Sくんからのギフト
今日、何気ない会話の中で、
新しく職場に入ってきたSくんが
ぽつりとつぶやいた言葉が
心を貫通した。
その時、職場で上がったトピックは、予定が崩れたり、思い通りにいかなかったとき、どうしてる?というものだった。
チャットでの会話だった。
そしたら、何人もの答えの中でSくんのたった一行ほどの言葉が私の心を貫通したのだ。
「自分の予定でうまくやりたいことができないときには、
先のことを考えて、それを希望にして切り替えます。」
Sくんは、何気なく言ったんだけど、
わたしには、すごい荒波の中を生き抜いてきた、その荒波にもまれる中で生まれてきた、自分を鼓舞する言葉なんだと感じてしまった。
Sくんは、過去に親がいろいろ抱えてて、児童相談所を通して、親からは離れ、施設に預けられたそう。
施設にまだいるが、一人暮らしを目標に頑張っていると言っていた。
Sくんの言葉に心打たれて、しばらく反芻していたら、他の人もそうだったみたいで、こうゆう考え方できるって素敵だね、というような話になった。
後で、Sくんにあの言葉すごいよかった、歌の歌詞にでもなりそうだね、と言ったら、ギターを練習中で、作詞はしてます。と話してた。
機会があったら、その曲を聴いてみたいな。
私よりもだいぶ年下だけど、
心の年齢はだいぶ年上なのかもしれないな、と思った。
Sくん、ギフトをありがとう😊
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