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男の子のママは「オスのツノ」を折らないで

お母さんは男の子を「オス」に育ててください

タイトルを見て ??? ってなったお母さんは多いのではないでしょうか?
タイトルの通り男の子は「オス」に育てるということです。

お母さんは、男の子のオスのツノを折ってしまっているのです。

男の子が遊びの中で「友だちは階段4段から飛び降りたから俺は5段から飛び降りる!」

と男の子が言っていた場合、お母さんはなんて声かけをしますか?

「危ないでしょう!」「やめなさい!」などと言ってしまっていませんか?

それが「オスのツノを折る」という行為なのです。

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僕もそうですが、男っていうのはいくつになってもスリルを感じるし、チャレンジをしたいし危険を味わうのが大好きなんです。

80歳の三浦雄一郎さんがエベレストに登頂した!
と聞いたときに
男は「かっけぇ」となるのに対して女性は「なんでそこまでして登るの?」
と現実的に物を考えます。
子どもの小さな冒険も。危険を冒したいという気持ちも基本的には同じなんです。

でも女性の 平和が良い 上品が良い という感覚が男のツノを折ってしまうことがあるんです。

何でも言うことを聞くうちの子はいい子 と思っていたら少し危ないです!

このときに オス として育ててもらえなかった子どもが300万とも400万とも言える引きこもりを作ってしまったとも言われています。

統計では、ニート つまり働かない大人 の割合は圧倒的に男が多いです。

それは、お母さんが戦いごっこなんてしないでほしいとオスらしいことを阻んでしまったことが原因の一つでもあると言えます。
男には生物として湧き上がる情念や情熱があるのです。それはどんなに小さい子供でも一緒です。それを「ママはそういうの嫌だなぁ」とか そういう言葉をかけてしまって
へし折ってしまっていることがあるのです。

もちろん僕も保育士ですから、あまりにも危ない戦いごっこはやめさせます。
ですが、正しい戦いごっこを教えてあげれば楽しく戦いごっこをすることが出来るのです。
(男はいい意味でも悪い意味でも「バカ」なので力を抜いて戦えと言うとはじめは出来てもすぐに力いっぱいになるか痛いところにあたって喧嘩になります。)

その様な喧嘩をすることも成長の一部なんだなと僕は感じます。

でも、引きこもりの子どもを持つお母さんははたして一生懸命に子育てをしてこなかったのでしょうか?
絶対にそんな事はありません。どのお母さんも、子どものことを思い、子育てに頑張ってきたお母さんばかりなのです。悪気などまったくなかったのです。

ただ、地域の絆が断ち切られ、孤立した子育ての中で「男は喧嘩するもの」
とか「男って違う生き物なんだよ」って教えてくれる人がいなかっただけ。

真面目なお母さんとしてちゃんとやってきて、子育てもちゃんとしなくちゃいけない。でも相談したり頼ったり出来るところがどこにもないという状態が一番危ないのです。



男の子はカブトムシ?

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男の子ってどうしてこうなの?そう思うことってありませんか?
そうなった時お母さんは、理解しようとしなくて良いんです。カブトムシを飼っていると思って観察してください。

いつまでもいじけてるとか そんなことしたら危ないとか 汚いからやめて とか

そんな行動を取る理由を理解しなくて良いのです。

先回りして優しく手を出してしまうお母さんが子どもをだめにしてしまうこともあります。

優しい子に育ってほしいから優しく育てる
これはもはや美徳です。かっこいいです

でもね 覚えておいてください
優しさは強さの上でしか成り立ちません。

僕も同じですが、今の世代の若い男性はつよさを育むトラブルや喧嘩をする経験を奪われて生きてしまっているため逆境を乗り越える力も不足しています。


困った上司に会ったときにただただ困惑してしまったり、仕事にいけなくなってしまったり。
男の子を育てるお母さん。戦いごっこを止めないでください。カブトムシのツノをおらないで。
優しさだけでは世の中生きていけないんです。

僕は子どもの喧嘩は大歓迎です。怪我だっていくらでもしろと思っています。
男ってそういうものなんです。 
いつも怒られますが(笑)自分の保育の信念は曲げずにいるつもりです
こんな人に共感してくれる素敵なママがいたら嬉しいななんて思いながら書きました。

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