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【肩甲骨の動かし方】

今回は『肩甲骨の動かし方』がテーマの動画です
この中で僕は
動かしたいのは肩甲骨なんだけど
その時に実際に動かそうっていう意志や
動作感覚は『手』にしてみるのも
アリですよ
ってな内容をお話ししています

なのでこっちではちょっとした補足を
していきます
そして、僕の動画も50本近くになってきたので
今までの動画との関連なんかも少し書いていきます

✅脳の中のこびと

ユニークというか、怖いというか
奇妙な人形ですよね
これがいわゆる『脳内のこびと(ホムンクルス)』
ってやつです

何でこんな姿形をしているのかというと

こういうやつがその理由になっています

ホント簡単に言うと
『脳とカラダの対応表』ってことですかね
更にわかりやすさ重視でいくと
上のホムンクルスででっかい部分は
感覚が鋭かったり動かしやすい場所
そして小さかったり細い部分は
感覚が鈍かったり繊細な動きがしにくい場所

こう考えてもらうとよいかな、と

さらにさらに
対応表の方は実は
新旧の対応表になっておりまして
左は昔のやつで、それを模型にしたのが
今見てきたホムンクルス

そして右は最近の対応表で
それを模型にするとこんな感じ

青い子は旧の模型の子なので
新旧のホムンクルスを対比させてる感じです

新の方は旧よりも明らかに
上半身や脚がおっきくなってますね
何で新旧でこんなに違うのか?
どっちが正しいホムンクルスなのか?
みたいなお話はちょっと割愛します

ややこしいし、めちゃくちゃ長くなりそうなので

✅手と肩甲骨をリンクさせる

じゃあなぜ、わざわざホムンクルスを
出してきたかというと
新旧どちらのホムンクルスでも
『やっぱり手はでかい!』
これを伝えたかった

でかいってことは
・感覚が鋭い
・繊細な動作ができる

こういった特徴があると言いました
そしてそれは実感でも十分わかりますよね?
手なんかすごい複雑に動かせるし
感触とか温度とか感覚にも鋭さがありますよね

肩甲骨までを含んだ腕っていうのは
実際動作ではかなり複雑に、繊細に
あるいは素早く、パワフルに
と色んな動きを担うことになります

新ホムンクルスの方はまだしも
旧ホムンクルスの肩甲骨まわりの
小ささや細さを見ると
そんな仕事を担わせるのは
少し酷かと

だから手っていうでっかい部分に命令を出す
そして
手・前腕・上腕・肩甲骨と協調させていく機能を身につける


こういったアプローチもアリだと思います
ってことだったわけです

✅出力と入力の情報

でも、この動画では
手じゃなくて鎖骨
肩甲骨に近いところを動かしてたじゃないか
ってなりますが

これにもワケがありまして
感覚が鈍くて動かしにくいところだから
『そこだけをピックアップして』
感覚を強めていくって目的があります

腕や手も使うとそっちに引っ張られるんでね

そしてこの時に特に強めたい肩甲骨周りの感覚は
『入力の感覚(情報)』をオススメしてます

入力の感覚っていうのは認知だと思ってください
・ここに肩甲骨がありますよ
・今肩甲骨はこんな風に動きましたよ

こういったことを感覚でわかるようになるための
練習ってことです

一方で出力の感覚(情報)っていうのは
・こんな風に動かして欲しい
・これくらいの速さや力を出して欲しい

こういう動かすための感覚だと思ってください
そしてこっちはかなり細かな命令を出すことになりますから手に出しましょうってことですね

✅感覚の難しさ

でも例えば手打ち、とか小手先の技術、
みたいに手を動かすってことに
あまり良くないイメージがある言葉もあります
これは僕の言い方だと
『手しか動いてないから』
やっぱり肩甲骨周りが動いたりしっかり安定したりすることはとても大切です

でも、手に命令を出して手は動いても
協調・リンクが起きてこないと
手ばかりが動いてしまう
それはよろしくないですね

だから動画で紹介しているように
手を動かすんだけどそこに肩甲骨もしっかり
リンクさせていきましょうっていう
運動を取り入れてあげると良いですね
というわけです

ただ、難しいのはその『感覚』

感覚っていうのは人それぞれで
視覚化も数値化もできませんし
極論すれば良し悪しでもないです


自分で作り上げていくもの
っていうのが1番答えに近いかなとは
思いますがそんな事言われても困ると思うので

こういう運動も紹介しているわけです
これは主に入力情報(感覚)を高めますから
最初はこういう事をしていくと
感覚も掴みやすくなって
それが感覚を作る・育てるに
繋がっていくかな、と

✅最後に

そしてこれは肩甲骨まわりについての
動画ではないですが

手と肩甲骨のリンクやその感覚も掴めてきたら
アトラクターとフラクチュエーションのことも
考えてみましょう、と

実は手でも肩甲骨でも
そこを動かすっていうのは本来は
フラクチュエーションの部分になるところなので
慣れてきたら動かすっていうフラクチュエーションよりも体幹の安定なんかのアトラクターを重視すると100点満点!
って事ですね

まぁ、これはもう結構厄介な要求を
しているってのは僕もわかってるので
のんびりとね

とまぁ、こんな感じで
役立ててもらえばと思います

多分、僕の動画とか記事を全く見たことがなくて
いきなりこれを見た人は何言ってるかさっぱりだったと思います、すみません
でも、ここまで読んでくれたなら
動画とか他の記事は
楽しめるんじゃないかなと思うので
是非気になるテーマがあれば
見てくださいな

大阪市 谷町四丁目
パーソナルトレーニングジム

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