経験値とスキルは今でも恐ろしい(;´Д`)

左下からアドリアーナね。
現在のブラジルの選手の中で、一番彼女に関心を持って観戦していたボク!
だが、最近は調子を落としてるね… 彼女もマルタと同じオーランドプライドに所属してるが、今季からザンビアのバーブラ・バンダが加入してからは、バーバラがめちゃくちゃ活躍してるんだよ!それもあってかアドリアーナの存在感が無いどころか、先発起用でも観られなくなった…
そこはボクの考え過ぎかはわからないが、アドリアーナのスキルは素晴らしいと思っている。まだ27歳でちょうど活躍著しい年頃だ!そんな彼女には復活して欲しいと思ってるんだよねぇ…(;´Д`)

ほんでゲイセ。
ゲイセもめちゃくちゃ上手いんだよ!イングランドのマンチェスターUに所属してるが、やっぱり存在感があるよね。ただ、ブラジルの監督は何故か彼女を起用しないんだよw 確かにフォワード陣は主要な選手が多過ぎる。
これらの選手をどう扱おうか?となると非常に難しいのは想像できますね。

デビーニャとザネラット!
現在のブラジルを牽引する選手がこの2人!と言ってもいいかな!
デビーニャは、NWSLのカンザスシティに所属しており、ザネラットも今季からカンザスに加入したのだが、デビーニャが怪我をしたのか何なのかはわからないが、今季スタートの数試合後から起用されてなかったんだよね…
そこでザネラットが加入してきたのだが、このザネラットが大爆発!!
彼女がチャンスを作り、彼女自身が得点も決める!今のザネラットの調子は化け物級ですね(´ー`)

実は、アドリアーナ、ゲイセ、デビーニャ、ザネラットは、シービリーブスカップには招集されてなかったんです。対日本戦ではPKまで持ち込んで勝利したのですが、これらの選手が揃ってくると実際はどんな試合になってたかはわからない。パリ五輪では間違いなく主要メンバーで固めてくるはずなので、ボクは密かにだがブラジルには大きな期待を抱いている!
その中でも、ザネラットは超期待してるね。問題は、これだけ点に絡む選手が多いと誰にボールを集めていいのかわからなくなる。
これが仇とならないようにするのが監督だよな!前後半でこれらの選手をどう起用してくるかが楽しみなんだよ(´ー`)

ケロリンもめちゃくちゃ上手いのだが、最近まったく見かけない…
代表にも呼ばれてないし、NWSLでもノースカロライナカレッジに所属しているが、そこでもまったく見かけなくなった。
ちなみに、このチームの共同所有者の中に、テニスの大阪なおみが居るw
そんなケロリンが何処に消えたのかは知らんが、パリ五輪では是非とも出場してくれる事を期待しますね…(´Д`)



ざっとですが、ブラジルの選手を紹介しましたが、この選手等が居るブラジルチームの優勝の可能性はあるのか?という事ですが…


ボクは「ある」と思っている(´Д`)


この「ある」の強調は、決して優勝候補筆頭に居るというわけではなく、
あくまでも2番手陣の中にブラジルが存在してるという事だ。当然、その中には我が日本も入っている(´Д`)

また、今大会を機にマルタが引退宣言をしてる事もあり、なにかチームの中で変なパワーが宿りそうな雰囲気もあるんだよね!

現在のブラジルは、今紹介した選手を見ても超攻撃型なんだです!
これだけ攻撃に関わるスキルの高い選手が多いんだぜw そりゃ得点を量産したっておかしくないんですよ。


まずはここでだが、ブラジルの直近の試合結果を見て行きましょうか!


ある程度だが、最低限の組織力のあるチームと言うのは、弱いチームが相手なら大量得点で勝てるんです。ブラジルの昨年から今年にかけての試合結果を見てもわかる通り、弱いチーム相手には大量得点しております。

これだけ個のスキルの高い選手がおり、これだけ攻撃的なチームであるにも関わらず、カナダにおいては負け越しており、再編してるアメリカにも無得点で負けてしまっています。対日本戦では勝ち越してはおりますが、ほとんど拮抗してると言っても良いでしょう。

カナダに関しては、カナダは確かに防御に力が入るチームであります。
攻撃においては、なかなか形にならない展開が多く、ストレスの溜まる試合が非常に多いんです。そんなチーム相手にブラジルの攻撃陣が1点止まりであると言うのが不思議でなりません…(;´Д`)
そのブラジルは防御の方が苦手だと言えるんですよね。このバランスの悪さが対カナダ戦の結果に影響してるのではないかとボクは感じています。

そして、攻撃においては、組織力のあるチーム相手だとなかなか突破できていませんよね。対アメリカ戦でも無得点で準優勝だったんですよねぇ…
CONCACAF Wゴールドカップでは、アメリカに勝ったメキシコを負かして決勝戦に上がってきたんですぞ!
こんな大チャンスはなかったはずなのに、結局はいつも通りアメリカに美味しい所を持って行かれてしまったんわけですねぇw
これだから、アメリカ大陸全体で未だ3位という状況が続いてるのですよ。南米大陸ではブラジル一強で数々の優勝経験はあるのですが、アメリカとカナダにはどうしてもウマが合わないw  この定番の流れをパリ五輪をきっかけに一気に変えたいところなんです…(´Д`)


そんな事もあり、パリ五輪前の大会では希望の結果は出てないが、決して悪い結果でもない。残りわずか2か月少々ですが、ブラジルが何かやってくれそうな気もしないわけでもない!…  表現曖昧で申し訳ありませんw

ボクの考えるブラジルの布陣は、やはりザネラットをトップにして彼女にボールを集めて行く方が良いのではと思っている!
もちろん、デビーニャもいるが、彼女はパスも抜群だし自分で判断してシュートを打つ事も可能だ!なのでデビーニャにボールを集めるのはチャンス作りで振って行く方がイイね。デビーニャとザネラットならどちらも同じ事が出来るので最前線には2人が居ても構わない(´ー`)

問題は、監督がマルタをどう起用してくるかだな…
あとクリスティアーネもそう。やっぱ最年長者が居ると気を遣うんだよね。
そういうのを最年長者が欲張らずに、後輩を引き立てる位置で仕事をしてくれれば良いが、そうでなかった時が怖いんだよね。
Wカップの時にも伝えたが、デビーニャにボールを集めるべきなのにマルタにボールが集まった事は非常にまずかったと感じていた。
38歳の今のマルタでは決定機の場面に対して、いくら英雄と言えど昔と同じ信頼度がある訳ではない。

これだけの選手が居るチームでは、やはり監督は苦労が絶えないと思うね。
なので、監督がどこに、誰を置くか?これは1つの重要な要素になるだろう!これを間違ってしまうと、まったく噛み合う事無く、チャンスを棒に振って行く展開が多くなるかもな…  監督の采配は非常にデカいんだって(;´Д`)


そういう事もあり、優勝の可能性はあるにはあるがスタメン次第だろう。
やっぱ同じ役割の選手が何人も居たって意味がない!チームはバランスが重要だよ。デビーニャとザネラットをフォローする選手で固めてくる方が、ブラジルには好結果が出るんじゃないかとボクは感じている…(´Д`)


一応は、このブラジルの分析が最後になったので、あとはボクのパリ五輪の優勝予想と、優勝しそうな国々を順番づけて行きたいと思う。


ボクはもう決めているよ(´ー`)
この、パリ五輪をずっと待っていたんだ!もしかしたらこれが最後になるかもしれない女子サッカーnote。

だからこそ、本気で当てに行きつつあらゆる予想が当たるようにしたい!
それもこれも次の優勝予想で綴って行くとしましょう♪


では、これで全グループの国々の分析を終えましたので、あとはゆっくりとボクの優勝予想見解を述べつつ、パリ五輪まで待機しましょうかね(´ー`)



                    ほんじゃまた ( ´Д`)ノ~バイバイ

腰のサポートはコルセットよりも、 ウェイトリフティング用ベルトが一番安心するね (´ー`)