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パリ五輪、ザンビアの分析と可能性


こんばんわ(´Д`)
では、引き続き、グループBのザンビアを分析していきましょうか!
ボクが前回記事でもお伝えしたように「餌食」の予感が強烈に漂う国w

グループB

このグループBの、その他の3国がザンビアからの1勝をすでに数えてるのは間違いないと思っております(*´з`)

ですがっ…


本当にわからないのが女子サッカーでもあるんです!
グループBの中には、唯一ザンビアに敗戦してしまったというドイツがおられます。それも去年の事ですからねw 

1年で女子サッカーチームって変わるんですよ。ザンビアがどれだけの力を身に付けてパリ五輪に挑むのかは本当に楽しみですよね(´ー`)



まずは、ザンビアの直近の試合結果を見て行きましょうか!

2023年の試合結果
2024年の試合結果

昨年の7月、ちょうどWカップが始まる前にドイツと対戦しております!
去年から今年にかけての試合結果を見て、去年の4月の韓国戦、Wカップの予選で日本とスペイン、この3国にはすべて5-0という点差で負けていますが、大敗してるのはこの3国のみ。

Wカップ後からの試合では、マラウイの敗戦を除けば連勝街道を歩んでおります。直近のパリ五輪出場権のアフリカ大会ではモロッコに1回負けておりますがね。

大半がアフリカ諸国を相手にした結果なのですが、アフリカ大陸ではザンビアは結構上位にくるチームだという事もわかります!
ただ、今回のパリ五輪出場が決まったのも、まさにトーナメントに助けられた部分もあるんですよね。

実は、ボクはアフリカ大陸からのパリ五輪出場国は、間違いなく南アフリカナイジェリアだと思っていました。
ですが、トーナメントでは南アフリカとナイジェリアが同じブロックに入り、モロッコとザンビアが同じブロックだったんですよね。
南アフリカには、Wカップでもボクがイチ押ししたスピードNo1のクガトラーナがおります!

まさかナイジェリアと潰し合って、どちらかの一方がパリ五輪に出場する状況になってるのを見た時は、正直ガッカリしました…
仕方ないではありますが、その分、他の国にチャンスが回ったと言う事です。それがザンビアだったという事でしょうね(´Д`)



では、パリ五輪の切符を獲得したザンビアの選手を見て行きましょう!


ザンビア

先日の対モロッコ戦のメンバーの写真を探してましたが、それが見つからなかったので、雰囲気だけを感じてもらうための写真となります_(._.)_


ザンビアというチームは、ほぼ1人の選手の活躍に勝敗の行方が託されてる感じがありますね。


左からDFのルショモ・ムウェンバ、MFのグレース・チャンダ、FWのバーブラ・バンダ、カバンゲ・ムポポ、レイチェル・クンダナンジ

そのザンビアの鍵を握る選手が、バーブラ・バンダだね!(´ー`)
彼女だけは、飛び抜けた才能を秘めてると言いますか、足も速いし身体能力も非常に高い!バンダが攻撃の軸であり、バンダからのクロス、バンダ自身が突破してシュートと、なにかとバンダにボールが集まる状況になっております。

先日の対モロッコ戦では、9・10・11番と漫画にありがちな背番号を付けた選手が主要な動きを見せていましたw

ちなみに、バンダは今季からアメリカのNWSLのオーランドプライドというチームに移籍してます!
オーランドプライドと言えば、ブラジルの英雄マルタが所属するチームですね。最前線でのスピードある活躍が非常に期待できる選手ですし、もしかすると大量得点の結果も出しそうな予感はしております(´ー`)

あと、クンダナンジもNWSLのベイFCというチームに移籍しました!
このベイFCとは、今季から新しく加盟したチームでして、そこにはナイジェリアのオショアラがおり、オショアラがセンター、クンダナンジが左ウイングとして前線で活躍しております!

MFのチャンダは、スペインのマドリッドCFFに在籍してますが、活躍してるかどうかは詳細は知りませんw 


ザンビアで「点に絡む」という選手は、この辺りの選手に限られてくるんじゃないだろうかと思いますね。
実際には、8割方はバンダだと思います。それだけバンダ頼りのチームになっておるのです。


ちなみにDFのムウェンバ
セットプレーで、良いヘディングを決めてたのを動画で観ました!
対モロッコ戦では、非常に目立つ髪型をしていたムウェンバ。

最近のムウェンバの髪型

めちゃくちゃ髪が長いんです!
遠目から見た写真しかなかったのですが、試合の映像を見てると非常に目立つ存在となっております。


遠目から見ると、酔拳の鉄の爪にすごく似ていますw
ボクも一瞬、「あれ?  鉄の爪?」と口ずさんだくらいでしたから(*´з`)


彼女だけではなく、ザンビアの選手はとても奇抜な髪型の選手が多いですね。アフリカ大陸では髪に色を付けたり、奇抜なヘアースタイルにすることがお洒落の一環なのでしょう。


ザンビアの髪型コレクション

たぶんですが、毎回試合ごとに髪型が変わると思いますよ。
逆に色が付いた方が選手の見わけもハッキリして、ボクは良いと思います。


そんなザンビアの可能性ですが…
やはり期待値の高いチームではないことは明らかですね。
今、アフリカ大陸で、世界に太刀打ちできる国は、南アフリカかナイジェリアしかないと思っています。あくまでこれは昨年のWカップが参考です。
あれから1年が経ちますので、ザンビアのパリ五輪での期待は本当に未知数なのです。

ただ、直近の対モロッコ戦を観る限りは、攻撃陣にはバンダが居て、それを支える数人の選手がいましたから、得点に繋がっていけた訳ですが…
これも相手がモロッコだったから、と言われれば腑に落ちるんですねw

ザンビアのディフェンスは、まだまだキツい状況と言わざる得ません。
ボールを持った選手相手に、すぐボールを奪い取ろうと速攻で足を出して、速攻でかわされ抜かれていく、と言う状況がありますが、ザンビアのディフェンスはそれなんですw

小・中学生のディフェンスのように、すぐ足を出してかわされてく感じ。
普通は、相手に対して斜に構えながら足先のボールを見つつ、コースをさえぎりながらもカット出来る状況を伺う、それが基本的なディフェンスの在り方でもありますが、そういう基礎が出来上がってない感じもあるんですね。

やはりアフリカ大陸の大半の国々は、サッカー環境は劣悪で、指導者も2流止まりの指導で、アフリカ大陸内の試合ならまだしも世界と戦えるほどのレベルに到底達していないというのが現状でしょう。
男子サッカーにおていは別で、アフリカ男性の身体能力はズバ抜けてるんですよね!なので組織的プレーに難があっても、相当カバーできるんです。
ボクは、パリ五輪のアフリカ諸国の男子はとても期待できると思ってます!

これが女子になると、バンダのようなセンスのある選手が1人だけだと、
その他のマイナス要因をカバーするには非常に難しいと思ってるんです。
唯一、ザンビアにある期待は、どれだけ失点してもバンダで得点し返す、またはバンダが決定機を作り出す、という事ができるかどうか!
PKの獲得などの運を引き寄せたとしても、ザンビアが予選を通過するってのはボクには想像する事が出来ませんw


ちなみにですが、

ハイチに、メルチー・デュモルネーという選手がおります。
彼女も天才肌で、スピード・スキルと抜群のセンスがあります!
現在は、フランスのオリンピック・リヨンに所属していますね。彼女の居るハイチも、Wカップ予選では全敗してしまい予選敗退となりました。

ハイチも彼女頼りのチームです。そして国の情勢もあり、サッカー環境も良くない中、中南米カリブ海からWカップ出場権を獲得した国でもあります。

ザンビアは、非常にハイチと似ているチームと感じてます。
バンダとデュモルネーのプレースタイルもそっくり!雰囲気も似てますし、チーム状況も非常に酷似しているとボクは感じてます。
どれだけずば抜けた選手が1人居ようとも、組織プレーが確立されたようなチーム相手だと、いとも簡単にボールを前線に運ばれて行くものです。
それをバンダだけの力で得点を返して行くのは、さすがに体力的にも厳しいでしょうね。

あらゆる奇跡を信じるしか勝ち進む期待ができにくい状況ですね(;´Д`)


アメリカ・ドイツ・オーストラリアと同じグループに属したザンビア。
相手が強かろうと、ザンビアの底チカラで観る人達を魅了するプレーをして欲しいものです。それだけでも出場する価値がありますから(´ー`)



そんなザンビアの幸薄い可能性ではありますが、かすかな期待も胸に秘めておきましょう…(´Д`)




それでは次はドイツと行きましょうかね!



                  ほんじゃまたね ( ´Д`)ノ~バイバイ

腰のサポートはコルセットよりも、 ウェイトリフティング用ベルトが一番安心するね (´ー`)