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アフリカ・タンザニア体験記⑪(後編)

私は、20歳の時にアフリカのタンザニアに1カ月間滞在しました。
なぜアフリカに行こうと思ったのか?その経緯は下記の記事に綴っています。
20歳で経験した、初めてのアフリカ
前回に引き続き、タンザニア滞在中に書いていた日記の内容を、備忘録までに、原文のままここに転記していきます。
これからアフリカに行くことを検討している方や、アフリカに興味のある方に、何かしらお役に立つことが盛り込まれていたら嬉しいです。

2005年7月26日
※前回投稿分の続きです。

もうこのワークキャンプも残り3日となってしまった。
大丈夫?ちゃんとやり残すことなく過ごせているだろうか。

今は、これからの課題がたくさん見えているだけで、早く日本に帰ってこの課題を片付けたいって思っている。これをこっちで少しでも片づけて帰れたらいいのになぁ。
まだアフリカの問題の核心に触れられていない気がする。(前半にワークキャンプの一環でやっていた)ディスカッションとかがないせいか、ワークキャンプの後半からは、メンバー同士が仲良くなって楽しむことの方が大きくなっている気がする。いろんなことを考えてはいるんだけれど、来る前に考えていた内容とは全く違うことを考えている。
「アフリカの貧困をどう助けられるのか?」

分かったことは、人々はそこまで発展していないわけじゃなくて、コンピューターやテレビ、携帯電話が入り混じりながら、それでも一方で水道や電気のない生活を送ったりして、本当に何もないところからグローバリゼーションの影響が入ってきている段階だということ。
日本のモデルは常にアメリカで、アメリカの生活スタイルをどんどん取り入れて発展してきた。だから今は発展しきっていて、逆にリサイクルや、日本の文化を振り返る段階に入ってきている。では、アフリカ、例えばタンザニアの人々のモデルは何なんだろう?どのような国になりたいのか?本当に開発を望んでいるのか?このことについて、ディスカッションできたらいいな。

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