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パリ五輪、スペインの分析と可能性


こんにちは(´Д`)
では、パリ五輪女子サッカーの最後のグループCに入って行きたいと思います。このグループは我が日本国が所属するグループなのですが、なかなかの縁起の悪さを感じてもおります…w

それでは早速グループCの各国を見て行きましょう!

グループC

これがグループCに所属する各国なのですが、はっきり言わせてもらうなら
この4国は決勝トーナメントに進んでもおかしくない4国なのです!

ですが、この予選グループで2国が落ちる可能性があるわけですねぇ…
一応、得失点差によっては、決勝トーナメントに行ける可能性も非常に高いので、なので1国は間違いなく予選で去る事になるでしょうな。

その辺りの予測も、各国の分析の中でお話して行きましょう。


まずはスペインですが…
Wカップ優勝後からの今日までのスペインの状況を見ても、

パリ五輪で優勝するであろう本命中の本命!


と言っても、まったく過言ではありません!(´Д`)

ボクはWカップの時の記事で伝えた記憶があるのですが、スペイン女子チームの事は、まったくもって知りませんでした。
ボクの優勝予想にも入ってもいませんでし、東京五輪の情報をそのままスライドさせるようにして、そこで関心を得たチームだけを徹底的に調べて行った訳なんですが、スペインリーグ、イタリアリーグ、フランスリーグに関してはほとんどノーマークだったんですねぇ…

スペインにおいては予選の初戦から日本に大敗し、この情報が優勝候補から外れる決定的な試合でもありました。

ところがどっこい…


蓋を開けてみれば、スペインが圧倒して初優勝をかっさらうという結末!
それからというものの、それでもスペインリーグの全体までは観ませんが、特にバルセロナの情報だけは取るようにしたんですねぇ…
バルセロナとスペインの親善試合は一応観戦し、何がこの強さを生んでるのか色々と調査しておりました。

まずは、スペインの直近の試合結果を見ていきましょう!

去年のWカップ前からですが、20試合ほどしておりますが負けは2試合
直近ではイタリアに負けておりますが、今のイタリアは本当に強くなっているんです!Wカップでは南アフリカに負けて予選敗退となりましたが、その時の試合もスペインと五分以上に戦っていましたし、見違えるように力を付けております!

あと、ボクがカナダと肩を並べるほど贔屓するスウェーデンでさえ、スペインには勝ててないんです。試合を観ましたが力の差を感じました…
基本的に2-0くらいの試合結果までなら、そういう時の試合もある、と考えても良いですが、3-0になってくると力の差は歴然!これは弱国の陣地でしかボールが動いてないような状況が起きているんです!
ボクは試合観戦で3-0以上の試合は速攻で観戦終了致しますw  もうすでに面白くないんです!(´Д`)

余談ですが、女子サッカーのスペインリーグではバルセロナが一強過ぎて、まったく面白くありませんw  レアルマドリードが辺りに来ますが、それでも3-0ほどの試合展開。これがスペインリーグを観ない理由ですかね。

イングランドリーグはずっと観てますが、最近は長谷川唯選手がいるマンC・チェルシー・アーセナルの3チームだけが強烈に強過ぎて、この3チームがぶつかる試合ならまだしも、それ以外だと余裕で3-0以上の試合展開になるんですね。そんな力の差が開きすぎるような試合なんて観る気も失せるわけでして、なので現在はアメリカのNWSLが一番面白いですね!
アメリカは、そんな大差な試合も存在しますが、基本的には全体が良いバランスを取っており、毎年同じチームが優勝するような事も無く、本当に面白い試合展開を多く観せてくれるリーグだとボクは思っております!(´ー`)

余談にしては長過ぎるのでココで終わりにします_(._.)_


まずは、スペインの直近の試合ぶりを見ても無双状態が続いているのはお分かりになりましたよね!
その現在のスペインの強さを知るには、選手を見て行く必要があります。
では、ざっとですが主要の選手を見て行きましょうか(´Д`)


ディフェンダー陣

左から、イレーネ・パレデス・エルナンデス、オルガ・カルモナ・ガルシア、ライア・アレイサンドリ・ロペス。

スペインのディフェンダー陣は、防御が固いであるとか、鉄壁の守りだとか、という事は一切ありません。
スペインというのは「攻撃が最大の防御」の典型であり、攻撃し続けてるから防御に力を入れる場面が無いというのが正しいでしょうね。

その中でも、カルモナですね!
彼女は左サイドバックにおりまして、そこから攻撃的に関与してくるんですが、ここをノーマークにすると厄介ですね!エリア外からでも正確なミドルシュートを打てる選手でもあるし、とにかく左からの攻撃には彼女が必ずと言って良いほど目に付きます!

ちなみに、スペインのディフェンスラインは非常に高く、攻撃に活用するために前線・中盤との距離が凄く近いです。なので、攻め込んでる時に相手チームよりも数が多く見えるようにも感じるんですよね。
このディフェンスラインの高さが逆に命取りになって負けたのがWカップの対日本戦! 間を通すようなパスが、足の速い宮澤選手に渡り、ほぼ1対1の状況を何度か作り出されておりました。
まずは試合を観て頂ければわかりますよ。敵陣地にみんな居ますからw



ミッドフィルダー陣

左から、パトリシア・パトリ・ギハロ・グティエレス、アイタナ・ボンマティ・コンカ、アレクシア・プテジャス・セグラ

パトリは、スペインの中では一番厚みがある選手ですかね。デカめの選手が居ますので、それがパトリです(*´з`)

そしてボンマティ
ボクは、ボンマティに対する評価ってさほど高くありませんでした。
実は、最近ユーロのクラブトーナメントのセミファイナルで、チェルシー対バルセロナの試合がありました。そこでチェルシーを応援してた訳ですが、同時にボンマティーを必ず観ていました。彼女は本物の司令塔ですね! 
もともとのスペインの司令塔は、プテジャスだったんです!
彼女は2021年と2022年のパロンドールを獲得した選手です!それだけ彼女の活躍は著しく、すくなくともスペインを牽引していた選手であったはずなのです!… っ…

2022年に前十時靭帯を損傷して、約1年をほどを棒に振っちゃいましてね、
その間にボンマティーに居場所を奪われてしまった、そう言い切っても良いほど、今のスペインはボンマティーのチームに様変わりしているのです。

そのボンマティーのスキルたるや、ボールを保持したら基本的には奪われる事無く、パスも正確であり、1人で相手2,3人を抜く力も備えています!
決定機においては、ほとんど逃さないために高い信用を積み上げてる!
ちなみにだが、バルセロナにはイングランドのキーラ・ウォルシュという選手がおり、彼女は世界最高のミッドフィルダーとも言われて、バルセロナにも高く評価されて移籍したきた選手なのだが、はっきり言わせて貰うが、
世界最高のミッドフィルダーは間違いなくボンマティーですね!(´Д`)

ただ、ウォルシュは守備的ミッドフィルダーなので若干仕事は異なると思うが、それでもミッドフィルダーの位置で仕事をする選手という事で言えば、ボンマティーが世界最高の選手である事は間違いないね!

ボクは短期間しかボンマティーを観察してないが、スペインの強さの軸に居るのはボンマティーで間違いない!彼女ほど周囲を見渡せてる選手はスペインには今のところは居ないね。その次にプテジャスが来るかもね(´ー`)



フォワード陣

左から、エスター・ゴンサレス・ロドリゲス、ジェニファー・エルモソ・フエンテス、マリア・フランチェスカ・カルデンテイ・オリバー、サルマ・セレステ・パラルエロ・アインゴノ、アテネア・デル・カスティージョ、ビクトリア・ロペス・セラーノ・フェリックス。

スペインの攻撃の強さには、それなりに根拠があるんですよねぇ…
ゴンザレスはアメリカのNWSLのゴッサムに所属してるが、彼女のプレーだけを観ても凄いスキルだな~って感じますからね!
ゴンザレスとエルモソが最年長組。32歳と33歳で次にプテジャスの30歳。
スペインの平均年齢は24,5歳といってもいいかな。かなり若手が多い!

エルモソと言えば、キス問題で有名な選手だよな。メキシコのパチューカに所属してるが、彼女の存在も非常に恐ろしいよ!
ほんでカルデンテイ。曲者ですねw  抜け目のない選手ですよ。

ほんでパラルエロ
スペインで、ボンマティーの次に恐ろしいのがこのパラルエロ!まだ20歳なのだが、すでに完成形の技術を持ったファワード。足も超速いし、背も高いので無敵のフォワードなんです。Wカップの対オランダや対スウェーデンでは、このパラルエロに泣かされる場面が多かったw ボクはスペインに負けて欲しいと思って観戦してたので、トラウマになるほどパラルエロが嫌いだったんです!今は感心するほど彼女のスキルには驚いていますけどね(;´Д`)

そしてカスティージョ。
一見、見逃しがちな選手だが、パラルエロが左または中央から斬り込んでくるのなら、カスティージョは右から斬り込んできます!スペインでは一番可愛らしい顔をしてますかね(●´ω`●)
23歳と若いし、スキルも高い! スペインという国は、困るほど個の能力の高い選手が集まっているんです!
フェリックスはまだ19歳ですが、U-20のWカップの優勝した時の立役者だったと思いますよ!今回のシニアのWカップで招集されるかどうかはわかりませんが、出てきてもそれなりの活躍はするでしょうね。パラルエロ2世みたいな選手だと思っててくださいw


こんなエグったらしい選手の集まりですが、スペインの優勝の可能性はと言うと、先ほども伝えたように本命中の本命!なんです。

まず、近年だけで見ても、ここまで組織プレーが確立した女子サッカーチームはないでしょうね!一度ボールを保持されたら、基本的に奪い取る事はできず、必ずと言っていいほどシュートまで持って行くのがスペインです。
この組織プレーだけで相手チームは苦しめられると言うのに、そこに個人の選手のスキルにより1人で2人以上もの選手を剥がし、ゴールへの確率の高いパスを細かく出して行きます!
あと、スペインの選手はよく走ります!サッカーの根本的な運動量もしっかりと備えてますね。裏を返せば、よく動くからこそパスの道が開けると言っても良いでしょうな(´Д`)

あと、スペインと言うチームは「原則」を持ってる気がしてなりません。
ボクの言う原則とは、絶対にしてはならない事!それを選手1人1人が守っていて、組織的に動いてる感じがボクには強く感じるのです(´Д`)

その原則の内容を説明するにも、ボクの憶測でしかないので、あえてここでは割愛しておきます。これは、また違う場面でお話できればと思います。


スペインが優勝候補である事は間違いないし、優勝する可能性もどの国よりも圧倒的に高いと感じてはおりますが、グループCを抜けるのもそう簡単ではないはずなんです。そこは日本・ナイジェリア・ブラジルがどういう戦略をもって勝負に挑むかですよね。
2枠抜け出しの中の、1枠にスペインが入って来るのは非常に濃厚ですがねw

もしも、スペインがグループCで予選敗退しようものなら、それは奇跡ですw
奇跡が起きたと思ってください! ボクも、日本・ナイジェリア・ブラジルには奇跡を起こしてもらいたいと思っている派です(´ー`)


そんなスペインの分析と可能性については、まだまだ話足りないのですが、かなり長文化していくのも嫌なので、この辺りで終わりにしましょう。
要は、スペインがいかに強力か?と言うのが活字から汲み取って頂ければ幸いですw
話足りない分は、また違う場面で補足でお伝えしていきますから(´Д`)


それでは、次は日本の分析に参りましょう\(^o^)/



                   ほんじゃまた ( ´Д`)ノ~バイバイ

腰のサポートはコルセットよりも、 ウェイトリフティング用ベルトが一番安心するね (´ー`)