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パリ五輪、日本の分析と可能性


こんにちは(´Д`)
グループCに入りまして、ようやく日本に辿り着いた感じがします。
我が日本国が、パリ五輪でどれだけの結果を残せるのか?

日本の女子サッカーには、男子サッカーでも残した事のない歴史を持っております!それは「ワールドカップ優勝」という華々しい栄光!
澤穂希がMVPに輝いた大会、日本の女子サッカーは世界に通用するどころか
世界一位になった「あの日」があった訳なんです(´ー`)

ワールドカップ歴代入賞国

その「あの日」とは2011年!今から13年前の事になります。
澤穂希が現在45歳ですので、32歳の時になりますでしょうか。
そして、その次の大会に当たる9年前には日本は惜しくも準優勝ではありましたが、これもまた素晴らしい結果を残しておるわけですねぇ。

オリンピック歴代入賞国

五輪においては、ちょうど2011年と2015年のワールドカップに挟まれるような形で2012年におこなわれており、日本は準優勝とこれまた素晴らしい成績を収めております。なので、2011年~2015年というのは日本の女子サッカー界にとっては、最強の4年間であったと言っても良いでしょうな(´ー`)

しかし… 2015年を境に、記憶に新しい東京五輪の2022年までは日本にとっては暗黒の時代に突入したと言っても過言ではないでしょう…
過去の華々しい栄光、次世代の選手達は重い十字架を背負って今日まで苦しい7年間を送ってきたのは間違いありません。結果が出てない時の世間の声というのは、選手が苦しくなるような言葉を平気で吐きかけてくるものです!

ですが、これまた東京五輪を境に、日本は選手の入れ替えにかなりメスを入れております。これは監督が変われば、選手が変わる事も当然にあります。
総理大臣が変われば、閣僚すべてが変わる!それと同じ理屈ですね(´Д`)

ちなみに、東京五輪の時のメンバーの写真を見てみましょう。

東京五輪の日本女子メンバー

岩渕選手、中島選手、三浦選手も居ますねぇ(´Д`)
今、中島選手はいづこ? それくらい写真を見て懐かしみましたよw
これが高倉麻子監督が率いていたメンバーになりますが、現在のメンバーと比べると、6~7人ほどは替わっておりますかね?

日本は現在のところ、Wカップに五輪と過去の華々しい成績と肩を並べるような結果は出ていません。出てはいないのですが、監督が変わった事による選手の入れ替えによって平均年齢はグンと若くなり、組織プレーのは相当上がってるとボクは感じております!


まずは、直近の試合の結果を見て行きましょうか(´Д`)

東京五輪後から2022年にかけての試合状況や選手状況は正直わかりかねますが、Wカップで起用されてきた選手が今の日本女子サッカーに希望をもたらしていると思っております!

Wカップの予選ではスペインに唯一勝利した事で世界からの評価が一転したんですよ!あの結果は、この暗黒の7年間を引っくり返すような素晴らしい結果だとボクは思っておりますね。ただ、昨年の対ブラジル戦から直近の試合までにおいては、やはり乗り越えられない壁にぶつかってる気がしてならないんですよねぇ…(;´Д`)

直近の試合では、半年間の中でブラジルと3試合行ってる訳ですが、1勝2敗と負け越しておりますね。アメリカにおいては、どうしても勝つ事ができないでいる状況が長い間続いております。
ボクは、シービリーブスカップのブラジル戦を観ましたが、あれは日本が勝っている試合なんですよ!…なんですが、日本の数多いミスで決定機を逃して、PK戦に持ち込まれて敗北したというのが正確なところですね(´Д`)

選手をかなり入れ替えてからの選手の個の能力、組織プレーの質もかなり上がっておるわけですが、ここぞと言う場面では思うようにいかないプレーが多く生じてる感じがしてなりません…


それでは、その日本の選手達を見て行きましょうか!



ディフェンダー陣

左からキーパーの山下杏也加、清水梨紗、守屋都弥、熊谷紗希、北川ひかる
南 萌香。

山下さんは、かなり長きに渡ってキーパーをしてる感じを受けてましたが、東京五輪では池田さんという方がキーパーしてたのかな?
お恥ずかしい話、日本の女子サッカーの選手の事は本当にわからないんですよね… 東京五輪後からカナダスウェーデンの試合を機に、イングランドのリーグとアメリカのリーグを中心に観戦するようになったので、そこで見かける日本人くらいしかわからなかったのがボクの認識なのです…(;´Д`)

清水さんはイイ仕事してますね!
彼女の攻撃的に加わるプレーはウエストハムでもよく見かけますよ!

守屋さんと南さんのことは、まったくわからない…w

熊谷さん!
日本がWカップ優勝時に居たメンバーでもありますね!彼女と岩渕さんだけが唯一残っていたはずなのだが、岩渕さんが引退したので今は彼女だけかも。熊谷さんは、フランスのリヨン、ドイツのバイエルンでの実績も長く、現在はイタリアのローマに居るんですよね。実はイタリアの試合の中では、ローマとユベントスとACミランだけは観てるんです!(´ー`)
なので熊谷さんの活躍は知ってます。最近の試合で1点決めてましたよw

北川さん。
彼女も良いプレーしますね!ブラジル戦では北川選手の動きを見ていましたが、非常に良かったですよ。良い印象があります。



ミッドフィルダー陣

左から、杉田妃和、宮澤ひなた、長谷川唯、長野風花、谷川萌々子。

杉田さんは、アメリカのポートランドソーンズに居るのでよくわかります!
ただ、日本では先発起用はあまり見ないかな。

宮澤さんね。
Wカップの活躍で得点王に輝いて注目も浴びた選手です!
それもあり、イングランドのマンチェスターユナイテッドも関心を持って契約に至ったと思うのだが、マンUでは中々活躍しきれてない感じかな…
ボクの個人的な想像だが、宮澤さんは優しい人だと思う。ガツガツするような人間じゃないんだよ。外国でプレーするって事は殺し合いのようなプレーだけに、もっと積極的に自分をPRしなきゃ生き残れないんだよね。
それがマンUに来てからは適応出来ていないんですよ。一時期、怪我もあってか観ない日が続てたが、どうにか自分の足の速さを活かしたプレーが実る事を願いますね(´Д`)

ほんで長谷川さん!
今の日本チームを動かしている選手だよね。中盤をしっかりと支配していますよ。彼女が周りをよく見てるので、間を通すパスや前線に浮かせたパスがよく通っています!彼女が作り出すチャンスが得点を左右すると思うので、パリ五輪の鍵を握るのも彼女だろう(´ー`)

長野さんに、谷川さん。
長野さんはイングランドのリヴァプールに居ますね!先日のブラジル戦では、長谷川さんとともにPKを外してうなだれていましたよw
谷川さんは、U-20かU-19のWカップでシュートで得点を決めた選手だと思うんですが、まだ18歳と若いのでパリ五輪での起用には期待したいね。



フォワード陣

左から、植木理子、田中美南、藤野あおば、清家貴子、浜野まいか、遠藤純

植木さんと、田中さん。
この2人はカブってるので、どっちを起用するかという状況だな。
ボクは植木派。ただ、どっちも点に絡む良い動きはしてるので、さほど大きな差はないが、植木さんの方がイケイケ感が出てるってだけw

藤野さんね。
日本の最前線の中では彼女が一番だな!スキルが全然違う。
不思議なのは、彼女は海外でプレーしててもおかしくないスキルですよ!
彼女が希望しないのか、オファーがないのかは知らんが、20歳と若いのだから日本の未来のためにも海外で力を付けて、海外でも恐れられる選手として成長をして欲しいね(´ー`)

清家さんは、ブラジル戦でPKを外した最初のキッカーですねw

浜野さん!
彼女は絶対に起用するべき!現在はイングランドのチェルシーに居ますが、
まだまだ起用は物足りないが、右ウイングから若さ溢れるプレーをしてるんだよね!日本は、今彼女を起用し続けて成長させないとするわ!
浜野さんも、宮澤さん同様に走り抜ける力持ってるから、得点力のある選手に化けると思うぞ! アメリカもイングランドもガンガンに若手を使い続けるから試合で成長するのが速いんだよ。年功序列でチーム内で気を使ってるような場合じゃないって(´ー`)

遠藤さんね!
たぶん、シービリーブスカップには招集されてないんじゃないかな?
これもWカップの時に何度も伝えましたが、遠藤さんは左から斬り込む力のある強力な選手なんだよね!先発から起用するのは当然でしょ!と思ってる訳だが、なぜか起用してこないんだよなぁ…
ただ、最前線の選手だけでも有力な選手は多いので、システム上の問題もあって起用できない可能性もあるだろうな。
ボク的には、遠藤さんはマジで使って欲しいね(´Д`)


これがボクの知る限りの選手ですが、もしも主要な選手が抜けていたならば、そこはお許しください_(._.)_


では、これらの選手等を備える我が日本国に優勝の可能性はあるのか?


可能性は十分にあります!



まず、現在の日本女子サッカーの組織プレーはアジアでは断トツですね!
日本は、どうしても世界に比べると小さいんです。背もそうだし体格も小さいんです。そうなるとフィジカル負けするのは当然で、下手に個の勝負で押し合いをしようものなら、すぐに吹っ飛ばされるんですよw

それを避けて勝負するには、組織プレーしかないんです!
1対1で勝つ必要なんてありません。2人で、または3人で敵を1人1人剥がしていけるパスプレーが出来れば、楽に前進できるわけです。
今の日本はそれが出来ている!と言えます。これが日本の唯一の希望なんです。体のデカい国の選手達と渡り合うためには、ボールを回して相手を翻弄していく必要があるんです。

あとは決定機では絶対に逃さない事!
これの良い例が、Wカップのスペイン戦でしょうね。現在のスペインというチームは世界一の組織プレーだとボクは思っています!
そんなチームを相手に日本の組織プレーが機能し、かつ決定機を逃さなかったと言うのが一番大きいでしょう。確かに得点においては運にも左右される事があります。ですが、決定機における得点だけは絶対に逃さないで欲しいんですよね。

シービリーブスカップのブラジル戦では、田中選手が貴重なPKを外してしまい、藤野選手が左からきたクロスをゴールポスト横に外してしまい、宮澤選手はキーパーとの1対1でのチャンスを逃してしまいました。
女子サッカーによく起きる「あるある」現象ではありますが、この3つの内の1つでも決まっていたら、ブラジルに勝利して3位で終われた試合だったのです。

対アメリカ戦でも、エリア内ペナルティからのPKがなければ良い勝負をしておりました。かろうじて日本が負ける… どっちに転んでもおかしくない試合でも、なぜかこっち側が負ける事が多いのは、やはり何かが欠如してる証拠なんですよね。そこを探り出すのが本当の勝負でもあるようにボクは感じております。


まずは日本はグループCから抜け出すのが絶対条件


死のグループことグループC

本来ならば、決勝トーナメントに行くのは間違いない!と思える予選の組み合わせと言うのがあるんですが、このパリ五輪の中で唯一それが言えないのが、このグループCなんですw  組み合わせを見た段階から当確を出せないのは厳しい戦いが起こりえるという証拠です(;´Д`)

あと、ここの予測が出来ないのはナイジェリアですね。
Wカップだけの情報を鵜呑みにも出来ないし、アフリカ大陸での予選内容を鵜呑みにする訳にもいかない。身体能力の高い国ですから、本当に試合展開が読めない国です。

スペインに勝つなら、それこそ優勝候補筆頭に立てますよ!
仮に負けても、残り2つの戦い方を徹底的に分析しておけば良いんです。
要は、ナイジェリアとブラジルに勝つための戦略だけに集中した方が良いと言う事です。
あくまでも予選なので、決勝トーナメントに進めたらスペインの事は本気で考えればいい。今はナイジェリアとブラジルの2国の対策のみですよ(´Д`)


ですので、まずは日本はこのグループCから抜け出すための対策を考えて欲しいですね!
ここを乗り越えて初めて、優勝の2文字が見えてきますから👀



それでは次はナイジェリアと行きましょうか!



                   ほんじゃまた ( ´Д`)ノ~バイバイ

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