適正と居場所

昔から占いとか相性診断とかが大好きで
SNSで新しいものが流行るたびに飛びついてた。

だから今よりもまだまだ知名度も認知度も低かった数年前からMBTIの存在は知ってたし、
試していた。

そのときからおそらく10回は試しているものの、毎回綺麗に結果は同じINFPになる。
大学生のときも、社会人になってからも、
環境が変わろうが付き合う友人が変わろうがMBTIの数値は少しも変わらないので
おそらく典型的的なINFPなのだろうと思う。

社会人になって、ゴリゴリの営業会社に入って
自分もしかしてEになったんじゃない?と思う瞬間が多々あった。
昔より明るい気がするし、
不向きかなと思っていた営業もそこそこやっていたし、
飲み会とかに誘ってもらうことも多くなった気がした。
でも診断は変わらずINFPだったし、
営業にはあまり向かないと言う結果だった。

なぜだろう?と思っていた矢先に、
全く眠れなくなり躁鬱だと診断を受けた。
上記に書いたのは、
決して私が明るくマインドチェンジを遂げたわけでも、ましてやE寄りな人間になったわけでもなかった。
ただ、躁状態になっていただけだった。

年が変わりグループ編成が行われた。
同じグループを継続する人と、変わる人は半々くらいの割合で私は後者に選ばれた。
いわゆる躁状態だった私はあまり冷静に物事を考えておらず、
いいじゃん!変化!たのしそーう!
くらいにしか思っていなかった。

入って1日でまずいことになったと悟った。
新しいグループは私以外全員Eタイプの集まりだった。
特に顕著だったのが、プライベートゾーンの少なさだ。

・休日は何をしているのか
・何が好きなのか
・最近メイク変えた?
・彼氏いるの?
・声小さいなあ!笑
・もっと飲めるだろー!飲めよー!笑

些細なことかもしれない。
けど自己開示をすること、
大声で話されること、
おとなしいことを悪とされること、
それらが全て組み合わさった空間でめちゃくちゃになりそうだった。

そこで、自分がことごとくI寄りな人間だと知り
頑張ってEになるものではないと思った。

上手立ち回ることができないことがもどかしい自分と、
もう仕方ないって向いてないんだからと開き直る自分がひとつの体の中にウヨウヨしていて
それもまた苦しい。

なぜここのグループに適性あり!と思われたのか、おそらくこれまでの自分の会社の振る舞いに難ありなのだろうなと思いまた月曜日を迎えてしまった。

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