こんぺいとう

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どうしようもない

どうしようもない、もうどうだっていい。居なくなってしまいたい。全てに絶望している。 そう思う時が、たまにくる。今がそう。 別に仕事でめちゃくちゃ怒られたとか、嫌なことがあったとかそういう訳ではない。世の中に絶望しているのだ。 たまに、この世で生きることがとんでもない苦行だと感じる。ほんとにちょっとしたことなのだと思う。ちょっとしたことが、すごくすごく耐えられない。こんなことを言うと、病んでるねなんて言葉を投げかける人が一定はいる。そうなのかもね、病んでるのかもね。こんな

    • わかろうとしてくれる人の存在

      眠れない夜にいつも思い出すことがある。 小学生の頃、あの日の私はいつものように妹と2人、同じ羽毛布団に入り眠りについた。 しばらく経つと毛布が揺れる感じがしたので目を覚ました。すると真横で妹が全身を震わせながら白目を向いていた。泡吹き出し、死んだように固まった。その光景が余りにも怖くて、全く眠れなくなってしまった。 母にそのことを伝えたが小学生の私の言葉は上手く伝わらず、大事とは思わなかったようだ。 私はそれ以降眠ることが怖くなった。春が過ぎ夏になっても羽毛布団を頭か

      • かなしい

        この間ものすごくかなしいことがあった。久しぶりに会った友達と、食事をしていた時 「犬、飼ってたんだよね」 友達がそう言った。友達はいかにその犬を愛していたかを語り始めた。 「私もいぬ、飼ってたよ。ビーグル。今はもう居ないけど」 そう言うと 「いつ死んだの?」 と聞くから、小学生の時だと答えた。すると 「そうなんだ。俺は大学の時に亡くなったから…この悲しみは分かんないよね。小学生の時とか記憶も思い出もあんまないでしょ」 彼は少し笑いながらこの言葉を発した。 私

      どうしようもない