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徒歩の本
私は書店が好きだ。図書館も好きだ。
なぜかというと、そこにはたくさん本があるからだ。
ぐるり見渡した景色のすべてに本がある。どこを見ても本がある。
たくさん本がある、それだけで私は嬉しくなる。
あまりに嬉しいものだから、自然と部屋も本だらけになる。
片付かない、読むのが追いつかない、困った困った、と口にするだけで、本当は嬉しくて仕方がない。私の部屋の本棚にも床にも机にも枕元にも本がある。それが嬉しくて仕方がない。
本はたくさんあったほうが良い。私はそう信じている。
「そうやって本の乱造が続いた結果、本の価値を貶め、本への信頼を奪うことになってはいないでしょうか」
https://president.jp/articles/-/79630?page=5
そう信じているところで、この記事を読んだ。
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677字
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小説を書くということ、普段の執筆の記録、日頃出会う物事へと湧く言葉、そういうものをお届けします。バズることも嘘も書きません。肩の力を抜いて、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
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小説家・此瀬 朔真によるよしなしごと。創作とか日常とか、派手ではないけれど嘘もない、正直な話。流行に乗ることは必要ではなく、大事なのは誠実…