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他人評価軸から、等身大の私を好きになる幸せな自分軸へ


北海道出身、フィンランド留学、国際恋愛を経て、現在は東京でデジタルマーケターとして働く、ICORE一期生の飯田菜々さん。周りに合わせて生きて、気付いたら、自分の幸せを他人任せにしていたと語る菜々さんが、他人評価軸から自分軸に変わるまでの道のりとこれからをインタビューしました。



みなさん、自分軸で生きられていますか?


常に忙しく情報過多の現代、協調性が重んじられる日本社会だからこそ、ついつい周りからの目を気にしてしまったり、自分優先で考えられなくて、気づいたら他人軸で生きていたりなんて人も多いのではないでしょうか。


そうはいっても何からはじめたらいいの?と自分軸で生きたいと思いながらも、なにをしたらいいのかわからない人も多いはず。この記事は、菜々さんの他人評価軸から自分軸に変わるまでのきっかけや道のり、そして自分軸で生きるために心掛けていることをまとめ、自分軸で生きたいと願うあなたへ、きっかけやヒントになればという想いを込めて記事にしました。



他人評価軸で生きていた自分から、ありのままの私を愛し愛され自分軸での生き方へ

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---ライフチャートを見せてもらったのですが、常に幸福度の振り幅が多いですね!

本当にそうですよね!…ライフチャート前半は上がり下がりが少なく、後半になるにつれて、すごく落ち込むことも、すっごく嬉しいこともあり、振り幅が大きくなっているなぁと自分で振り返って思いました。


---その振り幅の大きさに理由はありますか?

そうですね…前半は他人軸で生きていたなぁと思っています。他人軸で生きていた時って、自分の人生を人任せにしていたような気がしています。

だから嬉しいこともどこか自分ごとに思いっきり喜べなかったり、嫌なことがあっても心のどこかで他の誰かや環境のせいにしていたり…なので前半は幸福度の振り幅も小さかったと思っています。

すべて自分の責任だと自分軸に生きられるようになった後半は、感情の揺れ幅も大きくなり、上手くいかないと感じた時は、時が解決してくれると待つのではなく自分でどうにかしようと、行動の幅も大きくなりました!



他人軸から自分軸に変わった人生のターニングポイント

20歳のとき自分の自己肯定感がガクッと下がった瞬間から、自己肯定感が一気に上がったフィンランド留学。ここが私にとってのターニングポイントです。


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その前は基本的に他の人の顔色をうかがいながら、嫌われないようにという感情で、相手の求めていることを、自分で探りながら生きていました。接する相手によって自分を器用に変えて、誰からも認められたいと思っていて。

そんな他人評価軸で生きていた結果、当時お付き合いしていた彼と『いい子すぎてつまらない』の一言でお別れすることに。そのときに、今まで自分の意見を押し殺して、人に合わせて生きてきたこと、気付いたら自分の個性を見失い、色の無い人間になってしまっていたことに気付きました。

そこでみんなには好かれるけれど、誰かの一番にはなれない自分にコンプレックスを抱えるようになっていました。



---なるほど…そんな自己肯定感が低いまま行ったフィンランド留学で一気に上がった自己肯定感と幸福度の理由がとても気になります。その理由を教えてください。


『偽らなくても、ありのままで愛されていいんだ』と腑に落ちたことが一番の理由です。

フィンランドに行ってみて感じたことは、日本とは違って、個性を主張したり、自分の意見を言ったりしないと存在価値がないということ。

学校の授業でも、積極的に手を上げて意見を主張しないと出席とみなされなかったり、友達と話していても頷き同調しているだけだと、その場にいる空気のようなものだと思われてしまったりすること。そこで自分の思っていることや価値観とか意見をはっきり言葉にして主張しなければいけないという立場にはじめて置かれました。


最初は、なかなか自分の意見を上手く言葉にすることができなかったり、そもそも自分の意見を持つということが難しかったりしたけれど、1年間フィンランドで過ごす中で慣れていきました。周りと違う意見を持つことを恐れず、自分の秘めていた想いや内なる感情に向き合い表現していくことで、飾らない等身大の自分を受け入れてくれる友達がたくさんできました。


そのときに私って人の顔色をうかがって自分を押し殺さなくても、好かれていい人間だなと思えました。そんな時期に、今のフランス人の彼との交際がスタートし、私は私のまま、等身大のままで愛されていいんだと、愛される価値があると思えたり。いい子すぎると過去に言われたけれど、そんないい子であるということも私の個性の一つであり、私の取り柄の一つとして捉えられるように変化したことが、私にとっての転機でした。

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---彼との出会いで変わったことはありますか?

周りと違う行動をしたり意見を主張したり、チャレンジを恐れなくなりました。彼はいつもありのままの私を受け入れてくれます。

たとえ彼と意見が全く違っても、どんな意見も、何をしていても、私のことをそのまま受け入れてくれる彼と一緒にいると安心して、私は色んなことにチャレンジできるように。なにがあっても味方でいてくれるクッション的存在って、こんなにも私を強くしてくれるんだぁと感じました。彼が与えてくれる安心感がどんな時も支えになっています。


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自分軸で生きるために

---自分らしくいるために意識していることはありますか?

私のビジョンやミッションに通じているのですが、まずは『自分を自分で満たすこと』心の平穏や幸せを他人任せにせず、日常の中で自分を自分でご機嫌にすることをとても大切にしています。


---わぁ〜私も同じような想いがあり、大共感です!菜々さんが自分の心を自分でご機嫌にするために心掛けていることを教えてください。

『スケジュールをパンパンにしないこと』

友達や人と会うことも大好きで、そこでもらう刺激も大切。一方で、自分との対話の時間を持たないと、なんかどこかで窮屈に感じてしまうなと思っています。

なので土日のうちどちらかは予定を空けたり、平日の夜寝る前1時間は全ての通知をオフにしたり、ひとりになれる時間を大切にしています。

そしてリラックスして心に余白をつくれるように、好きな香りのアロマを焚いたり、季節のお花を飾ったりなど、おうちの中でちょっと丁寧な暮らしをして、自分自身と向き合い会話する時間を設けることは心掛けています。



▽リラックスタイム♡アロマ空間アドバイザーの資格もお持ちの菜々さんのおうちでのひとときが素敵!見ているだけでも癒されます❤︎

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お話を伺いながら、今は自分らしく生きて素敵な菜々さんも、葛藤しながらも一歩ずつ積み重ねて、他人軸から自分軸に変わっていったんだなぁと感じました。そんな菜々さんだからこそ、お聞きしたいことがあります。


---他人軸に生きるひとに、菜々さんの考える今からできる第一歩はなんだと思いますか?

なるほど、すっごくいい質問ですね。『過去と未来を一旦切り離して今を楽しみ、心に余白を持つこと』かなと思っています。

他人軸で生きてしまう人は、自己肯定感がない人や自信がないひとが多いと思っています。その自信のなさはどこから来るんだろうと考えたときに、過去の失敗や後悔だったり、このままでいいんだろうかという未来への漠然とした不安からだったりすると思っていて、その自信のなさをカバーするために、結局周りに認められたいという他人評価軸で生きてしまう人も増えていると思っています。

なので変えられない過去、どうなるかわからない未来への不安は一旦切り離して、今を生きること。

他人と比較してできないこと、持っていないものに目を向けてもキリがないし、いつまでも満足出来ない。今自分がコントロールできる範囲のこと、今ある自分のスキルや周りの人、今に目を向けることで、自然といい意味で力が抜けて、心にゆとりが持てて、『こうでなくちゃいけない』というあるべき論に縛られず、自分の心の声を聴けるようになるのかなと思っています。

それが私の考える日常の一瞬一瞬を大切に、楽しむというマインドフルネスの考えに近いと思っています。




▽菜々さんの自己理念と今後の活動に注目!

HUG yourself first, then share love with others.

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---ICOREを通して言葉にした自己理念にどんな想いを込められていますか?

まずは自分自身のありのままの姿を抱きしめてあげる、愛してあげる、自分の弱いところも嫌なところも認めてあげること。そして自分の心が満たされた後に、その愛を他の人とシェアしてあげようという想いを込めています。まずは自分自身のご機嫌をとることをビジョンとして掲げています。


---最後に今ワクワクしていることを教えてください!

今の現在、ライフチャートをみてもらうと上昇中!自分の人生を振り返ってみると、自分に大切なものはマインドフルネス、今この瞬間を楽しむこと、今あるものに感謝することだと思っています。

日常の生活の中で心の余白を大切にし、等身大の自分を好きになって、幸せになる人を増やしたいという想いが日に日に強くなっています。その想いをカタチにしていく現在ICOREでのDoing講座や伝える手段のサービスを考えることが楽しく、とても今ワクワクしています!





インタビュアーから。

今回菜々さんのインタビューを担当させていただきました、同じくICORE一期生の中田果です。

まずは最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

菜々ちゃんと私は自己理念の想いも近いものがありましたが、インタビューしていく中で、似たような過去や経験があったり。そんな私たちはお互い共感ポイントがたくさんで、話していてとっても楽しかったです♪同じ想いを持つ菜々ちゃんのこれからの活動を楽しみに応援!そしていつか一緒に活動してみたいという私の新たな夢も芽生えた、しあわせなインタビュー時間でした♪あらためて菜々ちゃんに感謝です❤︎


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