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Quinka,with a yawn きんかうぃずあよーん

「忙しいを言い訳にする人は苦手なの」だなんて
意識高い系なセリフを吐くくせに
忙しくてnoteもポッドキャストも
全く更新できていない私
こうした矛盾は
そこらへんに転がる石ころのように
どこにでもあるさ
人間だもの

ってことでお久しぶりですみません
忙しいながらも毎日更新できる人もいるわけで
結局はただの優先順位の入れ替え
という結論に行き着くわけです

めまぐるしい10月を過ごしているのですが
そんな中で本日飛び込んできたニュース「Quinka,with a yawn」の
2003年リリースのアルバムが
アマゾンミュージックでサブスクされましたとさ
忘れたころに時々訪れる
昔出した音源のリリース
私の手元にはCDさえないので
久しぶりに朝から聞いてみましたところ
なかなか良い音源なのです

きんかうぃずあよーん
(ひらがな表記になったようです)

「きんか!あくびと一緒に」
というような意味だった気がします
元エスレフノックの川上美智子さんのソロユニット
アメリカのバンドの「カルビン!ドントジャンプ!」的な名前
カルビン!ドントジャンプ!は、
飼ってる猫の名前がカルビンで
あとはそのまま「飛ぶなよ」っていう
不思議なバンド名、そしてその踏襲のような
きんかうぃずあよーん

エスレフノックといえば
関東では懐かしい
毎日やってた5分間の情報番組
「あしたまにあ〜にゃ!」の主題歌歌ってた
バンドなのですが
歌を覚えている方も多いのではないでしょうか

解散後、川上さん(ミッコスカイ)のソロ活動が
この「きんかうぃずあよーん」だったのです
最初にお手伝いしたのが
今回サブスク解禁になった
2003年リリースのこのアルバムでした

18年も前のことなので
ひとつも思い出せないのです
レコーディングのスタジオも
エピソードのひとつも本当に何もかも
記憶に残ってないのですが
音源を聞く限り
私は2曲ほど演奏していました
(「涙くんさよなら」「ラムチェリーコーク」)

1曲載せておきます
クラリネット吹いてます

アマゾンミュージックで聴けますので
良かったらダウンロードしてみてください
当時20代の女子が作っていたと思えない
なんとも経験豊かな楽曲だなと思いました
今聴いても全く色褪せないどころか
当時より40代で聞く今のほうが
響いているというのがその証拠です

6曲入りのミニアルバムですが
高田渡さんの「コーヒーブルース」
をカヴァーしていて
そのセンスもかなり素敵だなと感じました
当時はそんなに感じてなかった私は川上さんより5歳若かったからだな(川上さんすんません笑)

このアルバムの中から
恋愛からもうひとつステージをあがるような
20代の女子の心情が共感できる曲を
紹介して終わります
なかなか強い積極女子ですが
こういうの大事なんよねと
20年近くたった今
強く想った私なのでした


やさしい2人


「こっち向いてよ」

あなたに会わなくちゃ
あなたを触れるところへ
行かなくちゃ
あなたの本当の気持ちを聞かなくちゃ
季節が変わる前に

緑も新しく
煤けた街に溶け込んで
綿毛が運ぶのは
さよならの言葉じゃないでしょ
やさしい2人にそろそろなりたい
なってもいいんじゃない?

気の短い喧嘩があなたを満たすなんて
その行為が孤独を増やす
そんな風にしてないで

「こっち向いてよ」
私の表情見抜いてほしいの
「ねぇ、笑ってよ」
あなたはもう私の心よ
あなたになるの

あなたに会わなくちゃ
私を触ってほしいから
行かなくちゃ
私の本当の気持ちを言わなくちゃ
太陽が沈んだら

月夜がまだ少し
肌寒くて不安になるの
哲学を変えるのは
恥ずかしいことじゃないでしょ
やさしい2人にそろそろなりたい
なったら嬉しい

気もそぞろな身振りで私を騙すなんて
知りたいのは本当の愛情
何度も言わせないで

向いてよ!
体をちゃんと私に向けてよ
ねぇ、違わない
あなたはもっと私になる
私になるの

恋することを卒業して
少し大人になる
やさしい2人に

こっち向いてよ

もっと見せてよ

向いてよ
私の本性見抜いてほしいの
ちゃんと私に笑ってよ
あなたのそんな微妙なところも
ねぇ、こっちおいで
あなたはもう私の心よ
あなたになるの



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