教員採用試験〜教員の質が下がる訳〜


令和3年度、教員採用試験を受けた。
結果、一次試験合格。

自己採点では  専門教養40点
        教職教養56点

自己採点で落ちたと思ったので、さあ夏休みどこへ行こうかとワクワクで満ちていた。
しかし、結果は合格。
もう世も末だと思った。こんな人間が将来を担う子どもたちにものを教えてはダメでしょ。
ふるいの目荒くないですか。


専門教養の過去問は、解いても解いても20点〜40点の間。
絶対受からない。受かってはいけない。
だから、小学校ではなく特別支援学校で受験した。
特別支援学校の問題は、障害についての専門知識が20点分。この分野だけは、過去問は全て満点だった。
こっちなら受かる可能性があるかな。いや、ないでしょ。

教職教養は、試験当日の朝の電車の中で、人から譲り受けたテキストをパラパラ見ただけ。
受かるはずがない。

試験開始。
試験会場に時計があるかと思ったら、なかった。
とりあえず、得意な障害、国語、音楽の問題をしっかり問題文を読んで解いた。
体育、数学、図工は、とりあえず問題は読むが消去法。
英語、理科、社会は問題読まずにマーク。
時計がなく、残り時間が分からないため、とりあえずマーク。
その後、問題文読むが、まあ解けません。

小論文。
発達障害とかテーマに沿った小論文は練習で2回くらい書いた。
課題背景→実体験・具体的な取り組み→まとめ で構成するんでしょう。
私は、過去問を見たことがなかった。
だから、当日試験問題を見て、自分の思っていた形式と違ったので、今年から形式が変わったのだと思った。
その結果、練習してきた文章構成を無視した。
課題背景なんて書かずに、最初から最後まで具体的な取り組みを書いた。
そして、時計がないので、とにかく急いで書いた。誤字脱字はチェックしたが、きれいとは言い難い出来。
正確な時間は分からないけど、たぶん20分くらいで書き上げたと思う笑
隣や前の受験生は、私が書き終えた時まだ半分くらいだったから。

倍率は4倍。なぜ?なぜ通った?
小論文の評価が重視されると聞いてはいたが、それにしてもひどすぎる。
大丈夫か、日本の教育。

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