見出し画像

最大公約数も最小公倍数も

能登半島地震関連で、義援金や寄付金の活動情報を目にするようになりました。
今は、現地の方たちや対応に尽力されている方たちの「邪魔をしないこと」が一番かと思います。
ポイントでの寄付などできるサイトもあるので、いろいろと見たり聞いたりしております。

報道で介護施設や病院が取り上げられるたび、こんぷーは母親(虹の向こうにおります)のことを思い出します。
人間、歳を取るごとに持病は増えていくと思いますが、母は「メニエール氏病」「甲状腺ホルモン」「高血圧」「糖尿」の薬を服薬しておりました。
「高血圧」「糖尿」は、比較的流通が多いと思うのですが、問題は「甲状腺ホルモン」。
甲状腺を半分以上切除していたので、甲状腺ホルモンを毎日服薬していないと、動けなくなってしまうのでした。
東日本大震災のときに、この甲状腺ホルモンが入手できなくなってしまい、いつ、手持ちの薬が切れるかとどきどきしていたのでした。

そういうこんぷーも、ステロイド剤と免疫抑制剤がなくなると非常にまずい状態ではあります。
すぐに寿命が来るわけではありませんが、間質性肺炎をステロイド剤と免疫抑制剤で抑えているので、飲めないとなると、肺が真っ白になって、息ができなくなるかと思います。

現地の方たちは、大変な中、きっと確認されていることと思います。

もし今後、災害に不幸に出会ってしまった場合には、外から何か手術の後が見えるよう被災者の方がいたなら、何の手術を受けられたのか、継続して服薬しなければいけないものはないか、お気遣いいただいたらと思います。
現地でヘルプマークをつけている方がいたら、どんなトラブルをお持ちか確認していただけたらと思います。

今はまだ、最大公約数の支援の状態かと思います。
少しでも早く、それぞれの方がお困りのことに、それぞれ支援できるようにとお祈りしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?